9 理数科

  • 2018年12月14日(金)

    理数科朝礼(12月) 

    12月13日(木),12月の理数科朝礼が行われました。理数科3学年そろっての朝礼は今回が最後になります。

    3年生のスピーチ。自分の経験を元に,進路が決定しても気を抜かないように!と語ってくれました。DSC_0080-2

    2年生のスピーチ。

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    1年生のスピーチ。

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    理数科主任の若松先生のお話。「ビタミンを最初に発見したのは日本人の鈴木梅太郎なのですが,世界的にはそうは思われていません。それは発表された論文が日本語で書かれていたからです。科学の世界でも英語は大事なのです!」

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    3年生にとっては最後の理数科朝礼でした。これまで課題研究等で多くの成果を上げ,その経験を元に多くのことを後輩達に伝えてくれました。

    後輩達は先輩方の後ろ姿を追いかけ,成長しています。そして颯爽と追い抜いていくのでしょう。

    そうやって国分高校理数科の今の活躍があります。

  • 2018年12月13日(木)

    理数科の課題研究に「情報班」誕生!

    理数科の1年生の課題研究は,班分けが終わり,これまでの物理・化学・生物・地学に加えて,数学班と情報班が新たに立ち上げられました。現在は「GS(グローカルサイエンス)」の時間を中心に,研究テーマの決定に向けて活動しています。ちなみに情報班はプログラミングについて学び,アプリの開発等に挑戦するそうです!

    12月11日(火),情報班の生徒5名が,お隣の第一工業大学を訪れ,プログラミングによってどんなことが可能なのか等についてご指導いただきました。IMG_0055-2

    集積回路等も見せていただきました。みんな興味津々ですね。

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    さあどんな研究になるのでしょうか。情報班の皆さん,頑張ってください!

  • 2018年11月19日(月)

    バイオ甲子園 優秀賞(2位)受賞!

    11月17日(土),熊本市の国際交流センターで行われたバイオ甲子園2018の最終審査に,理数科サイエンス部の生物班が出場しました。最終審査には書類審査を勝ち抜いた9研究が出場。

    昨年はエンマコガネの研究をした現3年生が最終審査に残れず悔しい思いをしました。今回はそのリベンジを果たすべく,国分高校として3年ぶりの最優秀賞を目指して大会に臨みました。

    テーマはヤクシマエゾゼミの研究。

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    発表もわかりやすく,質疑応答もほぼ完璧でした。

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    審査結果を待つ間に,ポスターを使ってお互いに発表しあい,主に九州各県から参加した他校の生徒と交流を深めることもできました。DSCN0408-2

    さあいよいよ表彰式です。

    結果は優秀賞(2位タイ)! 最優秀賞を逃したのは残念ですが,強豪ひしめく大会での優秀賞は胸を張れる結果です。ちなみに最優秀賞は同じ鹿児島県から出場した市来農芸高校。ベスト3に鹿児島県勢が2校入るという結果になりました。

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    閉会式後の記念撮影。いい顔をしています。

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    バイオ甲子園2015では,ノコギリクワガタの研究をした先輩方が最優秀賞を受賞しています。また来年,それに続けるよう挑戦して欲しいと思います。

    ※写真は,バイオ甲子園事務局から提供していただきました。ありがとうございます。(バイオ甲子園HPもぜひご覧ください。http://www.biotech.gr.jp/kousien/2018/20181117report.pdf

  • 2018年11月12日(月)

    理数科朝礼(11月)

    11月8日(木),12月の理数科朝礼が行われました。

    3年生のスピーチ。読売学生科学賞での受賞を題材に,諦めずに根気強く続けることの大切さにについて語りました。DSC_0727-2

    2年生のスピーチ。課題研究について県大会での成果や反省点について語りました。DSC_0732-2

    1年生のスピーチ。県大会の見学を通して学んだことや,自分たちの番となる来年に向けての意気込みを語りました。DSC_0735-2

    理数科主任の先生から。

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    生徒指導の先生からも,理数科の活動や学校生活について激励をいただきました。DSC_0740-2

    理数科朝礼に3年生が参加するのもあと1回となりました。

  • 2018年11月05日(月)

    日本学生科学賞 鹿児島県審査 表彰式

    11月4日(日),日本学生科学賞鹿児島県審査の表彰式が行われました。日本学生科学賞は読売新聞が主催し,今年で62回目を数える日本で最も歴史のある科学コンテストです。今年は3年生の生物班と化学班が応募しました。

    生物班,「大隅諸島のエンマコガネの研究」,鹿児島県知事賞!

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    化学班,「ムペンバ効果の研究」,鹿児島県教育委員会賞!

