3 学校でのできごと
2021年03月22日(月)
合格者集合
3月18日(木),令和3年度入試の合格者集合がありました。今年はコロナ対策ということで,午前と午後の2回に分けて行いました。さらに換気をしっかり行い,全員マスク着用で参加していただいています。写真は午前の部です。
教頭先生からの概要説明。
教務部からの説明。
生徒指導部からの説明。
このほかに,保健部,事務部,PTA係からの説明,スタディーサプリや辞書の購入,芸術の選択についての説明等がありました。
説明が終わった後,合格者の皆さんは制服や体育服,通学カバン,上履き,辞書等の購入を行いました。
合格者の皆さん,保護者の皆様,おめでとうございます。
入学式は4月7日(水)です。皆さんしっかり準備をして入学式に臨んでください。
2021年03月22日(月)
男子ハンドボール部壮行会・全校朝礼
3月16日(火),3月25日に山梨県で行われる第44回全国高等学校ハンドボール選抜大会に出場する男子ハンドボール部の壮行会が行われました。
学校長,激励の言葉。
生徒会長,激励の言葉。
生徒代表挨拶。2年生のキャプテン,H君が行いました。
コロナ対策のため全校生徒の前で行えなかったのは残念ですが,みんなで応援しています。男子ハンドボール部の皆さん,頑張ってきてください。
全校朝礼。
校長講話。
「5階建ての新校舎が令和4年度中に完成し,現校舎は令和5年度には解体される予定です。皆さんは,この校舎で卒業までの3年間を過ごす最後の学年です。
国分高校の土地は,江戸時代の島津義久の舞鶴城築城より遡ること2000年,弥生時代からの歴史があります。本校から土器や須恵器や竪穴式住居とともに,破鏡,すなわち海外の鏡が発見されています。この土地に弥生時代から身分の高い人が住んで,貿易が盛んであり,南九州でも特に栄えていたことが分かります。
「国分」という名は,八世紀中頃に「大隅国分寺」が建立されたことがその由来です。全国各地の国分寺建設は,729年から7年間にわたり日本全土を襲った新型の感染症(天然痘)退散を祈願しての大事業だったそうです。当時,生活様式を見直して懸命にその縮小を図ったようです。今の私たちと同じです。
国分という名前には,疫病退散の願いが込められています。身を慎みつつ,この地から疫病の早期退散を祈願したいと思います。
最後に,先日の文部科学省の発表で,本校のSSHの取組みが,全国220校で,最高評価(第1位)をいただきました。皆さんと先生方の3年間の取り組みが,高い評価を受けました。お互いに喜び,今後の活動の励みにしつつ,この1年を締めくくりましょう。」
2021年03月08日(月)
全校朝礼(3月)
3月2日(火),全校朝礼が放送で行われました。
校長講話
昨日は素晴らしい卒業式でした。卒業生の答辞では元生徒会長の桐原さんが,『後輩の皆さん,大好きだった国分高校をよろしくお願いします』と話しました。皆さん,先輩方から託されたバトンをしっかりつないでいって下さい。
また,来週の3/11は東日本大震災から10年目であることを受け,運命を変えた辛い日から若い人たちはどう生きたか,その証言の一例を紹介し,苦境の中から立ち直って「自分の人生を生きること」の意味について,皆さんに考えてもらいました。2021年03月08日(月)
理数科2年地学班が霧島市役所で発表
3月5日(金)に霧島市役所にて研究成果の発表を行いました。
理数科2年生地学班は,霧島市役所よりボーリング資料をお借りして研究を行いました。そのお礼と報告を兼ねての研究成果発表でした。
霧島市危機管理監、学校教育課指導監、安心安全課、土木課、霧島ジオパーク推進課の皆様と,ボーリングを担当された業者の方々にもご参加いただき,研究発表に対して質疑やご意見をいただきました。
お忙しいところ多くの職員の方々にお集まりいただきました。
皆さん興味津々です。
いつもの大会より格段に緊張したようです。
研究の内容や方法について多くの質問をいただきました。
業者の方からも専門的なアドバイスをいただくことができました。
これからも地域の素材を研究対象として,霧島市役所やジオパーク,企業などと積極的に連携して研究を進めて参ります。
このような機会をいただきました市役所の皆様,ありがとうございました。
2021年03月03日(水)
最後のLHR
3月1日(月),卒業式の後,高校生活最後のLHRです。
今年度は,コロナ対策のため,保護者は教室には行かず,体育館で学校生活のムービーを視聴していただきました。卒業アルバムを作成していただいた写真館様にデータをお借りしての,高校時代を振り返るものでした。
1組。
担任から一人一人に卒業証書が手渡され…,
最後の言葉が贈られました。
最後はみんなでマスクを外して記念撮影。
2組。
証書を受け取った後,一人一人挨拶をしたクラスも多かったようです。
3組。
担任のS先生,いい椅子に座っていますね。with Bを従えたブルゾンさんのようです。
4組。
5組。
6組。
6組は,担任のT先生が作成したムービーを見ていました。
7組。
生徒たちから先生方への記念品贈呈。年度途中で産休に入られたN先生も参加しました。
理数科8組。この後ぼろ泣きで一言が言えなかったTさん,最後にちゃんと話せましたか?
