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2021年01月29日(金)
国分高校通信 R2 9号
国分高校通信 R2 9号
国分高校通信の令和2年度第9号を,1月29日(金)に発行しました。
本校のSSH活動などを写真で振り返ってみました。
ブログ・HPでご覧ください。
2021年01月29日(金)
令和2年度 SSH成果発表会!
1月29日(金)の午前中,第一工業大学のホールや講義室をお借りして令和2年度SSH成果発表会が行われました。学食前に集合し,日程や発表上の注意,そしてコロナ対策について説明がありました。
開会の挨拶をSSH委員長のO君が行いました。
会場を提供していただいた第一工大のI先生からもご挨拶をいただきました。
今日はこの日のためにポスター発表,プレゼンテーション発表の準備をしてきた普通科・理数科の1・2年生の発表の場です。
観客席に座っているのは1・2年生の偶数班の生徒たちです。奇数班の生徒たちは後半のステージ発表を参観します。これも密を避けるためです。座席も1つおきに座っているのがよくわかります。当然全員マスクをしています。
前半のステージ発表。1番手は普通科2年自主ゼミ抜け殻班の「セミの抜け殻は語る」。
続いて理数科2年生物カワゴケ班の「カワゴケミズメイガとカワゴケソウ」の研究。
続いて理数科2年地学班の「国分平野の活断層」の研究。
活発な質疑応答も見られました。
同時進行で別の会場では,1・2年生奇数班のポスター発表が行われました。それぞれのグループがユニークな研究をしていました。
コロナウイルス感染症対応のため,密にならないようにポスターの間隔を大きくとった結果,テラスで発表する班もありました。寒かった上に,ちょっとまぶしそうです…。
「アリ事情大調査」の研究では,実物も展示していたようです。
ポスター発表のメイン会場である「アゼリアホール」の様子です。窓を開けて換気を徹底して実施するため,コートの着用も許可されました。
「免疫力アップについて」腸内環境を整えるため,発酵食品を食べよう!という研究でした。
「行きたい国ランキング No1 フランス!」国分高校2年生へのアンケートではフランスが1位なんですね。
「にほんごのぎおん」 日本語のオノマトペについて掘り下げた研究でした。
入れ替わりの移動時間,ステージ発表の会場前では理数科2年カブトムシ班が,運営指導委員の先生方を前にポスター発表をしていました。鹿児島大学工学部の先生からは,アプリ開発への協力のお申し出があったようです。大学や学会等の発表の場でも,発表を通して大学間の連携や産学連携に繋がるケースがあります。これを機にさらに研究を発展させられそうですね。
ステージ発表後半。客席には,先ほどまでポスター発表をしていた奇数班の生徒たちが座っています。
最初は,普通科2年自主ゼミ竹班の「Take a distance ~竹と共生する未来~」竹林の活用と施策に関する提案でした。
運営指導委員の先生方も熱心に聴いてくださっています。
2番手は先ほどのカブトムシ班の「亜種間雑種」に関する研究でした。
ステージ発表のラストは,理数科2年物理班の「スズムシの鳴き声のうなり」についての研究。
後半も同時進行でポスター発表が行われました。今度は偶数班です。
「ダンゴムシの食事」意外と調べられていないダンゴムシの食性に関する研究でした。
「鹿児島の力でうつに打ち勝とう!」温泉や自然を活用して「うつ」を防ごう!規則正しい生活や自分なりのストレス解消法も大事!
「家族間の臭いの違い」 コズメティックバイオレンス!スメルハラスメント!自分は大丈夫か?と心配になってきました…。
「成績がいい人は周りに流されやすい?」そうなの?
「『かわいい』は男女でなぜ違うのか」 「かわいい」の捉え方が違うってことのようです。「母性」の関わりにも言及!
「クローバーの性格」 国分寺跡でひたすら集めたクローバー,四つ葉が65,五つ葉が9,なんと六つ葉が5!
「カビゴケの不思議な生態」独特な匂いのする超小型のコケ,ホントに葉っぱに乗っかってるだけなのかな?