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    初挑戦で受賞した化学班は,これまで県の発表会等でも入賞できずにいましたが,3年生になってからもコツコツと研究に磨きをかけ,嬉しい初受賞となりました。1541594054835-2

    両班の皆さん,おめでとうございます。両研究はこれから全国審査に進みます。

  • 2018年11月05日(月)

    今年も快挙!県高校生徒理科研究発表大会 報告

    11月2日(金),鹿児島県高等学校生徒理科研究発表大会が鹿児島市の宝山ホールで開催され,理数科2年生36名が物理・化学・生物・地学の4部門に分かれて出場しました。

    化学班の発表の様子。もみ殻からバイオエタノールをつくるぞ!という研究です。

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    地学班の発表の様子。蒲生川で見つかった貝類の化石を詳細に調べることで錦江湾奥部地区の隆起と沈降を見つけ,活断層が存在する可能性を指摘しました。DSC_0179-2

    生物班の発表の様子。近縁種から350km離れて隔離分布するヤクシマエゾゼミの種分化について,九州でたびたび起こった巨大噴火との関係から考察しました。DSC_0191-2

    ※物理班の発表の写真がなくて申し訳ありません。

    表彰式の様子。

    物理班,最優秀賞!グリーンフラッシュの発生のメカニズムを解明するという研究で,物理部門を制しました。DSC_0194-2

    化学班,優秀賞3位!残念ながら最優秀賞は逃したものの,九州大会出場権を勝ち取りました。DSC_0196-2

    生物班,最優秀賞!参加数の最も多い激戦の生物部門を制し,昨年のリベンジを果たしました。DSC_0197-2

    地学部門,最優秀賞!こちらもまれに見る激戦でした。喜びもひとしおです。

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    結果として,4部門中3部門で国分高校が最優秀賞を獲得するという過去最高の成績となりました。その結果,2019年8月に佐賀県で行われる全国総文祭の自然科学5部門(ポスター部門含む)の内,3部門に国分高校が出場することになります。これはなんと3年連続です!さらに九州大会には4班全てが出場することになり,これは国分高校としても初めてのことになります。DSC_0206-2

    今年からSSHもスタートし,8月にはSSHの全国大会(SSH生徒研究発表会)で最高賞を受賞するなど国分高校の勢いが加速しています。理数科では4つの班がお互いに刺激しあい,弱点を指摘しあって全体のレベルが上がっているのを感じます。県大会での過去最高の成績も不思議なことではありません。これからますます研究のレベルを上げ,九州,全国の舞台で活躍してください!

  • 2018年10月15日(月)

    国分小学校に出前授業!

    10月13日(土),理数科2年生15名が,お隣の国分小学校に出前授業に出動しました。教室と屋外に計4つのコーナーを設けて,演示実験を行ったり,しくみについて説明したりしました。

    こちらは液体窒素の実験のコーナー。バラの花が粉々に砕けると,オーッという歓声が上がっていました。CIMG0905-2

    凍らせたマシュマロも大人気でした。

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    こちらは蓄音機実験のコーナー。紙コップにとりつけた針でレコードをなぞると…,音楽が流れます。不思議ですよね。

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    この教室には生き物に関する3つのコーナーがありました。こちらはカブトムシの幼虫に触ってみようというコーナー。demae-2

    おっかなびっくりではありましたが,多くの児童がカブトムシの幼虫を手に乗せることができました。中には初めて!という児童もいたようです。CIMG0960-2

    こちらはコオイムシやタイコウチ等の水生昆虫に触ってみようというコーナー。ちなみにこれらの水生昆虫は学校で飼育しているものではなく,私物です。さすがは理数科!CIMG0928-2

    こちらは世界の昆虫の標本コーナー。児童たちは巨大なヘラクレスオオカブトやコーカサスオオカブトに興味津々でした。

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    最後は屋外で行われた火山噴火の実験コーナー。コーラとメントスを使って行う火山噴火のモデル実験です。

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    さあ,うまくいくかな?

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    このあとブシューッと“大噴火”が起こり,歓声が上がりました。

    国分小学校の皆さん,出前授業はいかがでしたか?また機会があればお邪魔させてください。

    理数科2年生の皆さん,お疲れ様でした。

  • 2018年10月01日(月)

    理数科プレゼンテーション講習会

    9月28日(金),理数科2年生に対してプレゼンテーション講習会が開かれました。講師は群馬工業高等専門学校助教授の柴田恭幸先生。

    5限目は班ごとに研究発表。中間発表からの1週間で1段進歩しています。写真は物理班。P9280056-2

    6限目は柴田先生が各班を回り,スライドの構成やレイアウト,論旨の展開等についてアドバイスをしてくださいました。写真は化学班。P9280075-2

    生物班。

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    地学班。

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    最後に講義。発表用スライドの作り方の基本から,発表の際の注意点まで細かく教えていただきました。P9280100-2

    約1ヶ月後の県の発表会を前に,とても有意義なプレゼン講習会となりました。柴田先生,ありがとうございました。

  • 2018年09月25日(火)

    理数科課題研究 中間発表会

    9月21日(金),理数科サイエンス部が行っている課題研究の中間発表会が行われました。

    今年は同日にSSH運営指導委員会が行われるため,鹿児島大学や県立博物館の運営委員の先生方にも発表を見ていただきました。中間発表会とはいえ,聴衆(理数科1・2年生)と審査員の数は県大会本番の2倍くらいになり,発表した2年生はかなり緊張したようです。写真は物理班。

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    質疑応答の時間には先生方からも生徒からも鋭い質問や指摘がありました。こうやってみんなで研究を練り上げていく体制が国分高校の強みです。DSC_0225-2

    化学班の発表の様子。

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    生物班。

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    地学班。

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    発表会終了後,会場を会議室に移して国分高校SSH運営指導委員会が行われました。

    SSH主任から運営指導委員の先生方に概要説明。

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    運営委員の先生方,国分高校SSHの発展に向けてご指導をよろしくお願いします。

  • 2018年09月18日(火)

