3 学校でのできごと
2019年12月06日(金)
学校保健委員会
12月5日,学校医・学校歯科医・PTA・学校関係職員・生徒保健委員が参加して,学校保健委員会が開催されました。
会の中で,生徒保健委員会が「防災について考える」というテーマで発表を行いました。
今年も,九州北部豪雨,関東・甲信越地方を中心とした台風15号・19号の災害による甚大な被害のニュースに心を痛めました。同時に,私たちも地震や台風,その他予想しない災害への備えはできているのか?と考えさせられます。常に一人一人が「いつ・どこで被災してもおかしくない。自分の身は自分で守る!」という意識を持っておかなければなりません。
生徒保健委員会では,冬休みを前に防災について全生徒・職員が学校や家庭で少しでも考え・話し合う機会を持ってほしいと思い,掲示物作成を行いました。
1 避難所の確認について
霧島市を例に避難所の確認をしてみました。市役所安心安全課より住民各世帯に防災マップを配っており,学校周辺にも1カ所避難所があることがわかりました。市役所の方の話から,避難所へ避難する際は1人2日分くらいの食料や飲料水は準備して避難してほしい,避難所へ支援物資等が届くのはだいたい3日目くらいからだと言われました。そのほかの自治体でも同様で,HPでもみることができます。
2 非常食(ローリングストック)について
最近農林水産省や日本気象協会等でも勧めている,食料・飲料水のローリングストックという備蓄方法です。
ローリングストックとは,普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法です。大手のスーパーや企業のHPでも,「3日間ローリングストックセット」の紹介や販売もしています。自宅でも日常良く使うような食材・加工品を集めたコーナーを作っておき,消費しては補給するというような習慣を作っておくと慌てなずにすみますね。
3 家族で防災会議
もうすぐ冬休みですが,年末年始の家族が集まる機会に,防災について家族の行動,避難所,避難経路,連絡方法等を決めておいてください。
話し合いの内容としては,
・家の中はどこが一番安全か
・医薬品や防災用品の備え
・避難するところや経路
・避難時に誰が何を持ち出すか,どこにおいてあるか。
・家族間の連絡方法と最終的な集合場所
・昼間 や夜間の場合の避難方法など。
それぞれの家庭状況に合った大切な事を話しておいてください。
4 簡単なトイレの作り方の紹介
大事だけれど忘れがちなのがトイレの事だそうです。災害が起こった場合,自宅や避難所のトイレが使用できなくなることも多々あるそうです。この新聞紙で作った箱を何枚か作っておくと,使い捨てトイレになるので参考までに。
保健委員の皆さんポスター作製,発表等お疲れさまでした。これからも頑張ってください。なお掲載したポスターは保健室前に掲示してあります。
2019年12月06日(金)
企業等による出前講座
12月4日(水),2年生全員を対象に,「企業等による出前講座」が行われました。地元の企業8社から講師をお招きして,それぞれの会社の業務内容や地元とのつながりについてお話しいただきました。
6限目は武道館で九州タブチ国分工場の竹内先生から,仕事をする上での心構えや意識,姿勢の大切さ等について教えていただきました。教員にとっても勉強になる貴重なお話でした。
7限目はそれぞれの進路希望に応じて8つの講座に分かれて講義を受けました。
上野原テクノパークにある藤田ワークスは板金の精密加工を行う会社です。担当の濱畑先生は国分高校のOBだそうです。
国分広瀬にある「としクリニック」は耳鼻咽喉科をメインとした病院です。副院長の竪山先生が医療分野についてお話しくださいました。
瀬戸川動物病院は学校のすぐ近くにあります。院長の瀬戸川先生が獣医の仕事内容等について説明してくださいました。
国分敷根にある鎌田建設。専務取締役の鎌田先生が土木・建築分野について説明してくださいました。鹿児島掃除に学ぶ会の活動にも取り組んでいらっしゃいます。
鹿児島空港前にあるバレルバレープラハ&GEN。代表取締役の山元先生が麹(こうじ)や発酵食品について説明をしてくださいました。
霧島市消防局。総務企画課の上水流先生が消防士の仕事について話してくださいました。
霧島市役所。落合先生が市役所の役割,働く上での心構え等について話してくださいました。
最後に国分幼稚園。二渡先生と古城先生のお二人が保育分野についてお話しくださいました。
後半は子どもたちと行う体を使った本気の遊びを体験しました。写真は「かみなりどんがやってきた」。かみなりどんに持っていかれないようにコールされた場所を手で押さえて守ります。写真は二人組バージョンですね。
守り切ったら…,ガッツポーズとともに大きな声で「イエス!」。高校生もつい本気になります。
最後は「からだかるた」。コールされたところを素早くたたきます。「ひざー」。Y先生,早さを競う遊びなんですけどわかってますか?
「ほっぺたー」。このゲームは二人組にならない方がよさそうですね。
様々な業種の仕事内容だけではなく,仕事をする上での真摯な姿勢や社会に貢献するという意識の大切さを学ぶことができました。各教室とも非常に有意義な時間になったと思います。
講師の先生方,本当にありがとうございました。
2019年11月27日(水)
マレーシア セントフランシス高校の生徒8名来校!