各クラスとも,涙あり,笑いありのいいLHRになったようです。集合写真はどのクラスも最高の笑顔ですね。
今日でクラスメイトとは離ればなれになりますが,これからも国分高校で育んだ友人関係を大切にして下さい。
卒業は高校生活のゴールであると同時に,次のステージのスタート地点です。気を緩めず,しっかり歩んでいって下さい。
頑張れ国分高校卒業生!
2021年03月03日(水)
第73回卒業式
3月1日(月),卒業式が行われました。コロナ対策のため在校生は出席せず,保護者についても各家庭1名のみの出席とさせていただきました。もちろん全員マスク着用をお願いしました。
卒業生入場。1・2組。
3・4組。
国歌斉唱は放送のみで行いました。
卒業証書授与。普通科1組。
担任がクラス全員の名前を呼び…,
卒業生はその場に起立。
そして代表の生徒が壇上で卒業証書を受け取ります。
2組。
3組。
4組。
5組。
6組。
7組。
理数科8組。
校長式辞。
県教育委員会告示。
PTA会長祝辞。
在校生送辞。演劇部仕込みの地声で押し通し,いい送辞でした。
卒業生答辞。各方面へのお礼を述べました。本人も周りもグッときました。
校歌斉唱。本当は大きな声で斉唱したかったのですが,残念ながら放送で1番のみ流されました。
卒業生退場。写真は7・8組。クラスの保護者席の真ん中を通って退場しました。
コロナ対策のため出席者が大きく制限され,式次第等も縮小されましたが,その中でも立派な卒業式ができたと思います。
卒業生の皆さん,保護者の皆様,ご卒業本当におめでとうございます。
皆さんの未来が,明るく実り多いものであることを心からお祈りいたします。
2021年02月26日(金)
同窓会入会式・授賞式
2月26日(金),3年生の同窓会(桜蔭会)への入会式と各賞の授賞式が行われました。
まずは同窓会入会式です。
同窓会長歓迎のあいさつ。
国分高校OGのI先生(理科)による,同窓会規約の説明。
この学年の同窓会幹事長のM君による,新入会員代表あいさつ。
同窓会副会長から,卒業記念品贈呈。判子が贈られました。
各クラス2名の同窓会幹事紹介。大事な役目です。これからよろしくお願いします。
国分高校同窓会係の紹介。OB・OGである英語科のT先生とK先生,数学家H先生,理科I先生,そして紹介をしている国語科H先生が同窓会の係をしています。
引き続き各賞の授賞式。
県教育委員会賞。各クラスから1名が受賞。受賞者はその場で起立し,代表して7組のM君が賞状を受け取りました。
学校賞。国分高校体育系部活動を牽引してきたハンドボール部キャプテンのS君が受賞。
3年間皆勤賞。32名が受賞。代表して3組のSさんが受け取りました。
高文連賞。SSH全国大会や日本学生科学賞で活躍したサイエンス部生物班が受賞。代表のNさんが受け取りました。
各賞の受賞者の皆さん,おめでとうございます。
金曜日のうちに,卒業式予行,同窓会入会式,表彰式と順調に終了しました。
月曜日は,いよいよ3年生にとって最後となる卒業式です。天気予報も雨ではなさそうです。感染症対策を考慮しながら実施する予定です。保護者の皆様,よろしくお願いいたします。
2021年02月26日(金)
よかアイデアコンテスト表彰式
2月25日(木),第5回高校生よかアイデアコンテスト(主催 鹿児島国際大学)の表彰式が国分高校校長室で実施されました。
2年普通科 竹班の「Take a distance ~竹と共生する未来~」の研究が最高賞である学長賞を受賞しました。
鹿児島国際大学の千々岩副学長から科学的な深い考察,システマティックな提案,わかりやすいプレゼンテーション,詳しい参考文献とすべてにおいてレベルの高い素晴らしい発表で学長賞にふさわしいと,大変高く評価していただきました。
竹班の研究班の5名も最高賞の受賞で大変うれしかったようです。
また2年普通科ドクターヘリ班の「最後の砦ドクターヘリ ~ランデブーポイントの必要性~」の研究班は審査員特別賞を受賞しました。
僻地や離島を抱える鹿児島県の救急医療では必要不可欠なクターヘリに注目し,病院等にインタビュー・アンケートを行った研究です。
両班とも受賞おめでとうございました。
今後も地域イノベーションにつながるような研究活動を深めて下さい。
2021年02月16日(火)
第3回 学校関係者評価委員会
2月15日(月),学校関係者評価委員会が行われました。
校長挨拶。
SSH主任によるSSH活動の説明。
教務部による学校評価アンケート結果の説明。
先日の日本学生科学賞で環境大臣賞を受賞した理数科3年生物班による課題研究の紹介もありました。世界大会の準備を中断して会に参加してもらいました。
その後は濱川委員の司会のもと,国分高校の今後のあり方について協議が行われました。
委員の皆様,お忙しい中ご参加下さりありがとうございました。
2021年02月15日(月)
女性科学技術者・研究者講演会(1年生)
2月12日(金),1年生全員を対象に,女性科学技術者・研究者講演会が行われました。
講師は鹿児島大学・水産学部・助教・附属海洋資源環境教育研究センターの國師恵美子先生です。
國師先生が,鹿児島大学水産学部の研究者になるまでの生い立ちや,現在の研究について,研究者のやり甲斐,水産学の魅力等について,楽しく話してくださいました。
1年生は熱心に話を聴いていました。
最先端で活躍している女性科学研究者の國師先生の講演を聴くことで,理工系学部や科学技術への興味・関心が高まったようです!
