分類
2021年02月10日(水)
教科横断型授業の取り組み 英語×保健=「科学英語」
2月9日(火),1年生の科学英語の時間に,英語科のU先生を中心に・ALT・養護教諭が協力して,コロナウィルスに関する教科横断型の授業を展開しました。
まずは「When is pandemic over?」というコロナウィルスに関する動画を視聴。メモをとりながら視聴しています。視聴後,ワークシートの空欄を埋めていきます。
続いてALTのジョニー先生が,イギリスの現状を説明してくれました。お母さんやお姉さんはすでにワクチン接種を終えたそうです。「I’m jerous…(うらやましい)」という一言は,ひょっとしたら笑わせようとして言ったのかもしれませんが,笑ってはいられませんよね。
続いて養護教諭のY先生による,日本の現状についての説明。
コロナ感染を防ぐための生活様式等についても説明がありました。
その後,ワークシートに英作文を記入しました。テーマは「What should / should't we do to stop the covid-19 pandemic?」写真はそれを発表しているところです。
3人の先生方がそれぞれの専門を生かし,教科をまたいで英語で1つのテーマについて学習する。面白い授業だったと思います。
担当した先生方,お疲れ様でした。
2021年02月09日(火)
全校朝礼(2月)
2月9日(火),全校朝礼と表彰式が放送で行われました。
まずは表彰式です。
サイエンス部,県探求コンテスト 最優秀賞!(2年地学班)
同 優秀賞(2年カブトムシ班)
百人一首部,県新春かるた大会 無段者の部 第3位。
音楽部,伊佐・姶良地区ソロ・アンサンブルコンテスト ソロ部門 優秀賞。
同 アンサンブル部門(打楽器2重奏)優秀賞。
同 アンサンブル部門(サキソフォン4重奏)優秀賞。
サイエンス部,日本学生科学賞 環境大臣賞(全国ベスト4)!(3年生物班)
全校朝礼。
校長講話では,「凡事徹底」について話されました。
「弱小サッカー部から25年間で全国大会常連校となった熊本県立大津高等学校。部員はほぼ地元の生徒で,インターハイ19回出場,全国選手権に16回出場。プロサッカー選手も約50人輩出。学校規模は普通科7クラス・理数科1クラスと,本校と似た学校です。成功の秘訣は
1『凡事徹底』。『清掃』『片付け』『挨拶』という平凡なこを徹底してやったこと。
2『生活習慣』の改善。全員で勉強も含めた一日の生活習慣を作りをしたこと。
3『終わり時間』を厳守して、練習の集中力を高めたこと。
挨拶,片付け,清掃は一体誰のためにするのか,少ないチャンスを生かせる人はどんな人か,ということが分かると思います。
昨今の凡事徹底には,マスクや手洗いの習慣化,ソーシャルデイスタンスを保つことが加わっています。皆さんのほとんどが,凡事徹底をしてくれています。ありがとう。100%となるように,続けていきましょう。3年生も頑張っています。2年生は3年0学期,1年生は2年0学期と考え,進路にも決意して歩み出す2月として下さい。」2021年02月05日(金)
舞鶴最先端サイエンス研修(東京大学)報告1
2月3日(水),舞鶴最先端研修が行われました。東京大学と連携して「サステナビリティ(持続可能性)」に関するプログラムに取り組んで基礎的な科学リテラシーを養うとともに,課題研究に向けた素地を育成することが目的です。3回シリーズで,2月6日(土)には「イオン未来の地球フォーラム」に参加します。今回はそれに向けての事前ワークショップという位置づけです。
1年生16名(普通科11名,理数科5名)が参加しました。
最初に,本校の課題研究(3題)を紹介しました。
理数科1年地学班の研究発表。
普通科1年生の「校内の絶滅危惧種」についての発表。
この他に,理数科1年生物班の「カビゴケ」の研究も紹介されました。
グループワークでは,「コロナの前と後で変わったことは?それに伴って良かったことと悪かったことは?」について,付箋に書き出しました。
SDG’Sとの関わりにも注目して書き出していきます。
付箋での作業をパソコン上でも同時進行で行っています。
それを内容別に模造紙に貼って整理していきます。
お互いに協力し,情報交換をしながら作業を進めていきます。
3班に分かれて行った作業をお互いに発表し合いました。
その後,東大の菊池先生の講義。みんなメモをとりながら聴いています。専門用語を極力使わず,非常にわかりやすい講義でした。
コロナウィルスが世界に与えた影響は計り知れません。しかしコロナ対策で変化したこと,変化せざるを得なかったことが,これからの働き方や生き方,環境問題等に対していい方向に働くこともあるかもしれません。そんなことを考えさせられる有意義な研修になりました。願わくば,何らかの形で他の生徒たちや地域の皆さんにも還元できるといいですね。
関係者の皆さん,ありがとうございました。
2021年02月05日(金)
新校舎建設中
2月5日(金)の新校舎建設の様子です。
体育館からの新校舎につながる渡り廊下の様子です。
体育館の脇を通り,道路の上を通り,現在のグラウンド側につながる予定です。
毎日少しずつ進んでいます。現場作業の皆様,お疲れ様です。ありがとうございます。
2021年02月04日(木)
2年生「企業等による出前講座」実施
2月3日(水)午後の時間を使い,2年生のキャリア教育として,地元の企業等から講師の先生方をお招きして「企業等による出前講座」を実施しました。
6限目は,体育館で九州タブチ国分工場の竹内様より,2年生全員に向けて講話をしていただきました。
7限目は,希望制で7つの講座に分かれて講座を受講しました。
霧島市役所の渡辺様
霧島市消防局の岩下様。国分高校OGです。先日の避難訓練でもお世話になりました。
藤田ワークスの濱畑様。
南九州ケーブルテレビの永奥様。
株式会社 健 の重野様。
国分幼稚園の中筋様。
なんか間違っていそうな雰囲気です。
霧島医療センターの岸本様。
地元企業の皆様から,業務内容を聞くことで地元企業への理解を深めると同時に,働くことについても真剣に考える機会となりました。
お忙しい中,お時間を作っていただいた皆様,ありがとうございました。
2021年02月04日(木)
ISEFに向けての研修 英語と格闘中!