    理数科朝礼(9月)

    9月13日(木),9月の理数科朝礼が行われました。

    3年生のスピーチ。先日のSSH生徒研究発表会での受賞にも触れ,「部活との両立に苦労しながらも課題研究を頑張ってきて本当によかったです。皆さんもこれから頑張って!」と後輩たちにエールを送りました。DSC_0236-2

    2年生のスピーチ。中間発表目前(8日後)となった課題研究への意気込みを語りました。DSC_0243-2

    1年生のスピーチ。「8月に佐賀県で行われた理数科大会を見学に行きました。これから自分たちもこんな大きな舞台で発表するんだ!と思うとちょっと緊張しました。先輩方のように入賞できるように頑張りたいと思います。」DSC_0245-2

    理数科主任の若松先生のお話。

    理数科を有する山口県の山口高校の取り組みを紹介したプリントを配布し,「国分高校からも日本や世界で活躍するリーダーが育ってほしい!志を高く持って高校生活を送ってください。」と話されました。DSC_0250-2

  • 2018年09月13日(木)

    サイエンス部が鹿児島県教育長・鹿児島県知事等を表敬訪問!

    SSH生徒研究発表会で文部科学大臣表彰を受けた2人が,鹿児島県の東條教育長,三反園知事を表敬訪問しました。

    8月29日(水),県庁の教育長室を訪れ,発表会で使ったポスターで東條教育長に研究内容を説明しました。DSC_0386-2

    研究内容にも興味を持ってくださり,色々と質問をしてくださいました。東條教育長,お忙しい中お時間を作っていただきありがとうございました。DSC_0390-2

    「県庁の18階は眺めがいいよ」という噂を聞き,行ってみました。桜島と錦江湾を一望できる抜群の展望は一見の価値あり!DSC_0398-2

    9月10日(月),三反園県知事を表敬訪問しました。

    三反園知事にもポスターを使って研究内容を説明しました。報道の方たちがたくさんいてとても緊張したようです。20180910_133356-1008x567ー2

    反対側から見るとこんな感じです。これは緊張するなという方が無理ですね。20180910_133259-1008x567ー2

    三反園知事と記念撮影。

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    一旦終わったものの,「進路はどうするの?」と話が盛り上がり,予定の時間をだいぶオーバーしました。三反園知事,ありがとうございました。20180910_134627-1008x567ー2

    その後は,まさかの「囲み取材」!KTS,KKB,MBC,南日本新聞,読売新聞等のカメラとマイクが並びました。どこを見たらいいのかわからなかったそうです。20180910_135239-1008x567

    昨年7月のサイエンス研修やエンマコガネのDNA解析でご指導いただいた鹿児島大学農学部の津田先生,坂巻先生にも受賞の報告に行きました。国分高校サイエンス部の研究をずっとサポートしていただいています。今後ともよろしくお願いします。

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    同じく鹿児島大学理学部の内海先生にも報告に伺いました。1月の九州大会の前には,研究内容や発表についてアドバイスを頂きました。今年から始まったSSHでは運営指導委員も引き受けてくださいました。これからもよろしくお願いします。

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    何だか実感のなかった2人も,そろそろすごいことをやってのけたという実感が湧いてきたのではないでしょうか。

  • 2018年09月05日(水)

    中学生の一日体験入学

    8月23日(木),中学生の一日体験入学が行われました。当初は22日(水)の予定でしたが,台風の影響で23日に順延して実施されました。

    体育館での生徒向けの説明会では,司会・進行も含めて,ほぼ全てを生徒会が中心となって企画・運営しました。写真は音楽部による演奏のパフォーマンス。DSC_0222

    学校の概要説明に加えて,理数科生徒による理数科とSSHについての説明もありました。興味を持ってもらえたでしょうか。DSC_0233

    同時進行で行われた保護者向け説明会(被服室)。こちらでも従来の学校概要説明に加えて,SSHに関する説明も時間をかけて行われました。DSC_0234

    体育館での説明会のあとは体験授業。事前の希望調査をもとに,14の講座に分かれて各教室で行われました。

    こちらは理科の化学の授業「電気分解」。理科では他に「DNAの抽出」など計3講座が開講されました。DSC_0250

    地歴公民科の日本史の授業「国分タイムスリップ」。地歴公民科では他に「大航海時代のエピソード」が開講されました(計2講座)。DSC_0257

    国語科のこの講座のテーマは,「百人一首を味わう」。国語科では他に「日本の古典」等,計3講座が開講されました。DSC_0259

    数学科は,「高校入試を解こう!」というテーマで3講座。

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    英語科は「高校英語を体験しよう!」というテーマで3講座。中学生の皆さん,いかがでしたか?DSC_0267

    同時進行の保護者説明会では,卒業生(男子1名,女子2名)による体験発表も行われました。DSC_0271

    体験授業と保護者説明会終了後は,部活動見学と並行して,被服室で理数科説明会が開かれました。

    理数科説明会では,中国・四国・九州理数科大会で地学ポスター部門最優秀賞を獲得した地学班が,天降川の旧河道の研究を発表しました。中学生,保護者の皆さんが興味津々で聴いています。DSC_0273