11月26日(火),マレーシアのマラッカにあるセントフランシス高校から8名の生徒が来校しました。生徒会役員や2月にマレーシア研修に行く生徒たちが交流しました。
5限目,まずは書道で交流。中国系の彼は自分の名前を書こうとしているようです。
かれは王道の「こんにちは」に挑戦。みんな一生懸命取り組んでくれました。
いいですね。「夢」がいっぱいです。後ろの席のアメリカ出身の国際交流員の先生はなぜか「鯛焼き」をいっぱい書いていました。
なぜ「ラーフル」かな?と思っていたら,彼の名前でした。なるほど。
引率の先生は「馬来西亜(マレーシア)」に挑戦。書道は初体験だったようです。
最後は色紙に書いた作品と一緒に記念撮影。みんないい顔してます。
6限目は体育館でバドミントン!国の威信をかけた?熾烈な試合が行われ,大いに盛り上がったようです。
7限目は被服室で座談会。観光班作成の「抹茶オーレ」を飲みながら,観光班の課題研究の発表を聞いてもらいました。もちろん英語です。
ジェンダー班の発表も英語で聞いてもらい,さらに家事の負担に関するアンケートに協力してもらいました。
後ろでスタンバっているのは茶節班のようです。
英語で茶節の説明をして,試食してもらいました。
茶節のお味はどうですか?食べたり飲んだりしながら,テーブルごとにいろいろな話をしたようです。
彼はバドミントンがめちゃくちゃ強かったそうです。マイラケット持参でした。
ジェンダー班はこの時間を使って引率の先生方にも家事負担のアンケートをお願いしていました。マレーシアだけでなく,アメリカ,中国,イギリスのデータが取れたようです。
最後は代表生徒による挨拶。
記念品交換。
終了後は連絡先を交換したり…,
一緒に写真を撮ったり,マレーシアでの再会を約束したりしていました。
短い時間ではありましたが,非常に有意義な国際交流ができました。
2019年11月18日(月)
ジオ体験クルーズツアーに参加しました
11月17日(日),霧島市観光協会が主催する「高校生を対象としたジオ体験クルーズツアー」に10名の生徒が参加しました。
午後1時頃,隼人港から2隻の船に乗って出発。
ほぼ真南に進み,桜島の北側にある新島(しんじま)を目指します。結構風が強かったです。
新島に到着。新島は桜島の北東約1.5kmにあり,燃島(もえじま)とも呼ばれます。
霧島ジオパークの石川先生から,島の成り立ち等について説明していただきました。「今年7月に元島民のご夫婦が島に戻ってこられ,再び有人島になりました。」
港にある「ようこそ しんじまへ」と書かれた歓迎ののオブジェ。
船長さんに島を案内していただきました。
後ろはアコウの木でしょうか。集落内にはアコウの群落があります。海に囲まれ温暖な気候であることがうかがえます。
5m位の崖で,「燃島貝層」と呼ばれる地層を見ることができました。白い貝殻を多く含み,白い帯のようになっていました。
新島を後にして桜島の「付け根」にあたる牛根を目指します。
牛根付近には温泉の湧き出しているところがあり,海が薄い緑色になっています。
これはカンパチの養殖いけすでしょうか。アオサギとダイサギが休んでいます。後ろには牛根大橋が見えています。
帰りには海上から敷根の「若尊(わかみこ)神社」を見ることができました。遊歩道があるので次は歩いて行ってみたいですね。
隼人港に戻る頃にはだいぶ日が傾いていました。
霧島ジオパークの雄大さ,素晴らしさを体感することができました。
霧島市観光課,霧島市ジオパーク推進課,ジオパーク推進委員の関係者の皆様ありがとうございました。
2019年10月28日(月)
グローバル サイエンティスト アワード ”夢の翼”で普通科生徒が入賞!
10月27日(日),城山観光ホテルでホテルで行われた「グローバル サイエンティスト アワード ”夢の翼”」に普通科2年自主ゼミの3班が出場しました。
抜け殻班,「セミの抜け殻は語る」。校内のセミの抜け殻をすべて採集し,種類や雌雄による発生消長の違いやセミの羽化数と気象条件との関係を調べました。
シジミ班,「国分平野はほぼ占領?」。国分平野における外来種タイワンシジミの分布,生息状況について調べました。
雑草班,「ヒトの影響を大きく受けている場所の外来植物」。近くの国分寺跡(400m2)における外来植物の現状について調べました。
表彰式。
抜け殻班が「株式会社ソラシドエアー賞」を受賞しました。前列右から4番目ですね。おめでとうございます。夏の盛りに毎日1時間以上かけて校内のセミの抜け殻を全て採集するという大変な作業が報われましたね。
まだまだ経験は浅いですが,このような発表会を通してプレゼン力がどんどん向上しているのが分かります。入賞できなかったチームにとってもいい経験になりました。
国分高校SSH事業の要である普通科課題研究にとっても,大きな一歩になりました。
2019年10月21日(月)
九大アカデミックフェスタ
10月19日(土),九州大学で行われた九大アカデミックフェスタに,理数科2年生の物理班,化学班,生物班,地学班,数学班,情報班(計6班),普通科2年自主ゼミの観光班,ジェンダー班,茶節班,水班,抜け殻班,シジミ班,雑草班(計7班),総計13班42名が参加しました。
会場は九州大学伊都キャンパス。ありがちな記念写真をパチリ。
ポスター発表の会場はこんな感じです。結構な数の高校生が参加しています。
普通科自主ゼミ抜け殻班。「セミの抜け殻は語る ~校内のセミの発生消長~」
理数科化学班。「特産物から新たな酢を!」
理数科情報班。「新しいハザードマップのカタチ」
他の学校の発表を聴くのも,とても大事です。
多くの班にとっては初めての発表となり,いい経験になりました。残念ながら国分高校からの入賞はありませんでしたが,いろいろと勉強になったと思います。
参加した生徒の皆さん,お疲れ様でした。
2019年08月26日(月)
中学生の一日体験入学
8月22日(木),中学生の一日体験入学の日です。
中学生の皆さんが続々と正門をくぐって体育館に向かっています。
体育館では生徒会執行部を中心に,着々と準備が進んでいます。
校長先生が不在だったため,教頭先生による開会の挨拶。今年も多くの中学生の皆さんが集まってくれました。
1限目は体育館で全体説明会。写真は生徒会による国分高校の概要説明。
音楽部による歓迎の演奏。
理数科3年生による理数科活動紹介。画面は国際大会(CASTIC) グランドアワード1等受賞の様子ですね。「世界制覇!」の文字が見えます。
SSH委員によるSSH活動紹介。
ちなみに被服室では,同時進行で保護者説明会が開かれています。先ほど中学生向けに説明をした生徒会長の桐原さんは保護者に向けても「国分高校愛」を熱く語ってくれました。
保護者説明会も大盛況です。写真は理数科の説明。
SSH事業についての説明。
2限目は各教室に分かれて,体験授業です。
写真は理科(物理)の講座で,テーマは「まん中」。重心を求める方法についての実習でした。
