分類
2022年12月28日(水)
2022年 仕事納め
令和4年12月28日(水),冬季課外も最終日になり,仕事納めです。
今年も国分高校への厚いご支援,本当にありがとうございました。
学校は冬休みに入り,来年・来週は1月4日(水)が仕事始めになります。
校門は,門松が立てられ,新校舎も覆いが半分取られてきました。お正月を迎える準備が整ってきています。
新時代を迎える国分高校です。
皆様も健康に留意され,良い年をお過ごしください。
2022年12月25日(日)
生徒理科研究発表九州大会2日目
12月25日(日),九州大会2日目に臨みました。本日はポスター部門は質疑応答審査がありますが,プレゼン部門は昨日の上演を鑑賞した後,午後から生徒交流会と表彰式・閉会式という日程です。
生徒交流会では,クイズ大会を行いました。城山町の西郷銅像が刀剣をどちらの手で握っているかなど,鹿児島県民でも難しい問題でした。
写真はポスター部門の表彰式ですが,国分高校は参加した化学,生物,地学,ポスターの全部門で入賞はなりませんでした。
ただ,審査員からの講評でとても大切な指摘がなされました。
・グラフを貼り付ける時に,縦軸横軸の項目がちゃんと見えるような大きさで表示されているか。簡単に言えば,エクセルで作成したものをそのまま貼り付けているようでは,配慮不足である。
・研究とは,教科書に載っていないようなことを確かめていることが多い。ならば,どこがオリジナルの研究部分か,しっかりと発表で伝わるように工夫すべきである。
今回九州大会に参加したプレゼン部門の6班は,さらに研究を進めた内容を加えて7月の全国大会に出場します。その際に,この指摘を忘れないようにしましょう
プレゼン部門の交流会・閉会式のスタッフとして,本校理数科2年生の津崎君がスタッフとして活躍してくれました。
九州大会のような大きな大会は,発表者以外にもスタッフとして活動してくれた生徒たちのおかげで成功しています。本当にありがとうございました。
2022年12月24日(土)
生徒理科研究発表九州大会
12月24日(土),生徒理科研究発表大会の九州大会が鹿児島大学で開催されました。国分高校からはプレゼン発表に6班,ポスター発表に3班が出場しました。
ほこりセンサーで火山灰の降灰を観測する班には,鹿児島大学の井村先生が熱心に質問してくださいました。
二酸化炭素の濃度測定を引き継いだ1年生の班には,試薬を改善した点が評価され,実用化への期待が述べられました。
ボルタ電池班の発表は,完成度の高い発表に「この先の進展は何かあるのでしょうか?」という質問が出るほどでした。
リン酸濃度を測定する簡便な機器を開発する班には「測定最低濃度をさらに極めるための実験は?」という質問に「より少量をとることができる駒込ピペットを購入してもらえるようにお願いしています」という回答に,審査員一同微笑みがこぼれました。
火山大噴火の空中エアロゾルが月食の赤味に影響を与えるかどうかを調査した発表には,月食以外にもエアロゾルの影響を調べる題材が無いか,と言う質問が寄せられました。
ゴマダラチョウと寄生バエの関係を調査した発表には,ヤドリバエに寄生されるかされないかの境目は何だろうか,という素朴な質問に戸惑いました。全てのゴマダラチョウ幼虫が回避できる方法があれば,ヤドリバエは子孫を残せませんし,ヤドリバエを回避できないとゴマダラチョウが子孫の残せません。野外では何が起こっているのでしょうか?
カビゴケの研究を引き継いだ1年生は,様々な新しい疑問にどのようにアプローチするのか,試行錯誤している様子が生々しく好評でした。まだまだ調べるところがたくさんありますね!
リュウグウヒメエビのポスター発表では,実践的な内容に質疑応答が弾みました。
惑星の大気中で閃光を観測している研究には,なぜ木星に着目したのか,と言う質問が出ました。大きくて明るく,観測しやすい題材を選んだことが評価されることになるでしょう。
明日は生徒交流会を経て,成績発表です。表彰はあとからついてくるものですから,一喜一憂せず,指摘された内容を真正面から考え抜いて,より良い研究成果を目指していきましょう!
2022年12月23日(金)
国分高校のクリスマス!
12月23日(金),終業式を終えてから,国分高校ではクリスマスにちなんだイベントが3つ開催されました。
まずはダンス部によるクリスマス公演です。
1,2年生が複数のグループに分かれて,ダンスを披露しました。最後は全員でのステージです。
雪がちらほら降る寒い日でしたが,多くの生徒が見に来てくれました。20分間という短い講演でしたが,手拍子も入り,とても良い雰囲気でした。
続いて音楽部の公演です。
ハンマーベルを用いて,クリスマス関係を2曲披露しました。その後は・・・・
サンタクロースが指揮をして,クリスマスにちなんだ曲を披露しました。ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる「War is over」は,世界の平和を祈る曲で,今の世界情勢を考えさせるものでした。
続いて調理手芸部です。クリスマスといえば!!
ブッシュ・ド・ノエルですね。ロールケーキを自分で丸めている姿は,驚きでした。楽しそうにトッピングして完成させたのに,気分はもうクリスマス!!取材後にはご相伴にあずかりました。
ALTのジョニーは,サンタクロースに扮装して,チョコレートを配ってくれながらクリスマスムードを盛り上げてくれました。
クリスマスを堪能した終業式の午後。皆さん寒くなりますが,十分気をつけてお過ごしください。
メリークリスマス!
