分類
2023年01月23日(月)
甑島でフィールド調査を行いました
1月21日(土)から22日(日)にかけて,2年生自主ゼミのゴマダラ班が,薩摩川内市の甑島で幼虫を探索するフィールド調査を行いました。
ゴマダラチョウは,越冬幼虫がこの時期エノキの根元の落ち葉に貼りついています。
エノキを探し,根本の葉を根気強く1枚1枚めくって幼虫を探します。
斜面に生えていて根元に行けないエノキなど,かなり厳しい調査でしたが,寒い中黙々と葉をめくる作業を行いました。
残念ながら今回の調査では幼虫を獲られませんでしたが,初めての甑島で得がたい経験を積みました。
これから冬の間に幼虫を探して実験し,7月に出場する総文祭の自然科学部門での発表に,新たな知見を加えていく予定です。
2023年01月18日(水)
宝塚北高校の学校訪問
宝塚北高校のSSHに関する視察がありました。I期の学校として成果を上げていると注目していただいています。2年生の課題研究の時間前に,本校の特徴を説明し,意見交換を行いました。
宝塚北高校では,課題研究発表会の際に参観した保護者も審査員として機能しているそうです。非常に面白い取り組みで,生徒のみならず保護者も課題研究で盛り上がれる,夢のある視点をいただきました。今後検討していきましょう。
その後は,SRの時間に活動している2年生を観覧していただきました。
理数科の生徒は,自分たちの研究成果をプレゼンしてくれました。さすがに場数を踏んでおり,急なお客様にもさっと対応できる,国分高校の底力ですね。
最後に,普通科の取り組みも見ていただきました。普通科の課題研究では,生徒達が自主的にテーマに関して取り組んでいます。1月31日(火)の成果発表会に向けて,どの班も一生懸命仕上げに余念がありません。
宝塚北高校に,国分高校の「主体的に」「生徒が楽しんで」活動を見せることができて,良い訪問でした。
今年度はこのほか4校の視察申し入れが来ています。期待に応えるべく,生徒達の笑顔を紹介します。
2023年01月15日(日)
大学入学共通テスト
令和5年1月14日(土),15日(日)の二日間,大学入学共通テストが行われました。
本校からの受験生は,近くの第一工科大学が会場となって受験しました。
初日は雨模様となってしまい,会場入りする際に,足元が悪かった様子でしたが,例年の寒さは無く受験できました。
担任や3学年の先生方が応援に駆け付け,激励しました。
今後,自己採点,全国の動向のデータ,面談など進んでいきます。
あと一息,頑張れ国分高校生!
写真は,第一工科大学内のバイパス下での入り口応援の様子です。(ここから先は受験生のみの入場になります。)
2023年01月13日(金)
3年生激励会
とうとう明日は共通テストの1日目です。5限目は体育館に集合し,3年生に対する激励会を行いました。
堂薗教頭先生は,今まで指導してきた経験も交えて,共通テストに備える大切なポイントをお話しくださいました。
この学年を1年生の時から学年主任として見守ってきた徳留先生は,明日出るかもしれない漢文の句法を用いて,生徒達にメッセージを送りました。
進路主任の福留先生からは,最後の注意事項を伝えました。
3年間,コロナに翻弄されながらも育ってきた皆さんの,勝負の時です。悔いの残らないように,全力を出し切ってください。
2023年01月13日(金)
霧島市からのジオ・インタビュー
霧島市は「第二次霧島市総合計画後期基本計画」を現在作成中で,各施策紹介の隣に市民へのインタビューを掲載する予定だそうです。
ジオパーク推進に関する施策のページに関するインタビューを,本校の生徒が受けましたので紹介します。
彼女はサイエンス部で化学班の研究を進めると同時に,ジオパーク班にも所属し,地元の温泉を調べてポスターにまとめました。夏にあったエリア拡大ヒアリングの際には,調査官に対してプレゼンを行い「こういう生徒の成果を観光に生かせないか検討して欲しい」とも言われました。そんな彼女ですが,高校に入学するまでは霧島市のジオパーク認定についてはほとんど意識していませんでした。1年次のGSの授業で「霧島を知る」一連の講座を受講して,非常に面白いと感じました。
また夏のヒアリングの際に,縄文の森の方が地層からわかることなどを調査官に説明しているのを見て,もっと多くの人が地元のことを詳しく説明できるように,地元の素晴らしさを多くの市民が理解すれば,観光業の発展や霧島地域の経済的な潤いにもつながるのではないか,と答えていました。
記事に掲載する顔写真は,バックのボケを作るために望遠レンズで撮影しました。清掃時間になったので,周りから見られて少し恥ずかしかったです。
本校では,過去の研究ポスターを校内の様々な場所に掲示しています。ジオパーク関連の研究成果を張り出しているエリアがあったので,霧島市職員に見ていただきました。
高校生の時から地元の恵みに気づき,それを生かせないかと考える経験は,きっと将来霧島市の発展にも貢献できるアイデアを創出するための温床となるでしょう。すぐに結果が出なくてもかまいません。様々な霧島地域の特色を,国分高校のみんなで調べていきましょう!
