3 学校でのできごと
2019年04月12日(金)
情報モラル講演会
4月12日(金),「情報モラル講演会」が行われました。講師は,NPO法人ネットポリス鹿児島代表の戸高成人先生。
現在問題になっているスマホ依存やサイバー犯罪について,多くのデータを示しながらわかりやすく教えていただきました。
「スマートフォンは『賢い電話機』ではなく,『賢い人が使う電話機』です。スマホ依存によって学力の低下や視力低下,思考力の低下などを招かないようにしましょう。スマホのデメリットをしっかり認識してください。」
生徒たちは次々に提示される衝撃的なデータに釘付けでした。
生徒代表お礼の言葉。
1年生の中には,高校入学を機にスマホを購入した人もいたかもしれませんね。いいタイミングでの講演会になったのではないでしょうか。皆さん,家庭でのルールを決めて,生活リズムを整え,スマホは賢く使いましょう!
2019年04月12日(金)
オリエンテーション
4月11日(木),12日(金)の2日間,各学年をスタートするに当たってのオリエンテーションが行われました。
まず,武道館で行われた2年生のオリエンテーションの様子をお伝えします。中堅学年としての心構え等が話されました。
学年主任の先生から。
進路指導主任の先生から。
生徒指導主任の先生から。
1年生は,武道館でのオリエンテーションに加えて,各教科の授業の受け方の説明や校内の施設の見学も行われました。さらに同時進行でクラス写真の撮影も行われました。
クラス写真撮影の様子。ちょっと曇ってはいますが,まだ桜がきれいです。
こちらは校内見学中。「購買部でお弁当を買う場合は,1限の休み時間までに…,」と説明を受けています。
数学科の職員室前を通過中。いっぱい質問に来ましょう。
ソメイヨシノもだいぶ散り,足下にはほんの一時だけの美しい光景が。
それぞれの学年をスムーズにスタートするための有意義なオリンテーションになったと思います。
2019年04月11日(木)
1年生と2・3年生の対面式
4月10日(水),1年生と2・3年生の対面式が行われました。
校長先生のお話。大きく空いている右側が1年生,左側が2・3年生です。
生徒会作成の国分高校紹介ビデオ。1日の流れや学校生活における注意点が笑いも交えながら紹介されました。
生徒会長歓迎の言葉。「わからないことは何でも相談してください!」
校歌斉唱。2・3年生の一番前に並んでいるのは生徒会役員の皆さんです。みんな少し緊張しているようです。
1年生も緊張した表情ですが,中には早くも元気に歌っている生徒もいました。
1年生の皆さん,部活動等様々な場面で先輩方との縦のつながりも大事にしてくださいね。
2019年04月09日(火)
平成31年度 1学期 始業式・新任式
4月8日(月),満開の桜のもと,平成31年度 1学期の始業式と新任式が行われました。
今回新たに7名の先生方をお迎えしました。
お一人ずつお話をしていただきました。これからよろしくお願いします。写真は山田島教頭先生。
引き続き,1学期始業式。久しぶりの学校と1年のスタートでみんな初々しい表情でした。
校長先生は式辞の中で,先日開かれた「合格者の話を聞く会」の振り返りをされました。「目標を下げることは敗北を意味する」「判定は飾り物」「もう一人の自分に教える」など先輩方のメッセージを引用され,自らを深化させていくことの重要性を話されました。
校歌斉唱。
新任の先生方です。満開の桜が歓迎してくれました。今日の爽やかな春風のような新風を吹き込んでくださると思います。
2019年03月29日(金)
離任式
3月28日(木),離任式が行われました。田嶋教頭先生をはじめとして,古川事務長,清田事務次長,甲坂事務主査,国語科の北先生,芸術科の濱田先生,保健体育科の中村先生の7名の先生方が国分高校を離れることになりました。
「化学反応には温度・濃度・触媒3つの条件が必要です。高校生活の3つの条件は,活性化エネルギーを超えるための熱,多くのライバルや仲間たち,そして触媒としての先生方!変化しようとする気持ちが大事。自分と違う物質(他人)がいるのは当たり前。お互いにリスペクトして化学反応を楽しんでください!」