    同時進行の部活動見学では,活動場所にイスが準備され,多くの中学生が練習の様子を見学しました。写真は体育館ステージ上のダンス部。DSC_0279

    こちらは2年1組の教室で行われた演劇部の様子。この日のために準備した寸劇を披露しました。DSC_0281

    理数科説明会の質疑応答タイム。中学生から多くの質問が飛び出し,楽しい説明会になりました。DSC_0294

    説明会終了後は,先日のSSH生徒研究発表会で文部科学大臣表彰を受賞した生物班のメンバーがエンマコガネの研究を簡単に紹介。被服室後方に掲示されたポスター前に人だかりができました。DSC_0301

    台風で一日順延となったものの,多くの中学生・保護者の皆さんが参加してくださり,有意義な体験入学になったと思います。

    ご参加くださった皆様ありがとうございました。

    企画・運営に関わった生徒会役員,音楽部,サポートメンバー,理数科3年生,卒業生の皆さんお疲れ様でした。

  • 2018年09月04日(火)

    霧島市教育長・霧島市長表敬訪問

    8月21日(火),SSH生徒研究発表会に出場した理数科3年生の永田さんと牧瀬さんが,文部科学大臣表彰の報告のため,霧島市の瀬戸上教育長と,中重市長を表敬訪問しました。楠元校長と濵田SSH主任,大会に同行した1年生2名と2年生1名も一緒に訪問しました。

    瀬戸上教育長はとても気さくな方で,今後も頑張ってください,と激励のお言葉をいただきました。DSC_0219-2

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    市長室に移り,中重市長にエンマコガネの研究を紹介。SSH生徒研究発表会で使用したポスターを持参しました。DSC_0236-2

    中重市長もとても気さくな方で,ずっと笑顔の表敬訪問となりました。これからも国分高校をよろしくお願いします。DSC_0239-2

    その後,同じ部屋でFMきりしまの収録。インタビューでは受賞の瞬間の気持ち等をたずねられ,笑顔で答えていました。楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。DSC_0244-2

    次は1・2年生が大きな賞を受賞して,また表敬訪問に伺います。

    霧島市役所の皆様,お忙しいところありがとうございました。

  • 2018年08月31日(金)

    2冠達成!中国四国九州理数科大会報告

    8月16日(木)~17日(金),佐賀県の佐賀市文化会館で,中国・四国・九州理数科高等学校課題研究発表大会が開催されました。国分高校からは,3年生の6班がポスター部門に出場しました。

    8月16日(木)。貸し切りバスで移動して昼頃佐賀に到着し,午後は早速ポスター発表。

    地学班の発表の様子(審査中)。天降川の旧河道の研究。

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    数学班の発表。ルービックキューブの研究。発表にもだいぶ慣れ,キューブを通した交流もあったようです。20180816_140759-2

    物理波動班の発表(審査中)。円環に張られた星形五角形の免震性の研究。

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    化学班の発表。ムペンバ効果の研究。入賞は逃したものの,ムペンバ効果に関する斬新な考察は多くの方から高い評価をいただきました。20180816_142407-2

    物理貝殻班の発表。貝殻から聞こえるゴーッという音の研究。

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    生物班の発表。大隅諸島のエンマコガネの研究。

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    ポスター発表終了後,会場を移しての生徒交流会の様子。くじで班に分かれて,軽食,マシュマロチャレンジ等で他県の高校生達と交流を深めました。各班には「唐津城班」,「ムツゴロウ班」等,佐賀の名物の名前がつけられていました。

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    かなり盛り上がり,アドレスの交換をした班もあったようです。あっという間の1時間でした。

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    8月17日(金),午前中と午後の1時間はステージ発表が行われ,鹿児島県からは錦江湾高校が出場しました。鹿児島県では理数科を持つ2校で交互に出場します。

    中国・四国・九州16県の代表17チーム(開催県は2校)の発表は見応えがありました。質疑応答も盛んに行われました。

    審査時間を兼ねた1時間のポスター交流会を経て,いよいよ表彰式。

    結果は,ポスター5部門(物・化・生・地・数)のうち生物と地学の2部門で最優秀賞を受賞しました。2冠達成は国分高校だけ!。20180817_160758-2

    入賞できなかった班は残念でしたが,発表を通して色々な手応えを感じることができたと思います。見学のため同行した1・2年生にも大きな刺激になったことでしょう。20180817_163055-2

    夕方,バスで宿舎の雲仙に向かう途中,諫早干拓の潮受け堤防を見学。短時間ではありましたが,諫早干拓が今も抱える様々な問題についても学習しました。20180817_183439-2

    8月18日(土),雲仙ジオパーク関連の施設等を見学しました。最初に訪れたのは旧大野木場小学校。平成3年6月3日の火砕流では報道関係者を中心に43名の方が亡くなりました。この大野木場小学校は火砕流の教訓を忘れないための遺構として保存され,となりには火砕流に関する展示館・学習館がつくられています。後ろにそびえているのが火砕流を引き起こした普賢岳(ふげんだけ)です。20180818_085017-2

    「がまだすドーム」では,動画で火砕流について学習しました。駐車場からは普賢岳を始めとする雲仙の山々と,その右手前には江戸時代(1792年)に山体崩壊で麓の島原の街を襲い(島原大変),対岸の熊本に甚大な津波被害(肥後迷惑)をもたらした「眉山(まゆやま)」が見えています。

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    雲仙ジオパークでの学習を終え,オーシャンアローで島原から熊本へ。雲仙・眉山が見送ってくれています。20180818_175657-2

    3年生にとっては,これで課題研究の発表会は終了。随分いろんな所に行き,いろんな大会に出ましたね。お疲れ様でした。

    これからは頭を切り替えて生活を学習にシフトし,進路決定に向けてひたすら頑張っていきましょう!