理科(化学)の講座,「銀色の葉をつくってみよう!」。楽しそうです。
理科(生物)の講座,「DNAの抽出」。バナナのDNAを取り出して観察しました。
今すくってるやつがDNAですよ。
英語の講座,「高校英語を体験しよう!」。
数学の講座,「高校数学入門~因数分解編~1」。
数学の講座,「高校数学入門~因数分解編~2」。
地歴公民の講座,「選挙を学ぼう」。
国語の講座,「説明的文章(評論)~試験問題に挑戦~」。
3限目は被服室での理数科説明会と部活動見学の同時進行です。
理数科説明会では3年物理班が「グリーンフラッシュ」の研究を紹介しました。
化学班と卒業生も加わった質疑応答では,多くの質問が出されました。
皆さん,世界を目指す国分高校理数科のことを理解していただけたでしょうか。
理数科説明会後も部活動見学は続いています。ごく一部ですがご紹介します。
百人一首部。今年は全国総文祭への出場も果たし,盛り上がっていますね。
多くの中学生が見学(演奏?)に訪れた音楽部。
剣道部。
演劇部。左から2番目は顧問の先生でしょうか?いえいえ高校2年生です。
今年も多くの中学生,保護者の皆さんに参加していただき,大いに盛り上がりました。ありがとうございました。
中学生の皆さんにとっても有意義な体験入学になったのではないでしょうか。
2019年08月22日(木)
大学出前講座
8月21日(水),1年生全員を対象に,外部講師による特別講座が実施されました。14の講座が開かれ,生徒たちは希望する講座を2つ受講しました。
文学(語学)分野。鹿児島国際大学の木村先生による「ハングルの歴史と文字的特徴」
心理学分野。志學館大学の野上先生による「『やる気』の科学」。
経済学分野。下関市立大学の関野先生による「アベノミクスとは何だったのか」。
国際関係分野。宮崎公立大学の梅津先生による「1964年の東京オリンピックはどう報道されたか」。
法学社会学分野。鹿児島大学の松田先生による「商法入門」。
工学分野。九州工業大学の淵脇先生による「見えない“流れ”を視る!」。
工学(建築・デザイン)分野。近畿大学の小池先生による「『街並み』を科学する」。
理学分野。福岡大学の松原先生による「生活を支える有機化学」。
農学分野。宮崎大学の續木先生による「家畜のあゆみ」。
水産学分野。鹿児島大学の佐野先生による「日本の食育と魚食文化」。
栄養学分野。鹿児島県立短期大学の木下先生による「食品の香りや色を作り出す酵素の働き」。
看護学分野。鹿児島純心女子大学の小楠先生による「看護ってどんな仕事?」。
保育学分野。鹿児島女子短期大学の丸田先生による「子どもの生活と遊び」。
教育学分野。福岡大学の伊藤先生による「外国人児童生徒と日本の学校」。
1年生の皆さんにとっては専門的な部分がちょっと難しかったかもしれませんが,大学等でさらに詳しく学びたい!という気持ちが強くなったのではないでしょうか。
14名の先生方,ありがとうございました。
2019年08月08日(木)
1年生鹿子木くん 少林寺流空手全国大会で優勝!
8月4日(日)に福岡県で行われた第49回少林寺流全国空手道選手権大会 高校男子 型の部に出場し,見事全国優勝を果たしました!
8月7日(水)に鹿子木くん親子が来校し,校長室で報告会が行われました。
下の写真は大会当日の型競技の様子。右側が鹿子木くんです。周りの照明が落とされ,緊張が倍増しそうな雰囲気です。
ちょっとだけ拡大。
ちなみに全国優勝は今回が初めてではなく,小学校時代から数えると,なんと5回目だそうです。スゴイの一言に尽きます。
鹿子木くん,これからも頑張ってください!
2019年07月29日(月)
快挙!国際大会CASTICでグランドアワード1等受賞!
7月22日(月)~25日(木)の日程で,中国マカオで開催された第34回中国青少年科学技術イノベーションコンテスト(CASTIC)に出場しました。昨年のSSH全国大会における文部科学大臣表彰(第1位)の受賞を受けて,「日本代表」としての出場です。メンバーは,3年平田くん,3年米倉さん,2年持永さん(いずれも理数科)の3名です。
7月20日(土),家族と教頭先生に見送られて,鹿児島空港を出発。
経由地の上海空港では,待ち時間を有効に使って野鳥観察。これはヒヨドリの仲間のシロガシラ。日本でも八重山諸島に生息しています。ちなみに今回時々登場する鳥の写真は,写真部員でもある米倉さんがすき間時間で撮影したものです。
上海の浦東空港から約3時間。マカオについたのは22時,マカオ大学内の宿舎に着いたのは深夜0時でした。
7月21日(日),宿舎前にて日本チーム集合。心強いボランティアさんたちとともに,ポスター設営のため発表会場に向かいます。
ポスター発表のブースはこんな感じです。設営が終わったら,違反がないかチェックを受けます。発表内容は昨年文部科学大臣表彰を受けた大隅諸島のエンマコガネの研究ですが,海外での発表用に図版と予備研究の部分を修正し,もちろん全て英語に直しました。
午後はマカオ大学内で,オープニングセレモニーで使うプラカードを作成。元美術部員が活躍しました。
完成!3人でアイデアを出し合い,日本らしいデザインにしました。左上のキジは,日本の国鳥ということで採用されたようです。
15時から予定されていたオープニングセレモニーの予行は,なんと18時30分に始まりました。ボランティアさんの案内でマカオ大学内を2時間散策しても時間を潰しきれませんでした。写真はオープニングセレモニー会場にあった「日本(Japan)」の垂れ幕。プラカードも含めて,日本代表としてきていることを実感しました。
オープニングセレモニーの予行の様子。プラカードを持って国ごとに2人ずつステージに上がり,一言述べて後ろに並びます。中国は省ごとに行います。中国チームのパワーには圧倒されました。ちなみに国旗を持って上がらないようにと厳しく注意がありました。CASTICは純粋に若者たちの科学の発表の場であり,いかなる政治的な問題も持ち込ませないという意図によるもののようです。参考までに,「台湾」は中国の「省」ではなく,一つの国(地域)として扱われていました。
7月22日(月),オープニングセレモニー本番です。日本チームは3年生2人が霧島市からお借りした法被を着て臨みました。意外とリラックスしていますね。
Italy に続いて「 Japan 」がコールされました。ステージ上では,「こんにちは。ひろあきです。さくらです。We are team JAPAN ! 加油!」と日本語・英語・中国語の3カ国語を取り入れて挨拶しました。中国語の「加油(チャーヨウ)」は頑張れ!という意味ですが,これを入れたことで,一段と大きな拍手が起こりました。
中国の要人も加わっての記念写真。スゴイことになっています。これをかき分けて前に行くと…,
こんな感じです。「Japan」見えますか?左上のキジが目印です。