「皆さんの活躍を楽しみにしています。頑張ってください。」
「可能性を生かすためには,当たり前と思うことの中にある課題に気付く感性,いろいろな意見に耳を傾ける(受け入れる)謙虚さ,そして最後に行動力・実行力が必要です。皆さんの可能性を可能性で終わらせないように,しっかりと生かしてください。国分高校生として胸を張れるような高校生活を送るために,『国分高校生,一歩前へ!』」
「『今のこの人生をそっくりそのまま繰り返してもいいと思えるような人生を!』とニーチェが言っています。大学の掲示板にあった言葉で,待ち受けにしました。その言葉を意識してから全てに全力で取り組めるようになり,気付きも増え,成長できました。皆さんも自分の人生を楽しんでください!」
「イチロー選手は『特別なことをするためには,普段の当たり前のことを積み上げていくしかない。』と言っています。毎日を大切にして,自分の目標を叶えてください。」
「日々の挨拶や掃除がとても気持ちよかったです。国分高校が大好きです。これからも頑張ってください。」
「私の人生は後悔だらけです。でも後悔も大事!その後の人生をよりよくするために役立ちます。最後に皆さんに『飲水思源』と言う言葉を贈ります。井戸の水を飲む際には,井戸を掘った人の苦労を思え,という意味です。親や周囲への感謝の気持ちを忘れず,日々を過ごしてください。」
生徒代表お礼の言葉。
花束贈呈。
校歌斉唱。
卒業生もたくさん来てくれました。
花道を通って退場。
午後,玄関前での出発式。
7名の先生方,ありがとうございました。新天地でもお体に気をつけて頑張ってください。
2019年03月25日(月)
かごんま若人の会と高校生の交流会
3月23日(土)午後,本校にて「かごんま若人の会」と国分高校生の交流会が行われました。
「かごんま若人の会」とは,県内外で意欲的に活躍している鹿児島県内の大学生(社会人含む)を中心としたグループです。所属している学生の中には,自ら学生団体を立ち上げたり,大学生ながら会社に所属し二足のわらじを両立させていたりする方もいます。
交流会に先立って,3月19日(火)の放課後に会議室で事前説明会が行われました。本校生徒の参加者は約30名。若人の会から3名の学生が来校し,会の趣旨やワークシートの取り組み方などを説明してくださいました。またフィンランドで北欧の教育について研修を行ったことがある学生がアイスブレイクを行ってくれて,全体が和やかな雰囲気になりました。
23日(土)交流会当日,若人の会から話をしてくれる6名の学生と,サポートの学生2名の計8名が来校してくれました。
セッションの流れとしては,高校生が話を聞きたい学生の班に行き,それぞれ質問をしてお互い話をしていくというもので,1セッションを30分として,3セッション行いました。
セッションが始まると,多くの高校生が積極的に質問し,学生もそれに丁寧に答えてくれ,時には笑いもおこって,和やかな雰囲気で行われていました。
参加した生徒たちはいきいきと目を輝かせて先輩方の話を聴いており,どんどん質問していました。先輩方との距離も近く,素晴らしい交流会になったと思います。
以下参加した生徒の感想
○「自分の視野を広げる事ができて素晴らしい機会となりました。本当にありがとうございました。先輩方一人一人がしっかりとした『目標』や『自分』を持っていてかっこいいなあと刺激をたくさん受けることができました。」
○「好きなことを追求して将来に向かっていくことはとてもすてきだなと思いました。私は音楽が好きなので,その世界を支える人になってみたいと思い始めました。4月からの1年間でじっくり考えて進路を決めたいと思います。この会に参加してほんとに良かったです。ありがとうございました。」
「かごんま若人の会」の皆さん,ありがとうございました。
2019年03月22日(金)
安田先生 最終講義!