講演終了後は何人かの女子生徒が先生のところに集い,多くの質問をしていました。
今日の講演を聴いた国分高校1年生の中から,きっと世界でイノベーションを起こすような女性科学技術者が誕生すると思います。
國師先生,遅い時間まで熱心に質問に答えていただき,大変ありがとうございました。
2021年02月11日(木)
SSH論文作成講座(2年生)
2月10日(水)に2年生を対象に論文作成講座を実施しました。講師は第一工業大学教授の大惠克俊先生です。
2年生は1年次の2学期から課題研究を行い,1月29日にSSH成果発表会で全班が発表を行いました。これから3年生にかけて,その研究を一人1本の論文にまとめていきます。
2年生は真剣に講演を聴いていました。
論文作成の意義や論文の基本的な書き方等を具体的に学ぶことができました。
2年生は大変高いレベルの研究を行ってきたので,今日の講義で学んだことを生かして,いい論文を書くことができると思います!
大惠先生,ご講演ありがとうございました。
2021年02月10日(水)
教科横断型授業の取り組み 英語×保健=「科学英語」
2月9日(火),1年生の科学英語の時間に,英語科のU先生を中心に・ALT・養護教諭が協力して,コロナウィルスに関する教科横断型の授業を展開しました。
まずは「When is pandemic over?」というコロナウィルスに関する動画を視聴。メモをとりながら視聴しています。視聴後,ワークシートの空欄を埋めていきます。
続いてALTのジョニー先生が,イギリスの現状を説明してくれました。お母さんやお姉さんはすでにワクチン接種を終えたそうです。「I’m jerous…(うらやましい)」という一言は,ひょっとしたら笑わせようとして言ったのかもしれませんが,笑ってはいられませんよね。
続いて養護教諭のY先生による,日本の現状についての説明。
コロナ感染を防ぐための生活様式等についても説明がありました。
その後,ワークシートに英作文を記入しました。テーマは「What should / should't we do to stop the covid-19 pandemic?」写真はそれを発表しているところです。
3人の先生方がそれぞれの専門を生かし,教科をまたいで英語で1つのテーマについて学習する。面白い授業だったと思います。
担当した先生方,お疲れ様でした。
2021年02月09日(火)
全校朝礼(2月)
2月9日(火),全校朝礼と表彰式が放送で行われました。
まずは表彰式です。
サイエンス部,県探求コンテスト 最優秀賞!(2年地学班)
同 優秀賞(2年カブトムシ班)
百人一首部,県新春かるた大会 無段者の部 第3位。
音楽部,伊佐・姶良地区ソロ・アンサンブルコンテスト ソロ部門 優秀賞。
同 アンサンブル部門(打楽器2重奏)優秀賞。
同 アンサンブル部門(サキソフォン4重奏)優秀賞。
サイエンス部,日本学生科学賞 環境大臣賞(全国ベスト4)!(3年生物班)
全校朝礼。
校長講話では,「凡事徹底」について話されました。
「弱小サッカー部から25年間で全国大会常連校となった熊本県立大津高等学校。部員はほぼ地元の生徒で,インターハイ19回出場,全国選手権に16回出場。プロサッカー選手も約50人輩出。学校規模は普通科7クラス・理数科1クラスと,本校と似た学校です。成功の秘訣は
1『凡事徹底』。『清掃』『片付け』『挨拶』という平凡なこを徹底してやったこと。
2『生活習慣』の改善。全員で勉強も含めた一日の生活習慣を作りをしたこと。
3『終わり時間』を厳守して、練習の集中力を高めたこと。
挨拶,片付け,清掃は一体誰のためにするのか,少ないチャンスを生かせる人はどんな人か,ということが分かると思います。
昨今の凡事徹底には,マスクや手洗いの習慣化,ソーシャルデイスタンスを保つことが加わっています。皆さんのほとんどが,凡事徹底をしてくれています。ありがとう。100%となるように,続けていきましょう。3年生も頑張っています。2年生は3年0学期,1年生は2年0学期と考え,進路にも決意して歩み出す2月として下さい。」2021年02月04日(木)
ISEFに向けての研修 英語と格闘中!