  • 2018年08月29日(水)

    1年目での快挙!SSH生徒研究発表会で文部科学大臣表彰!

    長野県で行われた全国総文祭と時を同じくして,8月8日(水)~9日(木)の2日間,神戸(神戸国際展示場)ではSSH生徒研究発表会が開催されました。全国のSSH指定校204校+経過措置4校の計208校,さらに海外招聘校26校の代表が出場する大きな発表会で,SSH指定1年目の国分高校からは理数科サイエンス部生物班の永田梨奈さんと牧瀬桃香さんが「大隅諸島のエンマコガネの研究」を発表しました。

    1日目はポスター発表。物理,化学,生物(動物),生物(植物),地学,数学の6分野に分かれて審査が行われました。P8100050-2

    最初は緊張もありぎこちない発表でしたが,だんだんと緊張も解け,自分たちの研究の面白さを自信を持って発表できました。P8100056-2

    左のサブポスターには,結果の比較のために先輩方の研究を載せました。右のサブポスターは,エンマコガネ5種のDNAの塩基配列を一覧にして比較しています。前のテーブルにはエンマコガネの標本も展示していますね。P8100058-2

    1日目のポスター発表の結果,国分高校サイエンス部生物班は,生物(動物)部門の1位に選ばれ,部門の代表として2日目のステージ発表に進むことになりました。もちろんそれを想定してパワーポイントのスライドは準備していましたが,完全に準備不足,練習不足だったため,「どうしよう…」という気持ちの方が強かったようです。その夜は引率の先生方や同行の1・2年生の協力をもらってスライドや説明の修正,発表練習,質疑応答の練習が遅くまで続きました。

    2日目,各部門の代表6校のステージ発表。発表校とタイトルは発表順に次の通り。

     福島県立福島高校「プラズマによる流体制御の研究」(物理),東京都立小石川中等教育学校「スライムを用いた偏光フィルムの作成」(化学),千葉県立船橋高校「ブレスレットモデルを用いたルカ数列の拡張」(数学),鹿児島県立国分高校「7300年たっても立ち直れない?~幸屋火砕流が大隅諸島のエンマコガネに与えた影響~」(動物),名古屋市立向陽高校「ユリの花粉管誘導2~誘導を無視して伸びる花粉管の謎~」(植物),横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校「地球影~誰彼刻を追ふ~」(地学)

    さあ国分高校の発表が始まりました。前半を牧瀬さん,後半を永田さんが担当しました。P8110078-2

    ステージの左右の大画面にスライドが写しだされます。

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    先生方から「現段階で全国ベスト6は1年目の成果としては十分!あとはこの大舞台を楽しんでおいで。」と送り出された2人は,気負うことなく落ち着いてしっかりと説明することができました。

    質疑応答では,多くの質問が出され,皆さんが興味を持ってくれたことがうかがえました。次から次に飛び出す質問に,時にはユーモアも交えながら,落ち着いて的確に答えていきました。質問は途切れることはなく,最後は時間で打ち切られました。

    昼食をはさんでの結果発表。

    いくつかの賞が発表され,いよいよ最高賞の発表。ドラムロールに続いて,「文部科学大臣表彰は…,」一呼吸おいてコールされた学校名は,「鹿児島県立国分高等学校!」(下写真)。

    その瞬間を写した動画には,「エーッ」と生徒達よりも喜ぶ引率の先生の声がとらえられていました。

    発表した2人は,うれしさよりも驚きの方が強く,しばらくの間放心状態だったようです。

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    表彰式の様子。昨年度から準備をして国分高校のSSH指定を実現し,今も力強く発展に向けて推進するSSH主任の濵田先生もステージに上がりました。P8110112-2

    ステージ両側の巨大スクリーンには国分高校の3人の姿が大きく映し出されました。SSH指定1年目での最高賞受賞は,過去に例のない快挙です。

    全国総文祭の報告のページで「全国制覇は後輩達が」,と書きましたが,同じクラスの仲間が意外と早く実現してくれました。IMG_3132-2

    ステージ発表を行った6校のメンバー全員で記念写真。こうやって見ると,文部科学大臣表彰の賞状はひときわ大きいですね。IMG_3146-2

    全ての日程を終えて,ポスター撤収後に記念の1枚。同校した理数科2年生1名,普通科2年生1名,普通科1年生2名は,様々な面で3年生をサポートをするとともに,他校の優れた研究発表を聞いて多くのことを学びました。学校名が書かれたボードは記念に(1年生が)持ち帰りました。

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    さあ1・2年生の皆さん,来年この結果を超えるのはちょっと難しそうですよ。でも並ぶことはできます!2連覇,3連覇を目指して頑張ってください。

  • 2018年08月24日(金)

    全国総文祭(長野大会) 出場報告① 自然科学部門

    8月7日(火)~9日(木),長野県茅野市において,全国総文祭自然科学部門が開催されました。国分高校からは物理波動班,生物班,地学班の3班10名が出場しました。

    会場となった諏訪東京理科大学は標高800mの高原にあり,周囲には自然がいっぱい。キャンパス内は鹿児島では聞くことができないエゾゼミの声に包まれていました。20180809_014447-2