オープニングセレモニー終了後,日本チーム3人で記念写真。後ろはラオスチームのようです。
午後は一般公開でしたが,教員は別のプログラムがあったため,写真は撮れませんでした。こちらはお互いに写した発表練習の様子。
夕方宿舎に向けて歩いていると,日本では渡り鳥として時々見られるホオジロハクセキレイが芝生の上で餌を探していました。
7月23日(火),いよいよグランドアワードの本審査です。日本チームは国分高校の制服で臨みました。6時から朝食ということでちょっと眠そうです。
この日も教員は発表会場に入れないので,写真は審査の合間にお互いにとったり,ボランティアさんが撮ってくれたりしました。この写真は,ねじって組んだはずの手が,ねじれてなーいというのを世界各国に広めている写真です。巻き込まれているのはタイチームとインドチーム,ボランティアの方々のようです。だいぶリラックスして臨めたようです。
審査の合間には,お互いの発表を聞きに行くこともできます。これは韓国チームが聴きに来てくれている様子ですね。大人の政治情勢などここでは関係ありません。
数少ない審査風景の写真。基本的には全て英語で発表です。中には拍手をして絶賛してくださった審査員もいたらしく,ある程度の手応えはあったようです。
夕方からは生徒交流会が行われましたが,教員は入れず,写真はありません。
7月24日(水),この日は終日一般公開ですが,9時30分からと少し余裕があったので,早朝バードウォッチング。マカオ大学は実は中国本土側にあり,マカオとは海で隔てられています。写真はマカオ大学からマカオを望んだもので,大学東側の干潟では多くの野鳥を見ることができました。ちなみに今狙っているのは…,
思いっきり夏羽のアカガシラサギ。ここまで完璧な夏羽は日本ではなかなかお目にかかれません。
この日の一般公開には,女子2人は浴衣で臨みました。教員も入ってよいとのことで,生徒たちの発表や国際交流の様子をご紹介します。
霧島市からお預かりした霧島市の観光パンフレット(英語版)も配布して,研究内容だけでなく日本や鹿児島県,霧島市の紹介もしました。
もちろんちゃんと研究発表も頑張りました。聴いてくれているのは中国の高校生。
こちらは中国の中学生。とても熱心に質問していました。
こちらはインドチームの引率の先生。
こちらの中国の学生は熱心に話しかけてくれて,様々な議論や情報交換ができたようです。生徒たちが最も刺激を受けた交流になったのではないかと思います。
16時30分にはブースを撤収してマカオ大学へ移動。大学の体育館(開閉会式会場)前で外国チーム全員での集合写真。いろいろな国の国旗が見えます。国旗はありませんが,日本チームはほぼ真ん中に陣取っています。
宿舎に戻って夕食,着替え,一休みして夕方からの特別賞表彰式に備えました。
日本では記録すらないクロエリムクドリが何か言い争っていました。
19時30分からは,Special Award(特別賞)の表彰式。
工学的な研究が評価されやすいと聞いていたので,期待せずに気楽にいこうと思っていると,早い段階で「Japan !」とコールされ,生徒たちは大慌てで壇上へ。「高士其特別賞」を受賞しました!
席に戻って握手を交わしていると,心の準備もないまま再び「Japan !」のコール。生徒たちは何の賞かもわからないまま再び壇上へ。「マカオ大学科学技術イノベーション特別賞」でした!
特別賞を2つもいただき,びっくりの日本チーム。「火山国における生物相形成の新たな視点」という地道な基礎研究が国際大会で評価を受けたことはとても喜ばしいことです。
うれしすぎて,会場の外でもついこんな写真を。霧島市の法被が,ついに世界の舞台でも表彰台に上がりました。
7月25日(木),大会最終日。午前中はマカオ市内観光,午後はグランドアワードの表彰式です。
朝のバードウォッチングでは,日本のモズよりかっこいいタカサゴモズがお出迎え。
マカオ半島部分にあるポルトガル統治時代の遺構,「大三巴」。所々に中国らしさが隠れていました。
マカオタワーにも行きました。橋の向こうに見えるのはタイパ地区。一緒に写っているのは,一番仲良くなったタイチームの高校生。
昼食を挟んで,午後はグランドアワードの表彰式。
開式までの間,スクリーンには大会期間中の若者たちの様子が映し出され,日本チームも何度も登場していました。
さあいよいよグランドアワードの表彰式が始まりました。
3等(銅賞)でコールされず,2等か1等の可能性が高くなりました。
2等(銀賞)でもコールされず,理論的にはあと1等しか残っていません。
「いやいや何ももらえないこともあるかもしれないから期待しすぎるな。メンタルやられるから。」と小声でお互いに話しながらも,どうしても期待してしまいます。
そしてグランドアワード1等(金賞)の発表。発表はアルファベト順です。「Canada,Denmark,Germany…,」そして「Japan !」。日本チーム3人の名前もコールされました。そのあとは耳に入ってきません。鳥肌がしばらく収まりませんでした。あとから動画を見直すと,11カ国が1等を受賞したようです。
ズシリと重い金メダルを手に席に戻った生徒たち。ちょっと実感がわいてきました。
表彰式,閉会式が終わっても興奮冷めやらず,ステージ上でお世話になったボランティアのSamさんやAllenさんたちと記念撮影。
終わってみれば,グランドアワード1等に加えて特別賞2つ受賞,という想定以上の結果を残すことができました。唯一の日本代表チームとしての重責を果たせて,本当にほっとしました。生徒たちにとっては今後の人生に影響を与えるほどの素晴らしい経験になったと思います。国分高校理数科・SSHにとってもまた一つ大きな成果が加わりました。
土台を作ってきた数世代の先輩たち,放課後遅くまでの準備に協力してくださった保護者,国分高校,霧島市,大会関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。
今後とも国分高校をよろしくお願いします。
2019年07月25日(木)
トヨタリコチャレ
令和元年7月24日(水),トヨタ車体さんと内閣府男女共同参画局が企画・実施している理工系女子を育成するためのプログラム「理工チャレンジ2019」に本校生が参加しました。参加したのは,1年生 女子9名,3年生 男子1名。
10:00~10:20 スケジュール説明,社長挨拶,会社紹介。
10:20~10:40 女性技術者による業務説明。女性技術者の必要性や女性の働きやすい環境の整備に取り組んでいる等の話がありました。トヨタ車体の働きやすい環境を実感することができました。
10:40~11:20 車の製図ソフトであるCATIAの使い方の説明があり,CATIAを活用して3Dプリンタで,それぞれの名前の入ったキーホルダーを作成しました。
3Dプリンターをのぞき込んでいます。
名前入りキーホルダー完成!