3月22日(金),今年度で定年を迎えられる保健体育科の安田先生の最終講義が行われました。クラスは2年5組と8組。テーマは長縄を使ったダブルダッチ。
授業の最後に,生徒から感謝の言葉とともに花束が贈られました。
みんなで記念撮影。同じく今年で国分高校を離れることになった中村先生も一緒に。
最後は胴上げで高々と舞いました。
安田先生,36年間お疲れ様でした!
2018年12月18日(火)
GS女性科学技術者講演会
12月17日(月),GS(グローカルサイエンス)の時間に,1年生全員を対象として,「女性科学技術者講演会」が行われました。講師は種子島にある国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所 薬用植物資源研究センターの安食菜穂子先生。講演のタイトルは「薬用植物~自然からの贈り物」。
種子島から国分高校1年生のためにわざわざお越しくださいました。
実は身近な場所にもある薬用植物について,わかりやすく説明してくださいました。
「世界の誰も知らないことを私は知ってる!という喜びが,研究の醍醐味です。皆さんも課題研究でそんなわくわくする研究活動を楽しんでください。」
男性に比べて女性の研究者は少ないようですが,最近は「リケジョ」という言葉も広まり,女性の研究者も増えつつあるのではないでしょうか。国分高校生の皆さん,世界で誰も知らないことを研究してみませんか?
安食先生,お忙しい中,国分高校のために貴重なご講演をありがとうございました。
2018年12月05日(水)
マレーシアセントフランシス学院の生徒と交流
12月4日(火),2学期末考査最終日,マレーシアのセントフランシス学院の高校生8名が来校し,主に生徒会の生徒たちと交流しました。
まずは書道室で,日本の文化である書道を体験してもらいました。お手本のレベルが高いですね。
色々な文字を書いたようですが,なぜに「唐揚げ」?
被服室ではあやとりで交流しました。これも日本の文化ですね。丁寧に説明しています。もちろん英語ですよね。
最初は何ができるかわからなかったと思いますが…,
「ほうき」ができて,ちょっと嬉しそうです。
こちらは「橋」でしょうか。
お互い満面の笑みで,楽しく交流ができたようですね。
言葉が通じなくても心は通じ合える!でも言葉が通じると,さらに一歩深く通じ合える。2つのことを感じることのできた交流会でした。
2018年11月17日(土)
1年生 サイエンス研修④ Eコース(スポーツ科学・工学)
11月14日(金)のサイエンス研修Eコース(スポーツ科学・工学)の報告です。Eコースには77人の生徒(バス2台)が参加し,午前中は鹿屋体育大学で研修を行いました。
外から見ると4~5階建ての建物ですが,中に入ると全面吹き抜けの天井がとても高い屋内練習場でした。効率よく,かつ安全に競技力を向上させるための「スポーツ科学」について教えていただきました。
走るフォームや…,
サッカーのキックのフォームを撮影し…,
その場で解析!
バッティングのフォームも撮影し…,
その場で解析! SSHの課題研究でも「スポーツ科学」をテーマにしてもいいのでは?