課題研究の世界大会(ISEF)の研修会が1月中に2回行われました。研修会は全6回です。
1月24日(日),第1回研修会。本来は東京で行われる研修会も,今年はZOOMです。仕方ありません。
1回目の研修では,ISEF(アイセフ)とはどんな大会か,という説明がメインでした。体験談を発表してくれた大学2年生の方は,2017年のロサンゼルス大会に国分高校の先輩方と一緒に出場した方でした。
1月30日(土),第2回研修会。テーマは英語での発表における注意点!ひたすら英語でした。オールイングリッシュです。全体をイントロ,メインボディー,コンクルージョンの3パートに分けて,それぞれの部分でどんなことを言えばいいのか,について会話形式でレクチャー。聞き取ることはできても,話すとなるとなかなか英語が出てきません。3人ともかなり苦労していました。
終了後,頑張った自分たちへのご褒美でしょうか。せっかくマスクを外して記念写真なのに顔が見えません…。
研修会はあと4回。卒業式までにあと1回,国分高校に在籍中はあと2回です。
英語での提出資料作成に加えて,英会話,頑張ってください!
2021年02月02日(火)
SSH発展数学
2月2日(火)午後,SSH発展数学講座として,鹿児島高専の白坂先生をお招きし,2・3年生約30人に対して講座を実施していただきました。
複素数平面上での図形的性質を利用した,高校から大学への橋渡しとなるような,教員にとっても意味ある講座でした。
生徒も写真のように板書したり質問を受けたりと,一瞬も気の抜けない,しかし数学の面白さに溢れた授業でした。
数学科職員も数人聴講させていただいたのですが,授業ネタに使えそうな面白いものばかりでした。
後半戦は,計算から一転,折り紙で幾何的な図形を手作業で作り上げたり,トランプ,数字当て手品(いずれも,2進法や3進法がキーになっています)など,リラックスする中に数学の美しさが含まれた興味深いものでした。
白坂先生,お忙しい中,ご指導ありがとうございました。
2021年02月01日(月)
霧島市生物多様性に関する発表会に生物系3研究が参加
1月30日(土),霧島市役所別館で,霧島市の生物多様性に関する発表会と講演会が行われ,理数科1・2年生の生物系の3班が参加させていただきました。
まずは1年生の「カビゴケ」に関する研究発表。霧島市横川で見つけた,植物の葉っぱの上で生育する超小型のコケ,「カビゴケ」。見た目は葉っぱに生えたカビ…、においもカビみたいなんです。その生態をこれから徹底解明するけど,今ここまでわかりました,という発表でした。認知度の低いこのコケも,霧島市の生物多様性を語る上では重要です。
続いて2年生のカブトムシ班。カブトムシの亜種間雑種に関する研究。こちらは霧島市との関係は薄いのですが,雑種化が生物多様性の低下につながる、ということで参加。
会場の様子はこんな感じです。かなり多くの方が出席してくださっています。密を避けて間隔をあけて座っていただいています。手前は発表した国分高校生です。
続いて2年生のカワゴケ班。霧島市天降川におけるカワゴケソウの生育状況や生息地の保全活動の様子,県内各地におけるカワゴケミズメイガの採集の様子等を紹介しました。
カワゴケソウの保全活動等をご指導いただいた寺田先生から講評をいただきました。
後半は寺田先生による講義,「カワゴケソウが訴える」。カワゴケ班にとっては大いに勉強になる講演で,盛んにメモを取っていました。
霧島市の皆さんに生物多様性の重要性,霧島市の豊かな自然を知っていただくと同時に,国分高校の活動もお伝え出来たと思います。
発表の場を与えてくださった霧島市環境衛生課の皆さん,ありがとうございました。
2021年01月29日(金)
令和2年度 SSH成果発表会!
1月29日(金)の午前中,第一工業大学のホールや講義室をお借りして令和2年度SSH成果発表会が行われました。学食前に集合し,日程や発表上の注意,そしてコロナ対策について説明がありました。
開会の挨拶をSSH委員長のO君が行いました。
会場を提供していただいた第一工大のI先生からもご挨拶をいただきました。
今日はこの日のためにポスター発表,プレゼンテーション発表の準備をしてきた普通科・理数科の1・2年生の発表の場です。
観客席に座っているのは1・2年生の偶数班の生徒たちです。奇数班の生徒たちは後半のステージ発表を参観します。これも密を避けるためです。座席も1つおきに座っているのがよくわかります。当然全員マスクをしています。
前半のステージ発表。1番手は普通科2年自主ゼミ抜け殻班の「セミの抜け殻は語る」。
続いて理数科2年生物カワゴケ班の「カワゴケミズメイガとカワゴケソウ」の研究。
続いて理数科2年地学班の「国分平野の活断層」の研究。
活発な質疑応答も見られました。
同時進行で別の会場では,1・2年生奇数班のポスター発表が行われました。それぞれのグループがユニークな研究をしていました。
コロナウイルス感染症対応のため,密にならないようにポスターの間隔を大きくとった結果,テラスで発表する班もありました。寒かった上に,ちょっとまぶしそうです…。
「アリ事情大調査」の研究では,実物も展示していたようです。
ポスター発表のメイン会場である「アゼリアホール」の様子です。窓を開けて換気を徹底して実施するため,コートの着用も許可されました。
「免疫力アップについて」腸内環境を整えるため,発酵食品を食べよう!という研究でした。
「行きたい国ランキング No1 フランス!」国分高校2年生へのアンケートではフランスが1位なんですね。
「にほんごのぎおん」 日本語のオノマトペについて掘り下げた研究でした。