「若者も来たくなる霧島 ~Go to KIRISHIMA~」観光班の第2世代でしょうか。
「てんとう虫はどの光に導かれるのか」中身を聞きそびれました。結果を知りたいですね。
ステージ発表の会場では,最後に運営指導委員の先生方からお一人ずつ,講評や今後の取り組みへのアドバイスをいただきました。
午後は,生徒たちは学校に戻って授業。
第一工大では,別室をお借りして運営指導委員会を実施しました。
本校のこれからの取り組みについてもご助言をいただきました。
運営指導委員の先生方,お忙しい中ありがとうございました。
2021年01月28日(木)
舞鶴最先端研修①九州大学荒谷先生Zoom講義
1月27日(水),SSH舞鶴最先端研修の一環として,九州大学の荒谷邦雄先生にZOOMで講義をしていただきました。荒谷先生は様々な学問分野を統合してクワガタムシを研究する「クワガタ学」の第一人者です。
1コマ目は理数科2年のカブトムシ班が研究発表を行い,問題点を指摘していただいたり,今後に向けてのアドバイスをしていただいたりしました。同時に,研究の方向性が間違ってはいないことに自信を持つこともできたようです。
2コマ目は同じく理数科2年のカワゴケ班や1年生も加わって,荒谷先生の講義を受けました。
昆虫の分類について,外来種問題について等,幅広い内容であっという間の1時間でした。時間が足りないくらいでした。
荒谷先生,お忙しい中お時間を割いて下さりありがとうございました。
今後ともご指導をよろしくお願いします。
2021年01月26日(火)
全校朝礼(1月)
1月26日(火),3学年そろっての最後の全校朝礼でした。校長講話を紹介します。
アジアの子どもたちに学校や井戸を作り,貧困と死から救ってきた池間哲朗さんの生き方に触れ,池間さんの次のような言葉を紹介されました。『アジアの貧しい子どもたちは学びに飢えており,懸命に働き学んでいる。日本は教育制度が世界でも最もしっかりしている。最大のボランティアは誰しも目の前にあることに一所懸命に生きることです。』
また,教育の機会を訴え続けるパキスタンのマララ・ユスフザイさんが,16歳で国連本部で行った講演の末尾のフレーズを紹介しました。
『One child, one teacher, one pen and one book can change the world. Education is the only solution. Education First.』「教育を「受ける」だけではなく,自分の未来のために「生かす」という視点を持てば,日々の学びが輝いてくるのではないでしょうか。 3年生の皆さんも,今は大変ですが,皆さんに花咲く春が訪れることを祈ります。」と結びました。
2021年01月26日(火)
先生方おすすめの本
1月25日(月),図書館に取材に行ってきました。
ちょうど3年生のNさんが小論文の対策のために本を探しに来ていました。奥は司書のN先生。
取材の目的はこれです。図書委員会が作成した「先生方おすすめの本」のコーナーです。この冊子自体も読み応えがあり,これ読んでみようかな,と思わせてくれます。
図書館には行って右手奥に,こんな感じでまとめてあります。生徒のみなさん,ぜひ手に取って読んでみてくださいね。
入り口から入ってすぐのところは,今こんな感じになっています。雑誌ダーウィンの読者アンケートの結果をもとに,人気上位の作品をまとめてあります。一番手前にある「風間教場」,ドラマ版を先日テレビで見ました。原作も読んでみようかな。
読みたくなる本がきっと見つかると思います。皆さん,ぜひ図書館に足を運んでください。
2021年01月21日(木)
第1回 県探究コンテスト出場報告
1月21日(木),今年から始まった「鹿児島県探究コンテスト」が鹿児島県庁で開催されました。12月末までに4ページの研究論文を提出し,それをもとに1次審査が行われ,社会科学分野で3チーム,自然科学分野で3チームが最終審査に臨みました。国分高校からは理数科地学班と理数科生物班が自然科学分野の最終審査に残り,各班3名ずつが出場しました。つまり自然科学分野3チームのうちの2チームが国分高校ということです(もう一つは曽於高校)。
会場は県庁の16階。普段なかなか来ないところです。皆さんの前でポスター発表という初めての形式で,生徒たちはちょっと戸惑っていました。
地学班は全体の5番目に発表。国分平野の活断層の研究です。落ち着いていい発表ができました。
生物班は最後の発表でした。カブトムシの亜種間雑種の研究。PCや標本も活用して,こちらもいい発表だったと思います。
社会科学分野も自然各学分野も,どこが最優秀をとってもおかしくないくらい素晴らしい研究発表でした。
表彰式。
自然科学分野,栄えある第1回最優秀賞は,「国分高校 地学班」でした!