昼食はちょっと早めの時間に社食でとらせていただきました。好きなメニューを好きなだけ選べてみんなおいしそうです。
食事後はポッチャ体験。社員の皆さんのリフレッシュ法なのでしょうね。
12:30~13:00 電気ノイズの影響についての実験とハーネスを使ったブレスレット作り。
まずは材料を選んで…,
説明に従って作っていきます。
時にはお互いに協力しながら。
できた!
13:05~13:50 プログラミング体験。プログラミングで業務が効率化できていること,プログラミングを学ぶことで論理的思考力が高まり人の気持ちが分かるようになること等,プログラミングの意義や重要性を学ぶことができました。
13:55~14:40 厚紙を使ったワイパーリンクの作成。
ワイパーってこうやって動いてるんだ。
14:40~14:50 質疑応答,アンケート記入。
女性技術者の生き生きとした話を聞いたり働きぶりを見たりすることで,そのやりがいを体感し,女子生徒の将来の進路の選択肢も広がったことでしょう。また,ものづくりや科学実験を楽しみながら体験することで,ものづくりや科学技術に対する興味・関心が高まりました。すばらしい先輩方に続いてほしいと思います。
ご指導くださったトヨタ車体の皆さん,ありがとうございました。
2019年07月23日(火)
心肺蘇生法講習会
7月19日(金),終業式終了後の午後に,各部活動の代表者を対象として心肺蘇生法講習会が行われました。講師は霧島市消防局の皆さんです。
生徒たちは1年生の教室4つに分かれて,まずはお手本を見せていただき…,
実際に心臓マッサージ等の練習を行いました。手の組み方や圧迫する部位を教わっています。
とても丁寧にご指導いただきました。生徒たちも熱心に聴いています。
真上から圧迫するようにしましょう。手もしっかり組んで。
人工呼吸の仕方やAEDの使い方も教えていただきました。
酸化した生徒の皆さん,もう大丈夫ですね。
いざという時,慌てず適切に行動できる勇気を持ちたいものですね。
霧島市消防局の皆さん,ありがとうございました。
2019年06月13日(木)
明日から舞鶴祭(文化祭) ただいま準備中!
6月13日(木)放課後,明日からの舞鶴祭(文化祭)を前に,各クラスとも準備に余念がありません。
こちらのクラスはわずかな光も入れないよう,すき間無くしっかり目張りしてあります。どんなプラネタリウムが見られるのでしょうか。
こちらはバザーのようです。「どうなつ」です。食べてみたくなりました。
正門前には美術部制作の舞鶴祭の看板が設置されました。
皆様,国分高校舞鶴祭は,6月14日(金)の午後から15日(土)にかけて2日間行われます。ご家族,ご近所お誘い合わせの上,是非ご来場ください!
2019年06月12日(水)
表彰式・九州大会壮行会
6月11日(火),表彰式と九州大会の壮行会が行われました。
ハンドボール部。
県高校総体 女子 3位,男子 優勝(インターハイ出場決定)!
水泳部。
姶良伊佐地区大会 男子総合 優勝!女子総合 優勝!
県高校総体。女子総合 2位,男子200mバタフライ 優勝!女子200m背泳ぎ 優勝!女子200m自由形 優勝!男子100m平泳ぎ 3位。
放送物理部。
NHK杯全国高校放送コンテスト県予選 テレビドキュメント部門 優秀賞!
同ラジオドキュメント部門 優秀賞!
両部門とも全国大会出場決定!
九州大会壮行会。男子ハンドボール部と写真部の生徒が九州大会に出場します。
校長激励の言葉。
各部の代表の生徒が一言ずつ挨拶をしました。
両部活動の皆さん,九州の舞台でも臆することなく,自分の力を試してきてください。健闘を祈ります。
2019年06月10日(月)
英語科研究授業
5月30日(木),英語科の研究授業が行われました。対象は1年生,テーマは環境問題でした。
前半はレイチェル・カーソンが「沈黙の春」を書くきっかけとなったDDT(農薬)の散布に関する文章をALTの先生が読み,それを聞き取りました。
後半は班ごとに「Kokubu Times」という新聞を作成しました。写真は,協力しながら記事の準備をしている様子。
自信のないところは,教科担任の先生やALTの先生にアドバイスをもらいました。
英語力に加えて,コミュニケーション力,表現力,紙面の構成力等,様々な力が求められるアクティブな授業が展開されていました。
2019年06月07日(金)
男子ハンドボール部 インターハイ出場決定!
5月30日(木),男子ハンドボール部がインターハイ出場の切符をかけて,国分中央高校との決勝戦に臨みました。
3年生はバス8台で学年応援へ!
教頭先生の熱い思いに見送られて出発!
会場の吉田文化体育センターは両校の応援団であふれました。写真は試合前の選手紹介の様子。
相手は県新人戦の覇者であり,先日の姶良伊佐地区大会でも敗れています。思い切っていきましょう。
序盤からの厳しい攻撃に対してキーパーを中心に必死で守ります。
国分高校も負けていません。カウンターからゴールを狙います。
パスを回して相手を翻弄。
3年生のシュート。
速攻から,ディフェンスの少ない状態でシュート。
抜きつ抜かれつの緊迫した展開に,応援団も盛り上がっています。
前半は9-10と1点リードされて折り返しました。
さあ後半の怒濤の攻撃に期待が高まります。
体勢を崩しながらもナイスシュート!