屋内プールも見せていただきました。
大学の概要やスポーツ科学の意義についても学ぶことができ,大変勉強になりました。
鹿屋体育大学の関係者の皆様,ありがとうございました。
午後は京セラ総合研究所で研修を行いました。京セラ総合研究所の皆様ありがとうございました。
1年生全員を対象にしたサイエンス研修は,SSH事業の一環として今年から始まりました。5つのコースそれぞれにとても有意義な研修を行うことができたようです。今後はさらに内容を充実させ,発展させていく予定です。今回ご指導,サポートしていただいた皆様,本当にありがとうございました。
2018年11月17日(土)
1年生 サイエンス研修③ C・Dコース(社会科学・工学)
11月14日(金)のサイエンス研修C・Dコース(社会科学・工学)の報告です。Cコースには20人の生徒が参加し,午前中に(株)トヨタ車体さんで研修。Dコースには21人の生徒が参加し,午前中に鹿児島県工業技術センターと(株)マイクロカットさんで研修を行いました。
Cコース,(株)トヨタ車体さんの玄関前で。
Dコース,県工業技術センターでの研修。研究者・技術者の心構えとして,「失敗はない。うまくいかない方法がわかったという学びがあるだけ。」という言葉がとても印象的でした。SSHの課題研究にも通じる考え方だと思います。
シラスバルーン等の製造工程や鹿児島県の重要な工業製品の展示も見せていただきました。
Dコース,(株)マイクロカットでの研修。技術者の心構えやものづくりの重要性を教えていただきました。
様々な作業,機械も見せていただきました。
午後はC・D2つのコースが合流して一緒に鹿児島県立埋蔵文化財センターで研修を行いました。
開講式の様子。
遺跡等からの出土品の説明。写真は古銭のようですね。
出土品のクリーニングの様子も見学させていただきました。身を乗り出して熱心に説明を聞いていますね。
保管庫を見学中。
こちらは出土品の撮影を行う部屋です。デジタルカメラが主流になってきた現在でも,こういった撮影には映像を加工しにくいフィルムのカメラが使われているそうです。
内容も豊富で有意義な研修ができました。(株)トヨタ車体,(株)マイクロカット,県工業技術センター,埋蔵文化財センターの関係者の皆様,ありがとうございました。
2018年11月17日(土)
1年生 サイエンス研修① Aコース(宇宙・航空工学)
11月14日(水),1年生全員が,各自の興味関心に応じて5つのコースに別れて研修を行う「サイエンス研修」に出かけました。写真も多いので,数回に分けてご紹介します。
まずはAコース(宇宙・航空工学)。82名の生徒が参加しました(バス2台)。
午前中はJAXA内之浦宇宙観測所を訪れ,日本のロケット開発の歴史や技術について学びました。
外には「日本の宇宙開発の父」といわれる糸川英夫氏の銅像があり,眼下に広がる太平洋を見渡しています。台座には「人生で最も大切なものは 逆境とよき友である」と刻まれています。
午前中の研修を終えて,出発前のひととき。園田先生の周りにはいつも生徒がいっぱいです。ただどんなに先生のことが好きでも,鍛え抜いた腹筋を気安く触ってはいけません。
教頭先生に無茶なポーズを要求しないように。
緑に囲まれた観測所で,楽しく充実した研修ができたようですね。
肝付町のやぶさめの里総合公園で昼食をとった後,午後は第一工業大学でロケットや航空関係について学びました。
最後はなんとセスナ機にも乗せていただきました。
実際の飛行機やシミュレーターも体験することができ,飛行機を身近に感じることができたのではないでしょうか。
研修を全面的にサポートしていただいた内之浦宇宙観測所と第一工業大学の関係者の皆様,お世話になりました。ありがとうございました。
2018年11月13日(火)
第2回 中高連絡会
11月9日(金),公開授業に続いて,中高連絡会が行われました。
中高連絡会に先だって,視聴覚室で国分高校のSSHについての説明会がありました。3年間を見通した人材育成のためのプログラムや今年の成果等についてスライドを用いて詳しく紹介されました。
中高連絡会では,主に高校入試についての説明が行われました。
ご参加くださった中学校の先生方ありがとうございました。国分高校をよろしくお願いします。
2018年11月12日(月)
公開授業(英語科)
11月9日(金),英語科の公開授業が行われ,近隣の中学校や高校から多くの先生方が参観に来てくださいました。
今日ののテーマは,「Our Ideas Of Using Drones at Maizuru Festival (舞鶴祭でドローンを使うアイデア)」。自ら考え,グループ内でアイデアを出し合い,検討し,代表者が発表。動きのあるアクティブな授業が展開されました。
教室の後ろや廊下は参観の先生方でいっぱいでした。
次の時間,先生方はLL教室で授業研究。「良かった」,「改善点」を付箋紙に書いて張っていき,それを元にさらに良い授業を目指して議論を深めていきます。
後半は様々な情報交換も行われました。
理想の授業とはどんな授業でしょう。生徒が主体的に取り組めて,楽しく,わかりやすく,考える力を含めて学力を向上させる授業…。言うは易く行うは難し。でもそれを目指して先生方も日夜研修と技能向上に努めています。
ご参加くださった先生方,ありがとうございました。
2018年11月09日(金)
美術選択者作品展示
11月9日(金),生徒館1階の渡り廊下に,1年生の美術選択者の作品が展示されました。
写真は展示の作業を終えた美術部の皆さんです。
今回は4クラス分の作品が展示され,約1ヶ月で次の4クラス分と入れ替えです。2学期末まで展示の予定です。
2018年10月15日(月)
国分小学校に出前授業!