課題研究の世界大会(ISEF)の研修会が1月中に2回行われました。研修会は全6回です。
1月24日(日),第1回研修会。本来は東京で行われる研修会も,今年はZOOMです。仕方ありません。
1回目の研修では,ISEF(アイセフ)とはどんな大会か,という説明がメインでした。体験談を発表してくれた大学2年生の方は,2017年のロサンゼルス大会に国分高校の先輩方と一緒に出場した方でした。
1月30日(土),第2回研修会。テーマは英語での発表における注意点!ひたすら英語でした。オールイングリッシュです。全体をイントロ,メインボディー,コンクルージョンの3パートに分けて,それぞれの部分でどんなことを言えばいいのか,について会話形式でレクチャー。聞き取ることはできても,話すとなるとなかなか英語が出てきません。3人ともかなり苦労していました。
終了後,頑張った自分たちへのご褒美でしょうか。せっかくマスクを外して記念写真なのに顔が見えません…。
研修会はあと4回。卒業式までにあと1回,国分高校に在籍中はあと2回です。
英語での提出資料作成に加えて,英会話,頑張ってください!
2021年02月02日(火)
SSH発展数学
2月2日(火)午後,SSH発展数学講座として,鹿児島高専の白坂先生をお招きし,2・3年生約30人に対して講座を実施していただきました。
複素数平面上での図形的性質を利用した,高校から大学への橋渡しとなるような,教員にとっても意味ある講座でした。
生徒も写真のように板書したり質問を受けたりと,一瞬も気の抜けない,しかし数学の面白さに溢れた授業でした。
数学科職員も数人聴講させていただいたのですが,授業ネタに使えそうな面白いものばかりでした。
後半戦は,計算から一転,折り紙で幾何的な図形を手作業で作り上げたり,トランプ,数字当て手品(いずれも,2進法や3進法がキーになっています)など,リラックスする中に数学の美しさが含まれた興味深いものでした。
白坂先生,お忙しい中,ご指導ありがとうございました。
2021年02月01日(月)
霧島市生物多様性に関する発表会に生物系3研究が参加
1月30日(土),霧島市役所別館で,霧島市の生物多様性に関する発表会と講演会が行われ,理数科1・2年生の生物系の3班が参加させていただきました。
まずは1年生の「カビゴケ」に関する研究発表。霧島市横川で見つけた,植物の葉っぱの上で生育する超小型のコケ,「カビゴケ」。見た目は葉っぱに生えたカビ…、においもカビみたいなんです。その生態をこれから徹底解明するけど,今ここまでわかりました,という発表でした。認知度の低いこのコケも,霧島市の生物多様性を語る上では重要です。
続いて2年生のカブトムシ班。カブトムシの亜種間雑種に関する研究。こちらは霧島市との関係は薄いのですが,雑種化が生物多様性の低下につながる、ということで参加。
会場の様子はこんな感じです。かなり多くの方が出席してくださっています。密を避けて間隔をあけて座っていただいています。手前は発表した国分高校生です。
続いて2年生のカワゴケ班。霧島市天降川におけるカワゴケソウの生育状況や生息地の保全活動の様子,県内各地におけるカワゴケミズメイガの採集の様子等を紹介しました。
カワゴケソウの保全活動等をご指導いただいた寺田先生から講評をいただきました。
後半は寺田先生による講義,「カワゴケソウが訴える」。カワゴケ班にとっては大いに勉強になる講演で,盛んにメモを取っていました。
霧島市の皆さんに生物多様性の重要性,霧島市の豊かな自然を知っていただくと同時に,国分高校の活動もお伝え出来たと思います。
発表の場を与えてくださった霧島市環境衛生課の皆さん,ありがとうございました。
2021年01月29日(金)
国分高校通信 R2 9号
国分高校通信 R2 9号
国分高校通信の令和2年度第9号を,1月29日(金)に発行しました。
本校のSSH活動などを写真で振り返ってみました。
ブログ・HPでご覧ください。
2021年01月29日(金)
令和2年度 SSH成果発表会!