1年生レギュラーの見事なシュート。
先輩たちも負けていません。
応援団のボルテージも最高潮!
終盤の攻防。最後まで攻撃の手を緩めず…,
ディフェンスの間を抜くシュート。
後半は12-9。合計21-19で試合終了。これまで勝てていなかった相手に大舞台で勝利し,喜びがあふれました。
応援席からは祝福の拍手と,割れんばかりの校歌が!
準決勝で涙をのんだ女子ハンドボール部も最前列で喜びを爆発させています。
優勝監督胴上げ。二度,三度と宙に舞いました。
表彰式。4年ぶりの優勝旗とインターハイへの切符を手にしました。
男子ハンドボール部の皆さん,おめでとうございます。九州大会,全国大会でも頑張ってください!
3年生の皆さん,応援お疲れ様でした。優勝が決まった瞬間の鳥肌が立つような感動も,学年全員で声を枯らして歌った校歌も,きっと最高の思い出になると思います。
2019年06月06日(木)
第1回 中高連絡会
6月4日(火),令和元年度第1回中高連絡会が行われました。
受付が済まれた先生方には,連絡会開始までの時間に授業参観をしていただきました。
一緒にいくつかのクラスを回ってみました。こちらは1年生の「現代社会」。
1年生の「数学1(正しくはローマ数字)」。プロジェクターを使っての授業です。
1年生の「物理基礎」。難しそうです。頑張れ!
1年生の「保健」。先生の話を聴きいていないわけではありません。近くの人と話し合っているようです。
気がつくと,会議室では中高連絡会が始まっていました。校長挨拶。
教頭による学校の概要説明。
理数科の説明。「理数科は基本的には普通科と変わりませんが,プラスアルファで学科独自の様々な活動を行っています。」
生徒指導部から。
そのほか,入学試験の状況,SSHについて,進路指導部から,1年生の状況,夏の体験学習についての説明がありました。
いったん閉会後,1年生の担任と中学校の先生方の懇談。貴重な情報交換が行われたようです。
ご参加いただいた中学校の先生方,ありがとうございました。
2019年06月05日(水)
入場者数大幅に更新!サイエンスフェスタ大成功
6月1日(土),イオン隼人国分店において,今年もサイエンスフェスタが開催され,理数科の1・2年生全員が参加しました。
会場前では,開始時刻(10時)の10分前にはこのように行列ができていました。さあ何から行きますか?
「これからサイエンスフェスタを始めまーす」という号令とともに,拍手でスタートしました。
まずは「空気砲で遊ぼう」。ペットボトルを半分に切って…,
切り口にゴム風船を切ったやつをはって…,
できた鉄砲で的を倒して遊んでもらいました。子供たちに楽しんでもらおうとする高校生たちの表情がとてもいいですね。
続いて洗濯のりとホウ砂を使って,「スライムを作ろう」。
洗濯のり中のポリビニルアルコール(PVA)という高分子どうしが,ホウ砂によって橋渡しされて結合することでゲル状になります。
絵の具を入れることで,それぞれ好みの色をつけます。さあ混ぜるよー。とても楽しそうです。
ヒンヤリ,ペッタリ,気持ちいいでしょ?子供たちの驚いた表情がたまりません。
お次は「吹き矢を飛ばそう」。厚紙を丸めて筒と矢を作ります。手を切らないように注意してね。
できた吹き矢で的を倒します。さあいくつ倒せるかな?高校生も見守っています。
中には百発百中でほとんどの的を倒した名手もいました。ランキング1位!優勝おめでとう!
途中,テレビの取材も入りました。
「キラキラビー玉作り」では,ビー玉をフライパンで熱し,それを氷水で急速に冷やします。
「さあ,それをライトの上に置くと…,」
「うわーっ」という歓声が上がりました。ビー玉の内部に入った亀裂に光が反射し,とてもきれいです。
残るは「-196度の世界(液体窒素)」。
「バラやアジサイの花を液体窒素に入れると…,中の水分があっという間に凍って…,」みんな聞いてる?
凍ったアジサイの葉っぱをバリバリッと砕いてもらっています。みんな手袋をちゃんとはめてね。膨らんだ風船が縮んで元に戻るのも好評でした。
バレエ教室の生徒さんたちも練習前に見に来てくれました。
今年も親子連れを中心に多くの方がご来場くださいました。ありがとうございました。
入場者数はまさかの408人。昨年まで300人弱だったので,大幅な増加です。今後はさらに面白い実験も工夫して,より一層盛り上げていきましょう。
理数科1・2年生の皆さん,お疲れ様でした。
2019年06月04日(火)
課題研究基礎講座
5月31日(金),筑波大学生命環境系 常勤研究員の蔵満司夢先生(農学博士)を講師に招いて,課題研究基礎講座が行われました。先生ご自身も高校時代にSSHの活動を経験されたそうです。
高校時代にSSHで行ったオトシブミという昆虫の寄生蜂のお話や,現在も続く寄生蜂研究のディープなお話はインパクトがありました。芋虫体内の寄生蜂の幼虫の様子も動画で流されましたが,生徒たちは驚きながらも興味津々でした。
寄生蜂が寄生する相手(ホスト)の行動をコントロールしたり,特定の植物を食べた芋虫には寄生蜂が寄生できなかったりと,寄生蜂の世界は不思議がいっぱいです。質疑応答の時間には質問が相次ぎ,最後は残念ながら時間のため打ち切られました。
「世界の誰も知らないことを調べることが大事。巨人の肩に乗ることで知識の端っこを知ろう。」,「調べたことは何らかの形で必ず論文(印刷物)にまとめるようにしよう!」など,これから課題研究を進めるに当たってとても大切なことをたくさん教えていただきました。
国分高校のためにはるばるお越しいただいた蔵満先生,貴重なお話をありがとうございました。
2019年06月03日(月)
教育実習生研究授業
5月29日(水)~5月31日(金)にかけて,教育実習生の評価授業が行われました。
29日(水),理科(生物)の実習生。1年生の生物基礎で,「酵素」についての授業でした。酵素の性質などを学習した後…,
教室の真ん中で演示実験。「加熱したレバーに過酸化水素水を加えると,どうなると思う?」と予想させて,検証。盛り上がりました。
そしてそのまま終わりの挨拶。学習した後に実際の反応を見たことで,理解が深まったのではないでしょうか。
30日(木),国語科の実習生。1年生の国語総合,「山月記」についての授業。
身振り手振りも交えながら,山月記の情景を熱く説明。作品に対する「愛」がこちらにも伝わってきました。