    1日目,地学班の発表の様子。やや緊張しているものの落ち着いて発表できました。20180807_153606-2

    質疑応答の様子。実際のハザードマップを使って質問に答えていました。発表会場(地学部門)全体はこんな感じです。オレンジのポロシャツを着ているのは長野県のスタッフの方達です。20180807_154652-2

    生物班の質疑応答の様子。1日目の最後の発表でした。

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    この日の宿舎はさらに標高が高くなり,約900m。とても涼しくてびっくりしました。夜,街灯の下を探すと大きなミヤマクワガタが!さすが長野県です。20180807_212450-2

    2日目,物理波動班の質疑応答の様子。

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    台風の影響で飛行機が飛ばなくなる可能性が高くなり,午後の野外巡検と翌日の表彰式を諦めて,国分高校勢は長野をあとにしました。20180808_081453-2

    翌日,審査結果の報告がありましたが,残念ながら3班とも入賞はなりませんでした。とはいえ多くの時間とエネルギーを使って本気で準備し,全国大会という大きな舞台を経験できたことは人生において大きな一歩です。この経験をこれからの人生にぜひ生かして欲しいと思います。全国大会入賞,全国制覇の夢は後輩達がきっと叶えてくれると思います。

  • 2018年08月21日(火)

    サイエンスインターハイ2018出場報告

    7月29日(日),熊本市の崇城大学で,サイエンスインターハイ2018が開催されました。サイエンス部の夏の大会第1弾です。九州7県から27校,684名の高校生が参加し,課題研究の成果を競いました。国分高校からは3年生物班の5名が参加し,「大隅諸島のエンマコガネの研究」について発表しました。

    研究要旨による予備審査の結果,上位20研究に選ばれ,「コンペティション部門」に出場しました。発表は全てポスター形式です。DSC_0229-2

    多くの高校生が発表を聴きに来てくれました。他校の発表を聴くのもとてもいい勉強になります。DSC_0233-2

    審査員の先生方だけでなく,崇城大学の先生方や,他校の引率の先生からも様々なアドバイスをいただきました。DSC_0235-2

    残念ながら上位の賞を獲得することはできませんでしたが,今後の大会に向けて,ポスター発表や質疑応答の練習になりました。3年生の課題研究活動もいよいよ大詰めです。

  • 2018年08月20日(月)

    舞鶴フィールド研修1

    7月24日(火),理数科1年生のSSH事業「舞鶴フィールド研修1」が行われ,天降川周辺の地質等を観察する巡検を行いました。講師は先日ブラタモリにも出演された鹿児島大学名誉教授の大木公彦先生。

    岩戸では“姶良層”や火砕流堆積物を観察しました。

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    新川渓谷では,加久藤火砕流の溶結凝灰岩に形成された“甌穴”を観察しました。P_20180724_114009_vHDR_On-2

    最後は鹿児島神宮の裏にある貝塚の観察。大昔,“縄文海進”が起こった頃は今よりも約5m海面が高かったため,この辺りが海岸線だったのですね。P_20180724_152042_vHDR_On-2

    身近な場所で,太古の地学現象を肌で感じることができました。大木先生,楽しくわかりやすいお話をありがとうございました。

  • 2018年08月20日(月)

    舞鶴フィールド研修2

    7月23日(月),理数科2年生のSSH事業「舞鶴フィールド研修2」が行われました。課題研究の班ごとに鹿児島大学の先生方の研究室を訪れ,今年の課題研究の方向性や論旨,分析方法等についてアドバイスをいただきました。ここでは化学班と生物班の様子をお伝えします。

    化学班。まずは自分たちの研究の計画,途中経過等について説明。

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    アドバイスをいただくだけでなく,どんどん質問もしていたようです。しっかりメモもとっていますね。image2-2

    生物班。セミを研究テーマにしたいようですが,肝心のサンプルが採れず,ガに関するテーマも考えているようです。20180723_133404-2

    ガの交尾器を観察しています。さあ果たして今後セミは採れるのか?

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    鹿児島大学の先生方,大学院生の皆さん,ありがとうございました。

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  • 2018年07月12日(木)

    理数科朝礼(7月)

    7月12日(木),7月の理数科朝礼が行われました。

    3年生のスピーチ。

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    2年生のスピーチ。

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    1年生のスピーチ。

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    理数科主任の先生のお話。

    「2年生の課題研究は,この夏が実際にデータを取るなど研究の山場になると思います。1年生は舞鶴フィールド研修で天降川周辺の巡検があります。実際に生き物や岩石等に触れることになるでしょう。この夏は,“本物に触れる”をキーワードに様々な行事に取り組んでください。3年生は全国総文祭と中国四国九州理数科大会がやってきます。自分たちの研究を発表するのはもちろんですが,全国の高校生の素晴らしい研究を見て,本物に触れてください。」

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  • 2018年06月25日(月)

    今年も大盛況!サイエンスフェスタ2018 in イオン

    6月16日(土),イオン隼人国分店において,今年もサイエンスフェスタが開催されました。参加したのは理数科の1・2年生全員。今回は5つの実験を用意しました。

    まずは受付をお願いします。

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    プラカードを持った係の生徒が誘導します。どれから行きますか?