入れ替わりの移動時間,ステージ発表の会場前では理数科2年カブトムシ班が,運営指導委員の先生方を前にポスター発表をしていました。鹿児島大学工学部の先生からは,アプリ開発への協力のお申し出があったようです。大学や学会等の発表の場でも,発表を通して大学間の連携や産学連携に繋がるケースがあります。これを機にさらに研究を発展させられそうですね。
ステージ発表後半。客席には,先ほどまでポスター発表をしていた奇数班の生徒たちが座っています。
最初は,普通科2年自主ゼミ竹班の「Take a distance ~竹と共生する未来~」竹林の活用と施策に関する提案でした。
運営指導委員の先生方も熱心に聴いてくださっています。
2番手は先ほどのカブトムシ班の「亜種間雑種」に関する研究でした。
ステージ発表のラストは,理数科2年物理班の「スズムシの鳴き声のうなり」についての研究。
後半も同時進行でポスター発表が行われました。今度は偶数班です。
「ダンゴムシの食事」意外と調べられていないダンゴムシの食性に関する研究でした。
「鹿児島の力でうつに打ち勝とう!」温泉や自然を活用して「うつ」を防ごう!規則正しい生活や自分なりのストレス解消法も大事!
「家族間の臭いの違い」 コズメティックバイオレンス!スメルハラスメント!自分は大丈夫か?と心配になってきました…。
「成績がいい人は周りに流されやすい?」そうなの?
「『かわいい』は男女でなぜ違うのか」 「かわいい」の捉え方が違うってことのようです。「母性」の関わりにも言及!
「クローバーの性格」 国分寺跡でひたすら集めたクローバー,四つ葉が65,五つ葉が9,なんと六つ葉が5!
「カビゴケの不思議な生態」独特な匂いのする超小型のコケ,ホントに葉っぱに乗っかってるだけなのかな?
「若者も来たくなる霧島 ~Go to KIRISHIMA~」観光班の第2世代でしょうか。
「てんとう虫はどの光に導かれるのか」中身を聞きそびれました。結果を知りたいですね。
ステージ発表の会場では,最後に運営指導委員の先生方からお一人ずつ,講評や今後の取り組みへのアドバイスをいただきました。
午後は,生徒たちは学校に戻って授業。
第一工大では,別室をお借りして運営指導委員会を実施しました。
本校のこれからの取り組みについてもご助言をいただきました。
運営指導委員の先生方,お忙しい中ありがとうございました。
2021年01月26日(火)
全校朝礼(1月)
1月26日(火),3学年そろっての最後の全校朝礼でした。校長講話を紹介します。
アジアの子どもたちに学校や井戸を作り,貧困と死から救ってきた池間哲朗さんの生き方に触れ,池間さんの次のような言葉を紹介されました。『アジアの貧しい子どもたちは学びに飢えており,懸命に働き学んでいる。日本は教育制度が世界でも最もしっかりしている。最大のボランティアは誰しも目の前にあることに一所懸命に生きることです。』
また,教育の機会を訴え続けるパキスタンのマララ・ユスフザイさんが,16歳で国連本部で行った講演の末尾のフレーズを紹介しました。
『One child, one teacher, one pen and one book can change the world. Education is the only solution. Education First.』「教育を「受ける」だけではなく,自分の未来のために「生かす」という視点を持てば,日々の学びが輝いてくるのではないでしょうか。 3年生の皆さんも,今は大変ですが,皆さんに花咲く春が訪れることを祈ります。」と結びました。
2021年01月26日(火)
先生方おすすめの本
1月25日(月),図書館に取材に行ってきました。
ちょうど3年生のNさんが小論文の対策のために本を探しに来ていました。奥は司書のN先生。
取材の目的はこれです。図書委員会が作成した「先生方おすすめの本」のコーナーです。この冊子自体も読み応えがあり,これ読んでみようかな,と思わせてくれます。
図書館には行って右手奥に,こんな感じでまとめてあります。生徒のみなさん,ぜひ手に取って読んでみてくださいね。
入り口から入ってすぐのところは,今こんな感じになっています。雑誌ダーウィンの読者アンケートの結果をもとに,人気上位の作品をまとめてあります。一番手前にある「風間教場」,ドラマ版を先日テレビで見ました。原作も読んでみようかな。
読みたくなる本がきっと見つかると思います。皆さん,ぜひ図書館に足を運んでください。
2021年01月21日(木)
第1回 県探究コンテスト出場報告
1月21日(木),今年から始まった「鹿児島県探究コンテスト」が鹿児島県庁で開催されました。12月末までに4ページの研究論文を提出し,それをもとに1次審査が行われ,社会科学分野で3チーム,自然科学分野で3チームが最終審査に臨みました。国分高校からは理数科地学班と理数科生物班が自然科学分野の最終審査に残り,各班3名ずつが出場しました。つまり自然科学分野3チームのうちの2チームが国分高校ということです(もう一つは曽於高校)。
会場は県庁の16階。普段なかなか来ないところです。皆さんの前でポスター発表という初めての形式で,生徒たちはちょっと戸惑っていました。
地学班は全体の5番目に発表。国分平野の活断層の研究です。落ち着いていい発表ができました。
生物班は最後の発表でした。カブトムシの亜種間雑種の研究。PCや標本も活用して,こちらもいい発表だったと思います。
社会科学分野も自然各学分野も,どこが最優秀をとってもおかしくないくらい素晴らしい研究発表でした。
表彰式。
自然科学分野,栄えある第1回最優秀賞は,「国分高校 地学班」でした!