10月13日(土),理数科2年生15名が,お隣の国分小学校に出前授業に出動しました。教室と屋外に計4つのコーナーを設けて,演示実験を行ったり,しくみについて説明したりしました。
こちらは液体窒素の実験のコーナー。バラの花が粉々に砕けると,オーッという歓声が上がっていました。
凍らせたマシュマロも大人気でした。
こちらは蓄音機実験のコーナー。紙コップにとりつけた針でレコードをなぞると…,音楽が流れます。不思議ですよね。
この教室には生き物に関する3つのコーナーがありました。こちらはカブトムシの幼虫に触ってみようというコーナー。
おっかなびっくりではありましたが,多くの児童がカブトムシの幼虫を手に乗せることができました。中には初めて!という児童もいたようです。
こちらはコオイムシやタイコウチ等の水生昆虫に触ってみようというコーナー。ちなみにこれらの水生昆虫は学校で飼育しているものではなく,私物です。さすがは理数科!
こちらは世界の昆虫の標本コーナー。児童たちは巨大なヘラクレスオオカブトやコーカサスオオカブトに興味津々でした。
最後は屋外で行われた火山噴火の実験コーナー。コーラとメントスを使って行う火山噴火のモデル実験です。
さあ,うまくいくかな?
このあとブシューッと“大噴火”が起こり,歓声が上がりました。
国分小学校の皆さん,出前授業はいかがでしたか?また機会があればお邪魔させてください。
理数科2年生の皆さん,お疲れ様でした。
2018年10月01日(月)
理数科プレゼンテーション講習会
9月28日(金),理数科2年生に対してプレゼンテーション講習会が開かれました。講師は群馬工業高等専門学校助教授の柴田恭幸先生。
5限目は班ごとに研究発表。中間発表からの1週間で1段進歩しています。写真は物理班。
6限目は柴田先生が各班を回り,スライドの構成やレイアウト,論旨の展開等についてアドバイスをしてくださいました。写真は化学班。
生物班。
地学班。
最後に講義。発表用スライドの作り方の基本から,発表の際の注意点まで細かく教えていただきました。
約1ヶ月後の県の発表会を前に,とても有意義なプレゼン講習会となりました。柴田先生,ありがとうございました。
2018年09月25日(火)
理数科課題研究 中間発表会
9月21日(金),理数科サイエンス部が行っている課題研究の中間発表会が行われました。
今年は同日にSSH運営指導委員会が行われるため,鹿児島大学や県立博物館の運営委員の先生方にも発表を見ていただきました。中間発表会とはいえ,聴衆(理数科1・2年生)と審査員の数は県大会本番の2倍くらいになり,発表した2年生はかなり緊張したようです。写真は物理班。
質疑応答の時間には先生方からも生徒からも鋭い質問や指摘がありました。こうやってみんなで研究を練り上げていく体制が国分高校の強みです。
化学班の発表の様子。
生物班。
地学班。
発表会終了後,会場を会議室に移して国分高校SSH運営指導委員会が行われました。
SSH主任から運営指導委員の先生方に概要説明。
運営委員の先生方,国分高校SSHの発展に向けてご指導をよろしくお願いします。
2018年09月21日(金)
霧島市人権セミナー in 国分高校
9月19日(水),鹿児島大学の石走知子先生と「ピア☆ピアかごしま」の皆さんを講師にお招きして,霧島市人権セミナー in 国分高校が開かれました。
「お互いを尊重するパートナーシップとは」というテーマで,デートDV等の身近な暴力について学習しました。わかりやすいスライドや寸劇も交えて,丁寧に説明してくださいました。
こちらは,山あり谷ありの「エゴグラム」の説明。