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    「空気砲で遊ぼう!」。 ペットボトル下半分を切って,底の部分にゴム風船の上半分を貼り付けます。それを使って…,DSC_0096

    ペットボトルの口の部分にソフトな「玉」をセットし,的を倒すゲームも楽しんでもらいました。DSC_0115

    こちらは「吹き矢を飛ばそう!」。 1年生も頑張ってくれました。画用紙を筒状に丸めて,同じく紙で矢もつくり…,DSC_0116

    的を狙ってみましょう。当たったかな?

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    こちらは定番,「液体窒素」。 希望者には凍ったアジサイをバリバリッとやってもらいました。DSC_0086

    風船がみるみる小さくなっていくのは,わかっていても不思議ですよね。それがむくむくと元に戻るのはもっと不思議。保護者の皆様にも楽しんでいただけたようです。人気投票3位獲得!DSC_0127

    こちらも定番,「スライムを作ろう!」。 ちょっとひんやりしたこの感触がたまりませんね。プラコップに入れて持って帰っていただきました。人気投票2位獲得!DSC_0100

    最後は新たな試み,「キラキラビー玉作り」。 ビー玉をフライパンで熱し,氷水で冷やすと…,膨張したビー玉が冷えて縮む時に細かなひびが入ります。DSC_0121

    普通に光で透かしてみても綺麗なのですが,スマホのライトの上に置くのが一番きれいに見えるということがわかりました。予想を超える?大人気で,人気投票1位を獲得!DSC_0095

    今年も大いに盛り上がりました。ご来場くださった皆様,ありがとうございました。

    生徒達は最初緊張していましたが,1回目よりも2回目,2回目よりも3回目と,どんどん説明がうまくなっていきました。こういった行事もプレゼン力育成のための貴重な学習の場です。今後の課題研究発表会等に生かせるといいですね。

  • 2018年06月21日(木)

    理数科朝礼(6月)

    6月14日(木),6月の理数科朝礼が行われました。

    3年生のスピーチ。

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    2年生のスピーチ。

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    1年生のスピーチ。堂々としていました。

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    理数科主任の先生の話。

    今から67年前の今日,世界で初めてコンピュータが販売されました。教室くらいの大きさがあり,値段は現在の約20億円!しかし性能としては現在の電卓程度…。現在ではパソコンやスマートフォンなど,より安くてはるかに高性能なコンピュータがあり,みなさんも課題研究や日頃のコミュニケーションに気軽に利用しています。科学の進歩でとても便利になりました。一方で,SNSでのトラブルやコンピュータウイルスなど様々な問題もあります。やはり最後は使う側の人間の問題。ぜひモラルを持って有効にコンピュータを活用し,研究成果をあげてください。DSC_0054-2

     

  • 2018年05月25日(金)

    理数科朝礼(5月)

    5月24日(木),5月の理数科朝礼が行われました。基本的に毎月1回行われ,各学年の代表が2名ずつスピーチをします。理数科1年生にとっては初めての理数科朝礼です。

    3年生のスピーチ。

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    2年生のスピーチ。

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    1年生のスピーチ。緊張がこちらにも伝わってくるようでした。先輩方を含めて100人以上の人の前でスピーチをするというのは滅多にない経験です。DSC_0331-2

    理数科主任の先生から。「今日5月24日は,ポーランドの天文学者コペルニクスが亡くなった日です。彼は地動説によって天文学の考え方を180度変えた人です。皆さんも既成概念にとらわれない視点を持ってください。コペルニクス的転回のヒントは意外と身近にあるかもしれませんよ。」DSC_0333-2

  • 2018年05月01日(火)

    理数科2年生 課題研究計画発表会

    4月27日(金),理数科2年生の課題研究計画発表会が地学室で行われました。

    地学班。「別府川河床で見つかった化石床の研究」。

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    物の理班。「ペリティエ素子の応用実験」。

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    化学班。「バイオエタノールの研究」。

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    生物班1。カワゴケミズメイガの研究」。

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    生物班2。「オオコフキコガネの研究」。

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    研究計画の発表のあとは,お互いに質問しあい,それによって今後の研究方針が見えてきたり,新たな課題が見えてきた班もあったようです。11月の県大会に向けてしっかりとしたデータを取り,いい研究に仕上げていってください。

  • 2018年04月12日(木)

    理数科集会

    4月10日(火),対面式に続いて理数科集会が行われました。いわば理数科の対面式ですね。

    理数科主任の先生から,理数科の概要説明。

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    化学が専門の教頭先生から一言。

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    3年生代表歓迎の言葉。

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    2年生代表歓迎の言葉。

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    1年生代表挨拶。

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    地学オリンピックに挑戦するメンバーからは地学オリンピックの説明もありました。

    その後3年生の課題研究班の代表がそれぞれの研究内容について説明し,1年生は物・化・生・地・数の5分野に分かれて,先輩方の話を聞きました。下写真は化学班。

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    課題研究は2年生だけがやるものではありません。先輩方の話も参考にして1年次からやりたいことを見極め,早めにスタートを切れるようにしましょう。

  • 2018年02月26日(月)

    放課後の調理室にて

     2月22日(木),放課後の調理室でサイエンス部の1年生がミキサーで何やら作っています。

     何を作っているのか聞いてみると,バイオエタノール作りの予備実験として,ゆでたサツマイモを砕いてコウジカビを加え,デンプンを糖化させる実験中とのこと。DSC_0055-2

     来年度の課題研究に向けて着々と準備が進んでいるようですね。4月には研究計画発表会も行われます。 しっかり計画を立てて,頑張ってください。

     ただ,一言言わせてもらえば,ちょっと詰め込みすぎではないでしょうか。ミキサーが壊れないことを祈りつつ,調理室をあとにしました。

  • 2018年02月22日(木)

    サイエンス部が「いきいき教育活動表彰」受賞!