2023年01月13日(金)
国分高校通信R4年8号
令和4年度の国分高校通信第8号をお届けします。
SSH活動で多くのコンテスト等で活躍しています。
また,ハンドボール部,写真部,放送物理部も活躍しています。
ご覧ください。
2023年01月12日(木)
R5.1.12 工事の様子
R5.1月12日(木)の工事の状況です。
新校舎を覆っていた足場が,すべて外されました。今週,全体の姿が見えてきています。
3月の引っ越し,4月の利用開始に向けて,工事が進んでいます。
壁面に書かれた「鹿児島県立国分高等学校」の新しい文字版が黒く輝いています。
新時代の始まりを感じさせる,穏やかな日差しの一日です。
工事関係者の皆様お疲れ様です。
こちらは現在の校舎
2023年01月04日(水)
令和4年度SSH成果発表会(1/31)の開催について
詳細は,HPのこちらからご覧ください。
http://www.edu.pref.kagoshima.jp/sh/kokubu/docs/2022122500013/
令和4年度SSH成果発表会の開催について
令和4年度鹿児島県立国分高等学校SSH成果発表会を下記の通り実施いたします。
参加希望の方はメールにてご連絡をお願いいたします。
申込先メール:kokubu.ssh@gmail.com
メールの題名:SSH成果発表会参加希望
メールの内容
・ お名前(参加希望のすべての方のお名前をご記入ください。例 国分 太郎)
・ 所属(例 鹿児島県立国分高等学校)
・ 役職(例 教諭)
・ 電話番号
令和4年度鹿児島県立国分高等学校SSH成果発表会 実施要項(案)
1 目的
⑴ 課題研究発表の準備を通して,表現力や探究力を高め,様々な人と協力・協働しながら課題を解決する力や課題発見力を育成する。
⑵ 課題研究発表に接し,質疑応答に参加することで,課題研究やSSH事業に対する理解を深め,判断力や思考力を高める。
⑶ 課題研究の発表を通して,自分の意見や考えを相手に分かりやすく伝える力を育成する。
⑷ 地域の中学校や高等学校に公開することで,霧島市をはじめとする地域への理数教育や探究学習の普及に貢献する。2 主催 鹿児島県立国分高等学校
3 参加者 鹿児島県立国分高等学校1,2年生及び教職員
JST,SSH運営指導委員,鹿児島県教育委員会,他関係機関等 計560人程度4 開催日 令和5年1月31日(火)
5 会場 第一工科大学 大講義室,体育館,大会議室
6 日程
大講義室
参加班
体育館
参加班
9:10~9:30
受付
奇数班
9:20~9:40
発表準備
偶数班
9:30~9:50
開会行事
奇数班
9:40~10:50
2年ポスター発表①
偶数班
10:00~11:20
プレゼン発表4班
奇数班
10:50~12:00
1年テーマ設定発表①
偶数班
11:20~12:10
昼食①
奇数班
12:00~12:10
片付け,移動
偶数班
12:10~13:00
昼食②
偶数班
12:10~12:20
移動,発表準備
奇数班
13:00~14:20
プレゼン発表4班
偶数班
12:20~13:30
2年ポスター発表②
奇数班
14:30~14:50
閉会行事
偶数班
13:30~14:40
1年テーマ設定発表②
奇数班
2022年12月28日(水)
2022年 仕事納め
令和4年12月28日(水),冬季課外も最終日になり,仕事納めです。
今年も国分高校への厚いご支援,本当にありがとうございました。
学校は冬休みに入り,来年・来週は1月4日(水)が仕事始めになります。
校門は,門松が立てられ,新校舎も覆いが半分取られてきました。お正月を迎える準備が整ってきています。
新時代を迎える国分高校です。
皆様も健康に留意され,良い年をお過ごしください。
2022年12月25日(日)
生徒理科研究発表九州大会2日目
12月25日(日),九州大会2日目に臨みました。本日はポスター部門は質疑応答審査がありますが,プレゼン部門は昨日の上演を鑑賞した後,午後から生徒交流会と表彰式・閉会式という日程です。
生徒交流会では,クイズ大会を行いました。城山町の西郷銅像が刀剣をどちらの手で握っているかなど,鹿児島県民でも難しい問題でした。
写真はポスター部門の表彰式ですが,国分高校は参加した化学,生物,地学,ポスターの全部門で入賞はなりませんでした。
ただ,審査員からの講評でとても大切な指摘がなされました。
・グラフを貼り付ける時に,縦軸横軸の項目がちゃんと見えるような大きさで表示されているか。簡単に言えば,エクセルで作成したものをそのまま貼り付けているようでは,配慮不足である。
・研究とは,教科書に載っていないようなことを確かめていることが多い。ならば,どこがオリジナルの研究部分か,しっかりと発表で伝わるように工夫すべきである。
今回九州大会に参加したプレゼン部門の6班は,さらに研究を進めた内容を加えて7月の全国大会に出場します。その際に,この指摘を忘れないようにしましょう
プレゼン部門の交流会・閉会式のスタッフとして,本校理数科2年生の津崎君がスタッフとして活躍してくれました。
九州大会のような大きな大会は,発表者以外にもスタッフとして活動してくれた生徒たちのおかげで成功しています。本当にありがとうございました。