説明の後は,事前に書いてきたエゴグラムを発表しあいました。とても真剣に聴いていますね。
さあこれからの人生どんな山や谷があるのでしょうか。
後半は学年ごとに分かれ,ピア☆ピアかごしまの皆さんの説明で別のテーマで学習。
3年生は武道館で「受精のしくみ」を中心に学習しました。
1年生は「I Message(アイ メッセージ)とYou message(ユー メッセージ)」について。「I Messageのポイントは,相手を攻撃せずに,自分の気持ちに焦点を合わせて正直に思いを伝えることです。」
2年生はピア☆ピアかごしまの名前の由来になっている「ピア」という言葉の意味等について。「ピア(peer)っていうのは,年齢や立場が同じ人のことです。仲間や同僚のことです。私たちは同じ立場の人が問題を共有することで,一緒に問題を解決しよう,という活動をしています。」
石走先生,ピア☆ピアかごしまの皆さん,貴重なお話をありがとうございました。
2018年09月19日(水)
小さい秋見ーつけた
9月13日(木),理数科朝礼を終えて教室に戻る途中,足下に白いビニールひもと注意書きを見つけました。
「彼岸花 足元注意」。たしかに彼岸花の花芽が一斉に上がってきていました。どうやらこの注意書き,体育館改修の工事の方が設置してくださったもののようです。危険防止のための柵を設置した際に通路のすぐ脇に彼岸花の花芽を見つけ,このままでは踏まれてしまうと思われたのでしょう。その心遣いに心を打たれました。
注意書きの効果もあって彼岸花は踏まれることなく,19日(水)には満開を迎えました。白壁の内側は全て白花の品種です。
あと数日初秋の風景を楽しみましょう。
余談…。
さてSSH指定校としては,彼岸花が守られたことに感動してばかりもいられません。あまり疑問にも思わずに見てしまいますが,葉っぱに先駆けて花だけが咲くというのは変わってますよね。そしてちょうど秋のお彼岸の頃に咲くのもよく考えると不思議です。地面の中の球根に花芽を伸ばすスイッチを入れる外的要因は何なのでしょう。下がりはじめた温度?だいぶ短くなった日照時間?これって課題研究になりそうですね。
そんなちょっとした不思議,疑問は実は身近なところに転がっています。アンテナを広げ,何気なく見ている日常の中の不思議を見つけましょう。それが課題研究の種です。
2018年09月14日(金)
学年朝礼(9月)
9月11日(火),9月の学年朝礼が行われました。
1学年。体育祭応援団の解団式が行われました。「失敗もあったけど,最後までみんなと一緒に活動できて良かったです。(団長鶴田君)」
2学年。いきなり「最も強い武器は何だと思いますか?」という質問から始まりました。「ある人によれば,最も強い武器は『情報』だそうです。2年生もすでに半分が過ぎようとしています。自分の将来・進学についての情報は十分持っていますか?今はスマホで簡単に情報を手に入れられる時代ですが,自分から情報を手に入れなければ,ないのと同じです。」と受験に向けての情報収集の大切さを話されました。
3学年。サッカーの本田圭佑選手の「敵は自分」,「逆境こそ力」,「ホームはアース」等の名言を紹介し,自分に負けずに,逆境こそ自分を成長させてくれると信じ,グローバルな人間になろう!と話されました。
2018年09月06日(木)
1年生出前授業
8月24日(金),夏季補習の最終日,1年生を対象に14人の大学の先生方による出前授業が行われました。事前に希望調査を行い,生徒達は2時間で2つの講座を受講しました。
熊本大学の秋元先生による「巨大津波のモニタリング」に関する研究の紹介。
鹿児島純心女子短期大学の進藤先生による「調理学~食べ物の不思議Q&A~」。
