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  • 2022年08月18日(木)

    霧島ジオパークのエリア拡大ヒアリングで生徒発表

     令和4年8月10日,霧島ジオパークのエリア拡大に関して,日本ジオパーク協議会の審査員がヒアリングに来られました。霧島市からの依頼で,国分高校の課題研究の中でジオパークに絡む内容をプレゼンして欲しい,ということで2年生理数科の2名が発表に行きました。

     まずは会場となる上野原縄文の森を,審査員と共に見て回ります。

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     地元に住んではいましたが,縄文の森の職員の解説付きで見て回ると,やはり気づきがたくさんあります。7300年前の鬼界カルデラ噴火に伴うアカホヤ火山灰の下の層から縄文遺跡が発掘されることから,この地では霧島や南九州の火山に翻弄された人々の暮らしが営まれてきたことがわかりました。

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     国分高校の生徒は,温泉の魅力をもっとアピールして,霧島市への観光客増加を図れないか,という発表でした。

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     霧島市民におなじみの家族湯は,霧島市の他には福岡県にしか見られない,特別なもののようです。プライバシー配慮や経済的にもお得な家族湯を,もっと積極的にアピールしてはどうか,という提案でした。

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     続いて,本校濵田教諭がSSHの取り組みの中で,如何に霧島と関わって活動しているかを説明しました。向かって右のパネルには,歴代のジオパークに絡んだ研究成果のポスターも展示しております。

     「霧島から世界へ サスティナビリティの視座を持った科学系人材育成プログラムの研究開発」という研究開発課題の元に進められてきたSSHもR4年度で5年目です。この間の成果を紹介し,国分高等学校と霧島ジオパークとの関係性を説明しました。

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     審査員の方々からは

    ・国分高校が1年生のうちに,ジオパークの価値を理解してから研究を進めている点が良い。

    ・国分高校の取り組みが,ジオパークガイドのプログラムの一つに発展できないか,今後検討して欲しい。

    ・SSHプログラムで,助成終了後も成果を如何に残すのか,継続性にも注目して欲しい

    ・研究した生徒たちの,次のステージが楽しみである。できるならば,霧島ジオパークとつながりを持った進路に進んで欲しい。

    などのご意見が寄せられました。

     地域の期待を担って,国分高等学校はこれからも霧島ジオパークの恵みを享受しつつ,自らの好奇心を満足させていきたいです。そして,その結果が地域に貢献できる成果になれば,とても嬉しいです。

  • 2022年08月11日(木)

    高校生課題探究発表大会で国分高校が大活躍!

     令和4年8月10日に行われた,高校生課題探究発表大会2022において,本校3年生がポスター部門南日本新聞社賞(最優秀賞),ステージ部門で優秀賞(第2位)に輝きました!

     今年は初めて2年生の普通科もポスター発表に挑み,有意義な体験をすることができました。

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     控え室にて,2年生は初めての発表でもあり,何度も練習していました。

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     ポスター部門の開会式。審査員が紹介されています。この方々に訴えれば良いのですね!

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     2年生の第六次産業班。霧島の産物を用いてどのような取り組みが可能なのか,訴えました。

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     3年生の二酸化炭素班。今までステージでのプレゼン発表が多かったですが,久しぶりのポスター発表で「楽しかった」そうです。聴衆からの質問に,基礎基本まで立ち返って説明できたと,心強い感想を教えてくれました。

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     2年生の国際交流教育班。鹿児島ではまだまだ大きく取り上げられていませんが,外国籍の児童生徒が日本の学校で学ぶことへの障壁を問題視して発表しました。

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     ステージ発表部門での3年生リン酸班。今日は一人での参加でしたが,今までの経験が育てたのでしょう,質疑応答にも的確に返答していました。

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     ポスター部門では3年生二酸化炭素班が最優秀賞を受賞しました。突然「受賞者から一言」との声が上がりましたが,「自分たちの安価に作成できる二酸化炭素濃度測定装置が,今後の日本や世界で役立てば嬉しい」と,しっかりとコメントしていました。

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     新聞社の取材にも,見事に応えていました。3年生の貫禄です。

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     ステージ発表部門でも,リン酸班が優秀賞を受賞しました。

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     3年生化学班の2グループが大活躍した発表会でした。

     でも,今回の大きな収穫に2年生の参加・発表が挙げられます。賞を取ることは後からついてくることです。それよりも,自分たちのストーリーと調査でまとめたポスターに,審査員が様々なコメントをくださったおかげで「気づき」を得たはずです。課題研究で一番大切なのは,その気づきを取り入れて一つ上のステージに,探究活動を引き上げることです。3年生になった頃,皆さんは見違えるような発表ができるようになっていることでしょう。

     皆さんお疲れ様でした。3年生,おめでとうございます。

  • 2022年08月09日(火)