2022年12月23日(金)
【紹介】孤独・孤立相談ダイヤル
内閣官房から,年末年始の孤立・孤独に関する相談ダイヤルが開設されるとの案内が来ました。
一人で思い悩まず,誰かに相談することで気持ちが変化する可能性があります。ご利用ください。
2022年12月23日(金)
令和4年度1月行事予定表
令和4年度1月行事予定表を掲載します。
状況によって変更,緊急の場合は安心安全メールを流すこともありますので,今後も,ブログやメールの確認をお願いします。
2022年12月22日(木)
研究授業:教科横断型授業開発(英語)
12月21日(水),教科横断型授業開発の一環として,本校英語科の今吉教諭が研究授業を行いました。校外からの参加者7人も加えて,ICTを用いた授業が大いに盛り上がりました。
現代文で扱った「グローバル化」に関連して,今回の英語でも取り組みました。
ロイロノートの付箋紙機能を用いて,それぞれの思いを披露し合う取り組みです。この付箋は日本語可能にしたおかげで,様々な意見が出そろいました。
タブレットを駆使した授業で,見学者も生徒の活動に興味津々でした。
男女の賃金格差について,他国との比較をするという視点で取り組みましたが,様々な生徒の意見を効果的に紹介する点で課題が残りました。
授業のアンケートも,フォームで回答しています。国分高校は課題研究等でタブレットに触れる機会が多く,生徒達も「身の回りの学習道具」という感覚で使用しています。
授業研究では,他校の先生方からICTの利用方法について質問や意見が多数上がりました。パフォーマンステストをロイロノートで提出させることなど,他校の取り組みについてもご意見をいただき,参考になりました。
高校教育課の景浦指導主事にも総括をいただき,実りある一日となりました。
授業を公開された今吉先生,大変な準備だったと思います。ありがとうございました。
2022年12月21日(水)
全校朝礼(12/20)
本日の全校朝礼は・・・
...おや?
校長先生ではないようです
今回の朝の講話は、堂薗教頭先生からのお話です。先日行われたワールドカップ2022 を踏まえ、「最後の一秒まで粘り強く!」姿勢の大切さについて
熱くお話ししてくださいました。
「決勝戦で戦ったフランス代表もアルゼンチン代表も、
この時のために長い長い時間をかけて、勝利を目指してきました。
来年には国分高校の新校舎が完成しますが、これだって最初は何もない、
真っ白な設計図に一本の線を引くところから始まり、
長い時間とたくさんの方々の協力があって、今に至ったはずです。」
「今年もあと少し。3年生は共通テストまでもあと少し。先日のサッカーのように、最後まであきらめずにボールを追い続ける姿勢を!
そして、下級生はは新年度の0学期が始まる。
高みを目指して、基礎をしっかり、最後の一秒まで粘り強く!」
放送での朝礼ではありましたが、
熱い口調で語られた教頭先生の強いメッセージは
皆さんの心にきっと届いたはずです。
頑張れ!国分高校生!!2022年12月20日(火)
職員研修(主体的に学習に取り組む態度)
令和4年12月20日(火)放課後,横浜国立大学の和田教授をお招きして,職員研修を行いました。
これは,「主体的に学習に取り組む態度の育成と評価」という主題で,新たな評価3観点の主体的に学習に取り組む態度について,学びを深めようという目的で開催したものです。
先生の腑に落ちる説明と,スライドで理解が深まりました。
「粘り強い取組」「自ら学習を調整しようとする態度」など,生徒らの学習効果が上がるよう我々職員一同,まだまだ学ばねばと思いました。
もう一人の自分から自分を客観的に評価するメタ認知についても,深く学ぶことが出来ました。
本日は,お忙しい日程で,東京から日帰り日程で来鹿いただき,本当にありがとうございました。
2022年12月19日(月)
2年生:性教育講演会
12月19日(月),2学年を対象に性教育講演会が行われました。講師は公益社団法人鹿児島県看護協会の助産師であり,鹿児島医療福祉専門学校助産学科の大渡 理緒奈先生です。
大渡先生の元には,本校卒業生も学生として学んでおり,助産師を目指しているということです。
講演には芸能人がYouTubeで公開している性教育に関する動画を紹介したり,本校生徒に事前に聞き取ったアンケート結果を示したりしながら,生徒達に考えさせる問いかけを投げることで,いろいろと考えながら聞き入ってしまう内容でした。
先生の講話も良かったのですが,国分高校の生徒は「聞く姿勢」が本当に素晴らしいです。底冷えのする体育館でしたが,皆さんしっかりと聞くことができています。
○「性」という漢字は,「心」が「生きる」というように分解できます。すなわち「命」という意味なのです。
○「生殖の性」「快楽の性」「連帯の性」という3つの性は,どれも大切なものです。ただし,バランスがうまくとれていないと,相手のことを尊重しない,自分勝手な「性」に陥る可能性があります。
○高校生は体が成長し,生殖に関して体の準備はできています。では,心の準備はできていますか?
先生の問いかけに,いろいろと思いを巡らせながら,各自の受け止めを行ったことでしょう。
自分と相手を大切にする,パートナーとのあり方を考える機会になった講演会でした。大渡先生には,寒い体育館で50分間じっくりとお話をしていただき,本当にありがとうございました。