志學館大学の木下先生による「はじめての心理学」。
鹿児島大学の清水先生による「命を支える看護師の役割」。
鹿児島大学の金子先生による「子ども・若者が主役となるまちづくり」。
大分大学の田中先生による「教科の指導法や指導内容」に関する講義。
福岡大学の高橋先生による「行間で読む日本昔話」。
九州工業大学の白土先生による「工学部ってどんなところ」。
鹿児島女子短期大学の松崎先生による「とてもすてきな職業 教師・保育士になろう!」。
鹿児島国際大学の里園先生による「鹿児島の意外な貿易」。
宮崎大学の津山先生による「木になるひみつ~地球を変えるリグニン~」。
大分大学の隅田先生による「社会福祉に関する講座」。
宮崎公立大学の村上先生による「洋楽の歌詞 英詩を読む」。
福岡大学の村田先生による「いい薬って何だろう」。
それぞれの進路希望や興味関心に応じて,大学レベルの専門的なお話を聴くことができ,大いに勉強になるとともに,今後の進路選択にとってよい刺激になったと思います。
14名の先生方,お忙しい中,国分高校生のために貴重なお話をありがとうございました。
2018年09月03日(月)
桜蔭会総会
8月18日(土),17時からホテル京セラで,国分高校同窓会(桜蔭会)総会が行われました。
会場には同窓生や恩師など国分高校にゆかりのある方々が全国から217名参加されました。明るく華やかな雰囲気で,あちこちで昔話に花が咲いていました。
国分高校ダンス部がゲスト出演し,若々しく力強いパフォーマンスで桜蔭会に花を添えてくれました。
同窓会の皆様,ありがとうございました。これからも国分高校をよろしくお願いします。
2018年07月27日(金)
心肺蘇生法講習会
7月20日(金),終業式の日の午後,霧島市消防署の皆さんを講師に招いて,心肺蘇生法講習会が行われました。これまでは武道館で実施していましたが,今年は1年1組から4組までの4つの教室を使って実施しました。各部活動の代表の生徒を中心に,希望する生徒も含めて約50名の生徒が参加しました。
まずは心構え,確認の順番,スピードの大切さ等について教えていただきました。
部活動のユニフォームで参加している生徒もいますね。
消防士の方による心臓マッサージの実演。みんな真剣です。
生徒も順番に模型を使った心臓マッサージを体験しました。
AEDの使い方も教えていただきました。使用方法自体は音声ガイドもあり難しくはないようですが,心臓マッサージとの併用,タイミング等は難しそうですね。
今日学んだことを活用する機会はないに越したことはないのですが,もしそのような場面に遭遇したら,勇気を出してしっかりと対処できるようにしておきたいですね。
霧島市消防署の皆さん,丁寧なご指導をありがとうございました。
2018年07月24日(火)
国分夏祭り
7月14日(土),国分夏祭りに国分高校同窓会「桜蔭会」の踊り連が参加しました。ダンス部を中心とした生徒14名も参加し,祭りを盛り上げました。総踊りの様子を写真部の米倉咲良さんの写真で紹介します。
総踊りスタートを前にパチリ。
総踊りスタート!前に並ぶ赤い法被はダンス部のようです。
後方では紫色の法被を着た一般参加の生徒と先生方が踊っています。校長先生,教頭先生の姿も見えます。
国分のメインストリートは多くの踊り連で埋め尽くされました。
今年の夏祭りも大変盛り上がりました。参加した生徒の皆さん,桜蔭会の皆さん,お疲れ様でした。
2018年07月20日(金)
GS(グローカルサイエンス)講演会(京セラ)
7月17日(火),1年生のGS(グローカルサイエンス)の講演会が行われました。京セラの総合研究所の仲川所長をはじめ,計4名の方が来校され,京セラが目指す未来像や研究の面白さ,科学を通した社会貢献等について話してくださいました。