カブトムシ班は優秀賞(2位タイ)。本人たちはとても悔しがっていました。
閉会後,18階の展望台で,国分高校チームみんなでマスクを外して記念撮影。
出場者の皆さん,お疲れさまでした。
このような発表の場を作っていただいた関係者の皆様,ありがとうございました。
2021年01月20日(水)
国際宇宙ステーション観察会!
1月19日(火),空も暗くなりかけた18:00頃,理数科の生徒たちが2日後に控えた県探究コンテストの準備をしていると,突然地学科のW先生がやってきました。
「国際宇宙ステーションが上空を通過するから見に行こう!」
大急ぎで3階の渡り廊下に上がり,望遠鏡をセットしました。
するとすぐに「あれだ!」とW先生の声。「結構大きく見えるんですね。」と言うと,「それは普通の飛行機!」と怒られました。
そのはるか上,頭の真上を点滅せずにスーッと移動していく小さな光こそが,国際宇宙スーテーション(ISS:International Space Station)!
地上から400km上空を,秒速7.7kmで飛行し,約90分で地球を1周するのだそうです。
望遠鏡でも見てみましたが,明るすぎてなんか長方形だな,くらいしかわかりませんでした。後で調べてみると,ソーラーパネルを広げた全体像が確かに長方形で,実際はサッカー場くらいの面積があるそうです。
想像以上に早く通過してしまい,「え?もう終わり?」と言う印象でしたが,肉眼でこんなに普通に見られることにちょっと感動しました。
あの中には,今まさに日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが乗り込んで作業をしているんですね。そう思うとさらに感動!
W先生,誘っていただきありがとうございました。
次見られるのは,90分後!(作業に夢中で忘れていました…。)
2021年01月15日(金)
取材成功,ピザ作り!
1月14日(木),先日食べている様子だけお伝えした家庭科の調理実習(ピザ),やっと調理の様子の取材に成功しました。
まずは生地をこねて広げています。
こちらは生地をこねながらトマトやハムを切っています。
この班もトマトを切っています。
広げた生地にトマトソースを塗っています。
そしてベーコンやトマトを載せていきます。
タマネギを載せています。
さあオーブンで焼いて早く食べましょう。
今回もお裾分けをいただきました。
ごちそうさまでした。
2021年01月15日(金)
共通テスト直前 激励会
1月15日(金)の朝,体育館にて3年生の明日からの共通テストに向けて,激励会が行われました。
校長先生から。「普段の力を発揮しましょう!」
学年主任のK先生から。「無駄に力まず,平常心で臨もう!」
進路指導部主任のH先生から。「自分を信じて最後まで頑張ろう!」
Y教頭先生から。「コロナ対策を十分行って,頑張ってください。」
最後はD教頭先生から,「君たちは声は出さずに手拍子だけね。」と念を押した上で,3年生全員に向けて力強いエールが送られました。
今年度は共通テストの第1回目ということに加えて,コロナウイルス感染対策もあり,例年とは異なったことばかりの受験となります。一つ一つ丁寧に進めましょう。
明日は暖かい予報ですが,日曜日は寒くなるようです。体調に気を付けて全力で取り組んで欲しいと思います。
ガンバレ3年生!,頑張れ受験生!
2021年01月08日(金)
3学期始業式・表彰式
1月8日(金),3学期の始業式と表彰式が行われました。
表彰式。
男子ハンドボール部,県高校新人ハンドボール大会 兼 九州選抜大会予選 優勝!
女子ハンドボール部,県高校新人ハンドボール大会 兼 九州選抜大会予選2位!
3学期始業式。校長式辞。
新年に当たり本校が舞鶴城址といわれる歴史についての講話。
「戦国武将として九州統一を目指し,徳川家康にも高く評価された第16代藩主島津義久の住んだ城(舞鶴城)が,国分小学校を含むこの地にありました。舞鶴城は雅号で,本名は国分城だったそうです。義久は,学校前から碁盤目状の城下町を作り、今の国分市街地の基礎を形成したのです。故郷の歴史を知り,この地で学べることに国分高校生として誇りを持って欲しいと思います。」
また「コロナウィルス感染対策3つのお願い」として,マスクの着用を徹底しよう,感染防止そのものが社会貢献である意識を持とう,偏見はなくそう,と呼びかけました。
さらに高校生川柳として「あたりまえ 実はそれって たからもの」,「コロナさん あなたがもっと 自粛して」,「自粛中 やりたいことが 見つかった」等が紹介されました。
2021年01月03日(日)
日本学生科学賞で環境大臣賞の快挙!再び世界へ!