     サイエンス部の生物ツクツク班が,日本学生科学賞での環境大臣賞,世界大会への出場等が評価されて,鹿児島県教育委員会から「いきいき教育活動表彰」を受けました。

     代表生徒1名(3年生)が,2月9日(金)に鹿児島県庁で行われた表彰式に出席しました。

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     受賞者全員で記念撮影。皆さんおめでとうございます。

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     国分高校の後輩達にとっても大きな励みになると思います。

  • 2018年02月13日(火)

    サイエンス部 九州大会で健闘!

     2月11日(日)~12日(月),大分県別府市の別府大学にて,九州高等学校生徒理科研究発表大会が行われました。国分高校からは,物理波動班,生物班,地学班が口頭発表部門,物理貝殻班がポスター発表部門に県代表として出場しました。

     開会式の様子。九州各県から,物・化・生・地の口頭発表部門に2研究ずつ(開催県の大分県は3校)計68研究,ポスター発表に各県から4研究の計32研究,総計100の研究チームが集っています。DSC_0045-2

     地学班の発表の様子。天降川の旧河道について調べ,防災の視点も含めて発表しました。DSC_0060-2

     生物班の質疑応答の様子。大隅諸島のエンマコガネ類が幸屋火砕流によってどのような影響を受けたかを発表しました。DSC_0079-2

     物理波動班の発表の様子。円環に張った星形五角形の免震構造の可能性について発表しました。DSC_0090-2

     物理貝殻班のポスター発表の様子。貝殻から聞こえるゴーツという音の正体について発表しました。周りの音の影響で,モデル実験の音が聞こえにくかったのがちょっと残念でした。DSC_0130-2

     

     2日間にわたる発表会を終えて,表彰式。口頭発表では各部門ごとに,最優秀賞1研究,優秀賞3研究が表彰されます。

     全国大会の上位入賞に九州勢が多数入るほど九州のレベルが上がっている中,最優秀賞こそ逃したものの,生物班と地学班の2班が優秀賞(2位タイ,ベスト4)を受賞しました。これは大健闘と言っていいと思います。写真は生物班の表彰の様子。

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     昨年は3班出場して優秀賞が1班でしたが,今年はそれを上回る成績となりました。DSC_0125-2

     次回佐賀大会では,現1年生がさらに多くの班の入賞,そして最優秀賞を目指してくれると思います。

  • 2018年02月05日(月)

    理数科朝礼(2月)

     2月1日(木),2月の理数科朝礼が行われました。

     2年生のスピーチでは,今週末に迫った九州大会に向けての意気込みが語られました。

     理数科主任の先生からは,「湯川秀樹博士は1949年に中間子理論で日本人初のノーベル賞を受賞した日本の理論物理学者です。ノーベル賞受賞後,原爆の父と呼ばれたオッペンハイマーに招かれて渡米した際,訪ねてきたアインシュタインと出会います。アインシュタインは涙ながらに,『私の理論によって罪のない日本人を数多く殺してしまった』と詫びたそうです。湯川博士は,尊敬するアインシュタインが自責の念を抱いていることに衝撃を受け,『科学には善も悪もなく,科学を用いる人間にこそ善悪がある。』という信念のもと,アインシュタインとともに,平和運動に積極的に参加することになります。」という逸話を紹介し,理数科生徒としてのあり方について語りました。「研究さえしていればそれでいいというわけにはいきません。人間として正しい行動をしているか。国分高校生としてのルールやマナーを守っているか。日々の学習に真摯に取り組んでいるかということを常に意識して,学校生活・研究活動をさらに充実したものにしてほしいと思います。」と話がありました。

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  • 2018年01月23日(火)

    目指せ超薄ピンク色!化学研究授業

     1月23日(火),化学の研究授業が行われました。クラスは理数科1年8組。テーマは,「食酢の中和滴定」。それによって食酢の濃度を求めようという実験です。DSC_0045-2

     食酢にビュレットという器具を使って慎重に水酸化ナトリウム水溶液を加えていきます。中和の指示薬として入れたフェノールフタレインがちょっとだけ色づいて薄いピンク色になればOKです。DSC_0054-2

     ビュレットの調子が悪いにもかかわらず,完璧に中和に成功した奇跡の瞬間。ビーカーの薄いピンク色に注目!DSC_0050-2

     滴定実験後,中和に要した水酸化ナトリウムの量をもとに食酢の濃度を算出します。DSC_0062-2

     この班はちょっと水酸化ナトリウム水溶液を加えすぎたようですね。ビーカーがかなり赤紫色になっています。DSC_0063-2

     各班が算出した値と市販の食酢に表示された濃度を比較しました。当然実験誤差はあるものの,各班とも概ね近い値になったようです。DSC_0066-2

     各班とも実験器具の操作方法はバッチリですね。来年の課題研究も期待できそうです。