1月29日(金)の午前中,第一工業大学のホールや講義室をお借りして令和2年度SSH成果発表会が行われました。学食前に集合し,日程や発表上の注意,そしてコロナ対策について説明がありました。
開会の挨拶をSSH委員長のO君が行いました。
会場を提供していただいた第一工大のI先生からもご挨拶をいただきました。
今日はこの日のためにポスター発表,プレゼンテーション発表の準備をしてきた普通科・理数科の1・2年生の発表の場です。
観客席に座っているのは1・2年生の偶数班の生徒たちです。奇数班の生徒たちは後半のステージ発表を参観します。これも密を避けるためです。座席も1つおきに座っているのがよくわかります。当然全員マスクをしています。
前半のステージ発表。1番手は普通科2年自主ゼミ抜け殻班の「セミの抜け殻は語る」。
続いて理数科2年生物カワゴケ班の「カワゴケミズメイガとカワゴケソウ」の研究。
続いて理数科2年地学班の「国分平野の活断層」の研究。
活発な質疑応答も見られました。
同時進行で別の会場では,1・2年生奇数班のポスター発表が行われました。それぞれのグループがユニークな研究をしていました。
コロナウイルス感染症対応のため,密にならないようにポスターの間隔を大きくとった結果,テラスで発表する班もありました。寒かった上に,ちょっとまぶしそうです…。
「アリ事情大調査」の研究では,実物も展示していたようです。
ポスター発表のメイン会場である「アゼリアホール」の様子です。窓を開けて換気を徹底して実施するため,コートの着用も許可されました。
「免疫力アップについて」腸内環境を整えるため,発酵食品を食べよう!という研究でした。
「行きたい国ランキング No1 フランス!」国分高校2年生へのアンケートではフランスが1位なんですね。
「にほんごのぎおん」 日本語のオノマトペについて掘り下げた研究でした。
入れ替わりの移動時間,ステージ発表の会場前では理数科2年カブトムシ班が,運営指導委員の先生方を前にポスター発表をしていました。鹿児島大学工学部の先生からは,アプリ開発への協力のお申し出があったようです。大学や学会等の発表の場でも,発表を通して大学間の連携や産学連携に繋がるケースがあります。これを機にさらに研究を発展させられそうですね。
ステージ発表後半。客席には,先ほどまでポスター発表をしていた奇数班の生徒たちが座っています。
最初は,普通科2年自主ゼミ竹班の「Take a distance ~竹と共生する未来~」竹林の活用と施策に関する提案でした。
運営指導委員の先生方も熱心に聴いてくださっています。
2番手は先ほどのカブトムシ班の「亜種間雑種」に関する研究でした。
ステージ発表のラストは,理数科2年物理班の「スズムシの鳴き声のうなり」についての研究。
後半も同時進行でポスター発表が行われました。今度は偶数班です。
「ダンゴムシの食事」意外と調べられていないダンゴムシの食性に関する研究でした。
「鹿児島の力でうつに打ち勝とう!」温泉や自然を活用して「うつ」を防ごう!規則正しい生活や自分なりのストレス解消法も大事!
「家族間の臭いの違い」 コズメティックバイオレンス!スメルハラスメント!自分は大丈夫か?と心配になってきました…。
「成績がいい人は周りに流されやすい?」そうなの?
「『かわいい』は男女でなぜ違うのか」 「かわいい」の捉え方が違うってことのようです。「母性」の関わりにも言及!
「クローバーの性格」 国分寺跡でひたすら集めたクローバー,四つ葉が65,五つ葉が9,なんと六つ葉が5!
「カビゴケの不思議な生態」独特な匂いのする超小型のコケ,ホントに葉っぱに乗っかってるだけなのかな?
「若者も来たくなる霧島 ~Go to KIRISHIMA~」観光班の第2世代でしょうか。
「てんとう虫はどの光に導かれるのか」中身を聞きそびれました。結果を知りたいですね。
ステージ発表の会場では,最後に運営指導委員の先生方からお一人ずつ,講評や今後の取り組みへのアドバイスをいただきました。
午後は,生徒たちは学校に戻って授業。
第一工大では,別室をお借りして運営指導委員会を実施しました。
本校のこれからの取り組みについてもご助言をいただきました。
運営指導委員の先生方,お忙しい中ありがとうございました。