教師の後ろには,他の教育実習生や指導教官,教頭先生の厳しくも温かい視線がありました。
31日(金),保健体育科の実習生。
1年生のバレーボールの授業でした。
体育館シューズが黒いのが実習生です。(生徒と見分けがつきません。)
アタックが打てるようになった生徒も,結構いたようです。
立ち位置や声の大きさ,目線,板書の的確さ,説明のわかりやすさ等,指導の先生から多くの指導をもらったと思います。生徒たちの反応から学んだことも多かったことでしょう。
お互いにとって有意義な実習になったのではないかと思います。今後は大学での勉強と併せて,教員採用試験の勉強も頑張ってください。実習お疲れ様でした。
2019年05月31日(金)
生徒会役員改選・立会演説会
5月29日(水),生徒会役員選挙と,それに先だって立会演説会が行われました。
立会演説会の様子。生徒会長に2人,副会長に3人が立候補しました。
引き続き投票。3年生は,霧島市選挙管理委員会からお借りした投票セットを使って,体育館と武道館に分かれて投票を行いました。
まず名簿で氏名を確認してもらって,投票用紙を2枚(会長用,副会長用)受け取ります。
記入台で候補者の名前を記入。みんな神妙な面持ちです。
さあ投票です。会長用(白)と副会長用(緑)を間違えないように入れてください。立会人が目を光らせています。
武道館では5組~8組が投票を行いました。
選挙の結果はまた後日お知らせします。
道具の準備等を行った選挙管理委員の皆さん,お疲れ様でした。
2019年05月30日(木)
学年朝礼(5月)
5月28日(火),5月の学年朝礼が行われました。
体育館で行われた1年生の講話は,いきなりインタビュー形式でした。「何のために勉強するんだと思う?」
大学で教育社会学を学んだ経験を交えて,「高校生活を実りあるものにするために『学校とは何か,何のために学ぶのか』,『学問の中身をより深く知る』,これら2つのことを常に考えて生活してほしい」と語ってくださいました。
武道館で行われた2年生の講話は,一人二役で先生と生徒の会話形式という予想外の導入。先生「これをやってみないか。」
生徒「いやー先生,僕には無理です。」
自らの陸上競技の経験から,「特別な才能がなくても,何かをやろうとする強い意志があれば,必ず出来るようになる。何事もやる前から『無理!』と決めつけずに,やれば出来ると信じて取り組んでほしい。」と楽しいアドリブを取り入れながら,語ってくださいました。
ロータリーで実施予定だった3年生は,天候不良のため教室でSHRを行いました。
2019年05月29日(水)
歯を大切に!歯科検診
5月27日(月),歯科検診が行われました。
どの顔も緊張感がみなぎっています。写真は5限目の2年生の様子。
皆さん,しっかり歯を磨いてきれいな歯を保ちましょう!
歯科医の先生方ありがとうございました。
2019年05月28日(火)
今年も大盛況!音楽部 第35回 定期演奏会
5月26日(日),音楽部の定期演奏会が行われました。
1st STAGE
2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲より,行進曲「春」,続いて「民衆を導く自由の女神」の2曲が演奏されました。
ホルン五重奏で「情熱大陸」。
打楽器七重奏で「雷鳴のゼウス」。
2nd STAGEを前に,校長挨拶。
部長挨拶。
2nd STAGE(OB・OGと共に)
校長先生の指揮で「国分女学校校歌」,「国分高校校歌」。
顧問の先生の姿も見えます。
3曲目の「にじいろ」では,昨年までの顧問,濱田先生が指揮をしてくださいました。
「薩摩の響き」では,以前顧問をされていた木原先生も登場。
こちらには,OBではありませんが顧問の先生の姿も見えます。サックス奏者だったのですね。
応援に駆けつけてくださった先輩方,ありがとうございました。
3年生2人のMCで,3rd STAGEへ。
美術部・書道部が友情出演した「アイデア」。美術部が描いたソフトな背景に,書道部が力強いパフォーマンス。
NHKの朝ドラ「半分青い」の主題歌でした。
書道部の皆さん,ありがとうございました。
美術部の皆さんも,ありがとうございました。
「令和」がスタートして1ヶ月。次の曲は「平成」を歌で振り返る「平成アイドル・ダンス・コレクション」。
写真は独特なダンスが有名な「LOVEマシーン」です。
演奏とダンスのコラボで,大いに盛り上がりました。
「まつり」では,男子部員の熱唱に黙っていられなくなった顧問の先生が突然乱入。先生,指揮は?
4曲目の「男の勲章」では,恒例となりつつあるイケメン先生たちのパフォーマンス!全体的にはちょっと練習不足の感がありますが…,
一人だけはまりすぎている先生が。音楽部の皆さんが扱いに困っているように見えますが…。?
スタンドプレイやソロ演奏が見事だった「GUTS!」
4th STAGE
再び制服に着替えて,コンサートマーチ「青葉の街で」と「スタジオジブリ名曲集」。
1年生の歌もよかった「パプリカ」。
終演後,皆さんをお見送りした3年生,全員集合。
裏方でいっぱい働いて演奏会を支えてくれた生徒会の皆さんもお疲れ様でした。
今年も多くの方々がご来場くださいました。感謝,感謝です。ありがとうございました。
2019年05月27日(月)
霧島市生物多様性啓発活動~カワゴケソウ観察会~
5月25日(土),理数科サイエンス部1年生の有志9名が,霧島市が主催する生物多様性啓発活動に参加しました。カワゴケソウの観察や保全活動を通して地元の自然や生き物に対する興味・関心を高めてもらおうという取り組みです。活動には他に曽於高校と舞鶴中学校の生徒も参加しました。
まずは牧園横川し尿処理場の会議室をお借りして,カワゴケソウについて学習しました。講師は元県立博物館主任学芸主事で現在鹿児島大学非常勤講師の寺田仁志先生。植物がご専門で,鹿児島県で一番植物に詳しい先生です。カワゴケソウは清流の浅い部分(水中)に生育する植物で,ちゃんと花を咲かせる高等植物です。日本では鹿児島県と宮崎県南部に分布しています。
その後新川渓谷(天降川水系)に移動して,カワゴケソウの観察ポイントへ。途中の道でも様々な植物の説明をしていただきました。
川に下りて,カワゴケソウを探します。しかしなかなか見つかりません。
寺田先生に教えていただきましたが…,どれ?