12月23日(水),がZOOMで行われ,24日(木)に表彰式がありました。
理数科サイエンス部3年生物班の3名が,「出水市に侵入したリュウキュウアブラゼミ」の研究で日本学生科学賞の最終審査に臨み,「環境大臣賞」を受賞しました!日本学生科学賞は日本で最も歴史のある科学コンテストです。上には文部科学大臣賞と内閣総理大臣賞しかありません。文部科学大臣賞が2件ありましたので,全国ベスト4ということになります。
ここでは審査に向けての準備や,リハーサル,審査直前の様子等をご紹介します。
12月10日(木),ZOOMの録画機能を使って発表を録画します。
発表時間5分という厳しい制約があり,Take10くらいでようやく時間内に満足のいく発表ができました。
12月14日(月),ZOOM審査のリハーサル。ネット環境が整っていて静かな場所ということで,会議室をお借りすることになりました。
12月22日(火),最終審査前日はY教頭先生とZOOMで質疑応答の練習をした後,説明用の補助スライドを整えました。
12月23日(水),ZOOMによる最終審査当日。後ろには自分たちのポスターに加えて説明用に過去2年分の先輩方のポスター,横には原産地(奄美諸島と沖縄)と出水市のリュウキュウアブラゼミの標本,図鑑,羽化殻等を準備しました。
もうすぐ審査開始。リラックスしているようです。
審査時は締め出されたので,残念ながら審査中の写真はありません。
午前の審査ではまず5分間の発表映像が流され,それをもとに10分間の質疑応答が行われました。そして午後にも5分間の質疑応答。ある程度の手ごたえはあったようです。
12月24日(木),午前中はオンラインで講演会。表彰式は午後から行われました。
協賛社賞の発表が終わり,科学技術政策担当大臣賞が終わり,残るはベスト4。または呼ばれずに入選1等。
「環境大臣賞 中学の部,鹿児島 川辺中学校」。おなじく最終審査に臨んでいた川辺中学校が受賞し,「すごーい。」と拍手していると…,
「環境大臣賞 高校の部,鹿児島 国分高校」のコール。思わず涙が溢れました。
大臣賞の受賞コメント中。「コメントの準備していると名前を呼ばれない」という国分ジンクスに従って誰が言うかも決めていませんでしたが,きちんとお礼のあいさつができました。
その後,2021年5月に行われるISEF(国際学生科学技術フェア)への推薦校としても国分高校の名前がコールされました!
表彰式終了後の記念写真。受験の合間を縫って,多くの時間をかけて研究を深め,準備をしてきました。努力が報われましたね。最高の笑顔です。
12月25日(金),ISEF説明会。ISEF出場の意思確認があり,3人とも「出ます!」と答えたことで,ISEF出場が決定しました。2017年以来2度目の世界大会です。世界大会入賞を目指して頑張ってください。
理数科3年生物班の皆さん,本当におめでとうございます。
※2017年(ツクツクボウシの研究)のISEFについてはこちらもご覧ください。
国際科学技術フェア(ISEF)に向けて出発❗
ISEF選手団アメリカに到着
ISEF 開幕!オープニングセレモニー
ISEF ポスターによる予備審査実施
ISEF グランドアワード審査!
ISEF 一般公開・スペシャルアワード表彰式
ISEF グランドアワード表彰式・ロス市内観光
ISEF 選手団帰国
2020年12月25日(金)
ダンス部クリスマス発表会
12月25日(金),13時から本校体育館にて,ダンス部によるクリスマス発表会が行われました。この発表会は,クリスマスソングでダンスを構成し,生徒・職員に楽しんでもらいたいと昨年から始まりました。
コロナウイルス対応として,観客は距離を取って着席し,もちろん換気もバッチリです。アルコール消毒は生徒会が担当しました。約100人の生徒・職員が,大声での声援は控えて,手拍子でリズムを取りながら,部員たちのダンスを楽しく見ることができました。
ダンス部の皆さんは,この日のために一生懸命練習したことと思います。お疲れさまでした。
この日,午前中の課外授業の際には,本校ALTのジョニー先生がサンタクロースの扮装をしてチョコレートを配り,クリスマスムードを盛り上げてくれました。
ジョニー先生,ありがとうございました。
2020年12月25日(金)
令和2年度 2学期終業式
12月24日(木),2学期終業式と表彰式が放送で行われました。
放送物理部,九州高校放送コンテスト(熊本大会)テレビ部門 優秀賞
美術部,県高校美術展 平面作品 優秀賞。九州大会に進出!
陸上部,県陸上競技大会 男子走り幅跳び 優勝!姶良地区陸上競技協会 優秀選手賞!