カブトムシ班は優秀賞(2位タイ)。本人たちはとても悔しがっていました。
閉会後,18階の展望台で,国分高校チームみんなでマスクを外して記念撮影。
出場者の皆さん,お疲れさまでした。
このような発表の場を作っていただいた関係者の皆様,ありがとうございました。
2021年01月20日(水)
国際宇宙ステーション観察会!
1月19日(火),空も暗くなりかけた18:00頃,理数科の生徒たちが2日後に控えた県探究コンテストの準備をしていると,突然地学科のW先生がやってきました。
「国際宇宙ステーションが上空を通過するから見に行こう!」
大急ぎで3階の渡り廊下に上がり,望遠鏡をセットしました。
するとすぐに「あれだ!」とW先生の声。「結構大きく見えるんですね。」と言うと,「それは普通の飛行機!」と怒られました。
そのはるか上,頭の真上を点滅せずにスーッと移動していく小さな光こそが,国際宇宙スーテーション(ISS:International Space Station)!
地上から400km上空を,秒速7.7kmで飛行し,約90分で地球を1周するのだそうです。
望遠鏡でも見てみましたが,明るすぎてなんか長方形だな,くらいしかわかりませんでした。後で調べてみると,ソーラーパネルを広げた全体像が確かに長方形で,実際はサッカー場くらいの面積があるそうです。
想像以上に早く通過してしまい,「え?もう終わり?」と言う印象でしたが,肉眼でこんなに普通に見られることにちょっと感動しました。
あの中には,今まさに日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが乗り込んで作業をしているんですね。そう思うとさらに感動!
W先生,誘っていただきありがとうございました。
次見られるのは,90分後!(作業に夢中で忘れていました…。)
2021年01月16日(土)
共通テスト 1日目スタート
1月16日(土)朝,共通テストの1日目開始です。
9時の入室開始に合わせて,3年生の先生方は試験会場である第一工業大学に向かいました。
車で送ってもらう生徒,電車を降りて駅から歩いてくる生徒,自転車で普通に登校するスタイルの生徒と様々です。
今年度はコロナウイルス感染症対応のため,第一工業大学の試験会場には受験生のみしか入ることができません。
先生方はぎりぎりのところまで行き,(しかし,入り口が3か所に分かれているため手分けして)入場する生徒らを見送りました。
担任から,元気を出す得点アップのおまじないの込められたキットカットをもらいながら,暖かい日差しの中試験場に入っていきました。
最後の最後に,教科担任に「どこが出そうですか?」と質問に来る生徒もおり,最後のアドバイスが役に立ったことを祈っています。
学校裏の伊勢神社,試験場横の若宮神社にも,無事終了し,生徒全員が実力を発揮できますように,とお祈りしました。
試験は明日まで続きます。明日は冷え込みが予想されます。生徒諸君暖かくしましょう!
2021年01月16日(土)
校舎の改築状況
1月16日(土)の工事の状況です。
グラウンドには一部フェンスを立て,5階建て校舎建築の準備が進んでいます。
体育館横の芸術棟はまだ覆われていますが,順調な様子です。
2021年01月15日(金)
取材成功,ピザ作り!
1月14日(木),先日食べている様子だけお伝えした家庭科の調理実習(ピザ),やっと調理の様子の取材に成功しました。
まずは生地をこねて広げています。
こちらは生地をこねながらトマトやハムを切っています。
この班もトマトを切っています。
広げた生地にトマトソースを塗っています。
そしてベーコンやトマトを載せていきます。
タマネギを載せています。
さあオーブンで焼いて早く食べましょう。
今回もお裾分けをいただきました。
ごちそうさまでした。