だから,どれ?
水中ではこんな感じ。こりゃー見つけられないわけだ。
石の表面に薄く平べったい緑色の「根」が張り付いてます。葉は針のように退化しており,根で光合成をするそうです。
寺田先生が見やすい個体を撮影中。その後目の慣れた国分高校生たちも自分でどんどん見つけていました。
観察と昼食を終えて,国分高校生集合。
午後は「馬込の甌穴群」の近くに移動。ここは昨年の大雨で上流から砂が流れてきて,平らな「溶結凝灰岩」の上に生息していたカワゴケソウの上を覆ってしまった場所です。その影響でカワゴケソウは壊滅状態になりました。その砂を取り除き,カワゴケソウが生育できる状態に戻すことが今日のもう一つの目的です。寺田先生から説明を受け,さあ作業開始です。
作業は二手に分かれて行いました。こちらでは一面を覆った砂を全て取り除くことは困難と判断し,真ん中に水路を作ることで次の大雨で砂を流してもらう作戦です。
完全に肉体労働です。腰を痛めないようにしてください。
約1時間半の作業で,ごく一部ではありますが,溶結凝灰岩の河床が姿を現しました。カワゴケソウが戻ってきてくれるといいですね。
分かれて作業していた別の班も合流して,「貫」と呼ばれる半天然の水路に突入しました。左は深いので,右側を注意して進んでください。
火砕流堆積物に走った天然の亀裂の下部を人力で掘って広げたものだそうです。よく見ると,のみの跡がはっきりとわかります。USJのアトラクションよりも迫力があります。
反対側は別の班が作業した付近の滝の上です。ここは是非また来たいです。
全ての作業を終えて,全員で記念撮影。皆さん,お疲れ様でした。
貴重な機会を与えてくださった霧島市環境衛生課の皆様に感謝いたします。今後も機会があれば地元の貴重な植物カワゴケソウの保全作業に協力していければと思います。課題研究で取り組んでもいいかもしれませんね。理数科1年生の皆さん,いかがですか?
2019年05月24日(金)
世界に誇る霧島学
5月24日(金),霧島市や鹿児島県の現状や課題,新しい取組などを講演形式で学ぶ「世界に誇る霧島学」の第1回目の講座が開かれました。対象は1年生全員。
講師は霧島市商工観光部霧島PR課総務企画グループの亀石先生。霧島市の魅力の発掘や発信に向けた様々な活動に取り組んでいらっしゃいます。
「日本」の中の霧島市,「世界」の中の霧島市,等の視点で霧島市の特色が紹介されました。霧島の温泉は国内屈指なんですね。
「まずは住んでいる人が『地域に関心を持つこと』,『地域の良さを知ること』,『地域に愛着を持つこと』が大事です。」
今日学んだことを生かし,生徒たちが各々の興味・関心に基づいて意欲的な課題研究に繋げてくれることを期待します。
2019年05月21日(火)
全校朝礼・表彰式
5月21日(火),全校朝礼と表彰式が行われました。
表彰式では,主に姶良伊佐地区大会の上位入賞者が表彰されました。
陸上部。女子走り幅跳び 優勝! 女子走り高跳び 優勝!
ハンドボール部。男子 準優勝。女子 優勝!
剣道部。女子団体戦 優勝! 女子個人戦 優勝! 男子個人戦 優勝!
ソフトテニス部。女子団体戦 準優勝。女子個人戦(ダブルス)優勝!
バスケットボール部。男子 2位(写真右)。ここまでが姶良伊佐地区大会。
百人一首部。県かるた選手権大会 無断上級者の部 準優勝(写真左)。
表彰式に続いて,20日(月)から実習を行っている教育実習生の紹介がありました。今年の実習生は3名。皆国分高校のOBです。
代表者挨拶。
いろいろな場面でコミュニケーションをとり,実習生にとっても,国分高校生にとっても有意義な実習になるといいですね。進路のことや大学のことなど,どんどん質問してみましょう!
2019年05月17日(金)
避難訓練
5月17日(金),1学期中間考査終了後,避難訓練が行われました。
裏門から出て第1グラウンドに向かう避難ルート。
正門経由の避難ルート。
第1グラウンドに避難完了。
教頭先生の講評。
先日は震度4の地震があり,大きな揺れを経験しました。本当の地震で机の下に避難した直後ということもあり,全体的な取り組みは非常によかったと思います。いざという時,冷静に判断して安全に行動できるよう,常に心の備えをしたいものです。
2019年05月14日(火)
姶良伊佐地区大会 剣道
5月8日(水)~9日(木)の2日間,姶良伊佐地区大会が行われました。ここでは,国分高校体育館で熱戦が繰り広げられた剣道競技を紹介します。
男子団体戦。決勝トーナメントに勝ち上がり,加治木高校との準決勝の様子です。
先鋒がまさかの2本負けを喫し,苦しい展開になりました。
流れを取り戻そうと奮戦しますが,なかなか一本がとれません。
小手を狙うも,不十分…。
結局流れを変えられないまま惜敗…。3位という結果でした。
午後行われた個人戦は奮起し,見事優勝を果たしました!
女子団体決勝戦。
鋭い面で一本!
小手!
圧勝で見事優勝!
剣道部の皆さん,お疲れ様でした。
他の部も頑張ってくれたことでしょう。結果は後日まとめてご報告します。
2019年05月13日(月)
全校朝礼
5月7日(火),「令和」最初の全校朝礼が行われました。
「10連休中という非常に長かったGWが明けたばかりですが,明日から地区大会,その次に中間テストがやってきます。オンとオフの切り替えをしっかりして日々を充実させて下さい。また,連休中に『令和』という新しい時代になりました。皆さん一人一人が次代を担う存在であることを自覚し,自ら社会と積極的に関わり創造していく決意を持って欲しいと思います。」