県作文コンクール,特選2名。
海音寺潮五郎記念読書感想文コンクール,優良賞(下写真右)
書道部,県高校書道展 秀作賞 5名(下写真左),県高校揮毫大会(代替大会)優秀賞(下写真右)
書道部,県高校揮毫大会(代替大会)優秀賞
音楽部,県吹奏楽ソロ・アンサンブルコンテスト ソロ部門アルトサクソフォン 金賞
学年弁論大会 最優秀賞(1年)
写真部,県高校写真展 高文連賞(下写真左),奨励賞(同右)
SSH,グローバルサイエンティストアワード夢の翼 ソラシドエアー賞(下写真左:地学班),同新日本科学賞(同右:生物カワゴケ班)
サイエンス部,日本学生科学賞(鹿児島県審査)県議会議長賞(3年生物班)
SSH,県統計グラフコンテスト 学校賞(下写真),入賞多数!
弁論大会 最優秀弁論 発表。
終業式。校長式辞。
「今年の表彰式では,表彰者が去年以上にたくさんいました。自粛下でも本当によく頑張りました。また直接何の賞状も渡せないのですが,一般の方から国分高校生の善行に感謝する手紙をいただき,表に見えない皆さんの成長を感じました。年の瀬,様々な場面で自分の成長を確認する機会としてください。
さて西洋にこれも見えない成長をテーマにした『放蕩息子(だらしない息子)』という話があります。
ある農家に二人の息子があり,弟は財産分与を希望して遠くに行き,遊んで浪費し食べ物すらなくなった。飢え死にしそうになって父のもとへ帰り,雇い人の一人にしてもらうことを願い出た。父は喜び,贅沢な食事でもてなした。農作業から帰った兄は,その様子に腹を立てた。父は兄に「お前の弟は,死んでいた者が生き返り,いなくなっていた者が見つかった。喜び祝うのは当たり前だ。」と伝えた。父親はだらしなかった弟の成長を認め,最大のもてなしをしたわけです。
図書委員会が作った『先生方のおすすめ本』という冊子は,皆さん限定で作られた読み応えのある冊子です。この冬,ぜひ多くの本を読んで下さい。
感染には十分に気をつけて,良い年をお迎えください。」
コロナに振り回されながらも,多くの学びがあった2学期でした。
コロナ禍はまだ続きそうですが,負けずに頑張っていきましょう。
インフルエンザへの注意も必要な時期です。併せて感染防止に努めていきましょう。
2020年12月22日(火)
家庭科調理実習 ピザ美味しかったです!
12月21日(月),調理室の前を通ると,いい匂いがしたのでお邪魔しました。
家庭科の授業の調理実習の時間でした。
残念ながら調理は終わっていましたが,美味しそうに食べているところを撮らせてもらいました。
思いっきりかじりついています。写真係としてはうれしい1枚です。
はい自然に!
そうそう美味しそうに。
よほど食べたそうにしていたのでしょうか,家庭科のT先生が,よかったらどうぞと1枚くれました。めちゃくちゃ美味しかったです。
今度はちゃんと調理中に間に合うように取材に来ますね。
ごちそうさまでした。
2020年12月22日(火)
学年朝礼(12月)
12月22日(火),12月の学年朝礼が行われました。スペースの関係で体育館で1年生のみの実施となりました。もちろん全員マスク着用で大きく間隔を空けて座っています。
1年5組の担任のU先生(英語科)による講話。「The Catcher in the Rye(ライ麦畑でつかまえて)」の内容に触れ,高校生の今の時期にもっと本に触れよう!と語りました。
先日,図書委員会が「先生方のおすすめの本」を作成しました。図書室にはそのコーナーもつくられています。ぜひ図書室にも足を運んで下さい。
心を育てるためにも,国語力向上のためにも,皆さん本を読みましょう!
2020年12月22日(火)
土星と木星の大接近を目撃せよ!
12月21日(月),夏以降ずっと寄り添っていた土星と木星が,いよいよ望遠鏡の1つの視野に収まるまでに大接近。これを見ないという選択肢はありません。理数科1年生を中心に急遽観察会を企画。
高度が結構低かったので,体育館の2階から見ました。使ったのは野鳥観察用の望遠鏡ですが…,
ちゃんと2つの惑星を見ることができました。右上の細長いのが土星です。細長く見えているのは,土星の輪が右に傾いているためです。
左下の木星は,直線状に4つの衛星(ガリレオ衛星 イオ,エウロパ,ガニメデ,カリスト)も見ることができました。
望遠鏡にスマホ(特別許可)を押し付けて撮ったにしてはちゃんと撮れてます。Iさんグッジョブです。
「えー衛星が3つしか見えない!」,「土星のわっかがちゃんと離れて見える!」と大騒ぎでした。
ついでに見た月の様子です。
400年ぶりの天文ショーを見られてラッキーでした。理科のH先生やO先生,日本学生科学賞の準備中だった理数科3年生,通りすがりに見ていった人たちを含めると25人くらいの人が見ることができました。
約400年ぶりと書きましたが,正確には397年ぶり。つまり前回は1623年。徳川幕府2代将軍秀忠公が3代家光公に将軍職を譲った年です。
次は何世代後の人たちが見ることになるのでしょう。