日本を代表する企業の第一線の研究者の方達から直接お話を伺い,生徒達は大いに刺激を受けたようです。仲川所長を始めとする4名の皆さん,お忙しい中,貴重な講演をありがとうございました。
2018年07月19日(木)
2年生 課題研究発表会
7月17日(火),普通科2年生の課題研究発表会が行われました。各研究分野の予選を勝ち抜いた10人が,2年全員の前で自分の研究を発表しました。内容は様々でしたが,中には小学校の協力をもらってアンケート調査を行ったものもあり,見応えのある発表会となりました。
研究テーマは次の通り。
「日本における宗教の影響力について 現代と昔の違い」,「コミュニケーション能力とは」,「米粉を取り入れた生活」,「グローバル化における英語教育の方法」,「アニメを用いた教科書や参考書は生徒の学力向上につながるか否か」,「動物のしっぽの役割と進化」,「目指せ!ヒットメーカー」,「Let's make 病院食」,「体を温める食べ物は何が一番効果的なのか」
後方には審査員席が設けられ,教頭先生と職員代表,生徒代表の6名で審査を行いました。審査結果については改めて報告します。10名の発表者の皆さん,お疲れ様でした。
2018年07月18日(水)
学年朝礼(7月)
7月17日(火),7月の学年朝礼が行われました。
1年生(体育館)。「“割れ窓(ブロークン ウィンドウ)理論“というものがあります。窓が壊れているのを放置するとやがて他の窓も全て壊されて,窃盗などの犯罪につながる。アメリカのNY地下街で落書きを消したら犯罪が激減し,さらに軽犯罪を取り締まったら凶悪な犯罪が7割減ったというのです。学校でも掃除を頑張ったり,落ちているゴミを拾ったり,棚をきれいにしたり,授業に集中したり,服装を整えるといったことを心がけることによって,今よりもさらによい国分高校をつくっていけると思います。」
3年生
3年生(武道館)。受験に向けて,資料を見る際の注意点や受験に向かう心構え等について話されました。
2年生は正門付近のロータリーで行われましたが,写真等で報告できず申し訳ありません。
2018年07月11日(水)
九州大会 壮行会
7月5日(木),九州大会に出場する2つの部活動の壮行会が行われました。
登山部4名は,宮崎県で行われる「第61回全九州高等学校登山競技大会」に出場します。水泳部17名は,熊本県で行われる「第66回全九州高等学校水泳競技大会」に出場します。
生徒会からの激励の言葉。
登山部と水泳部の代表が,大会に向けての意気込みを語りました。
九州大会に出場する21名の皆さん,頑張ってください。
2018年07月05日(木)
GS(グローカルサイエンス)講演会
7月2日(月),SSHに伴う特設科目であるGS(グローカルサイエンス)の時間に鹿児島大学水産学部の大富先生を講師にお招きして,講演会が行われました。
「オジサンっていう魚がいるんですけど,“オジサンの刺身”,食べたいですか?イメージはよくないかもしれませんが,美味しいんですよ。」
新種のエビの発見秘話や深海探査船によって撮影された錦江湾の深海生物の映像も紹介されました。魚やエビなど海の生き物にまつわるお話はとても面白く,生徒達は引き込まれていました。
講演終了後は水産学部志望の生徒が先生に直接質問する姿も見られました。またあるクラスの学級日誌には,講演を聴いての感動が熱く綴られていたそうです。
今回の講演をきっかけにして,国分高校生の水産学部志望者が増えるかもしれませんね。大富先生,お忙しい中大変興味深く楽しいお話をありがとうございました。