    サイエンスインターハイ@SOJO 優秀ポスター賞

     令和4年7月31日(日),オンラインで,サイエンスインターハイ@SOJOが開催されました。

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    リン酸の発表の様子

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    二酸化炭素班の発表の様子

     Webポスター発表77件の中からベスト9である「優秀ポスター賞」に,リン酸班と二酸化炭素班が選ばれました。本校化学班からのダブル入賞でした。

     サイエンスインターハイ@SOJOのホームページ

  • 2022年08月09日(火)

    全国高等学校総合文化祭(東京大会)自然科学部門 化学部門 奨励賞

     2022年8月2日(火)~4日(木),東京の東京富士大学・文京学院大学で,全国高等学校総合文化祭 自然科学部門が開催されました。本校のリン酸班は鹿児島県代表として出場しました。
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     受付の様子

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     発表の様子
     「河川・湖沼中のリン濃度測定器の開発」というタイトルで発表しました。普段よりも落ち着いて発表でき,質疑応答もほぼ完璧でした。
     8月3日(水)の午後に予定されていた巡検は,新型コロナウイルスの拡大により中止になりました。

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     8月4日に表彰式で,国分高校が呼ばれ!なんと「奨励賞(全国ベスト5)」の成績でした。

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     最後に,次年度(2023年)のかごしま総文祭の引継ぎをして,終了しました。

  • 2022年08月09日(火)

    令和4年度SSH生徒研究発表会でカビゴケ班が奨励賞を受賞!

     令和4年8月3,4日に行われた令和4年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会で理数科3年生のカビゴケ班が奨励賞(部門2位)を受賞しました。

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     他の学校の生徒さんとも課題研究の発表,質疑応答を通して活発な交流を行うことができました。

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     残念ながら1日目のポスター発表の結果,部門1位には届かず,決勝のプレゼン発表には残れませんでしたが,理数科3年生の3人は素晴らしい発表を行ってくれました。

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     1日目,2日目とたくさんの方々が発表を聞きにきて下さいました。ありがとうございました。

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     これまでの研究の集大成として,素晴らしい発表を行ってくれました。奨励賞受賞おめでとうございます。

  • 2022年08月09日(火)

    鹿児島県立博物館(別館)での課題研究ポスター掲示について

     鹿児島県立博物館の別館(宝山ホール4階)に本校理数科3年生の化学班,生物班,地学班の課題研究ポスターが掲示されました。

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     化学班:とうきょう総文2022 自然科学部門 化学部門 奨励賞
     生物班:令和4年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会 奨励賞(部門2位)
     地学班:第19回日本地質学会ジュニアセッション 奨励賞

    を受賞したポスターとなります。

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     鹿児島県立博物館や宝山ホールの近くに行かれた際は,ぜひ,ご覧下さい。

  • 2022年08月06日(土)

    日本蘚苔類学会でZOOM発表

     2022年8月6日(土),日本蘚苔類学会がZOOMにて開催されました。本校のカビゴケ班はポスター発表にエントリーし,発表・質疑応答に臨みました。

     大学教授など専門家からの指摘や意見も受けて,実りある大会参加になったようです。

    0講演要旨

     講演要旨集に掲載された本校生徒の発表題目。

    1練習

     接続が確認できたら,今日の発表に向けて最終調整です。話す速度をいかに抑えて,5分の中に自分たちの主張を入れるか,最後まで試行錯誤していました。

    2発表拝聴

     午前中は口頭発表を視聴します。DNA解析を葉緑体で行う研究者が多いなど,知らなかったことがたくさんありました。

    3集合写真

     学会恒例の集合写真撮影。今回はZOOMの参加画面をキャプチャーするそうです。スマイル!

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     ポスター発表コアタイムの始まりです。5分間の中に,自分たちの研究成果をまとめました。

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     気合いが入ったか,イスをどけて前のめりで解説中です!

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     聴衆がみえない中,ポスターをポインタで示しながら講演するのは,やはり勝手が違います。

    8質疑応答1

     質疑応答の時間です。自分たちのポスターの部屋に来訪され,ご意見くださる方たちとやり取りします。すでに落ちついて,椅子に座っています。

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     質疑応答に回答する係と,そのやり取りを記録する係に別れ,対応しました。見えない相手にも,つい身振り手振りが出てしまいます。遠隔参加はやはり難しいですね。

     

     質疑応答の中で,

    ・カビゴケのニオイ成分は「エチルアニソール」とすでに同定されていること

    ・DNA系統解析にまだまだ注意しなければならない点があること

    ・日本に1種と言われているカビゴケだが複数種の可能性があること

     など,様々な指摘がなされました。

     学会発表は自分たちの研究を一つ上のステージに引き上げてくれる,という意味で貴重な機会ですね。

     本来ならば,会場で休憩時間に研究者に声を掛けて,お話を聞く機会も経験させてあげたかったです。カビゴケ班の皆さん,大変お疲れ様でした。良い経験ができましたね!

  • 2022年08月03日(水)

    SSH全国大会(神戸)

     令和四年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会の1日目が始まりました。
     会場は神戸国際展示場です。
     全国から220チームの参加があり、本校からは理数科三年生の生物カビゴケ班3人が出場しています。
     新型コロナ禍の大会で感染症対策にとても気を配った大会となりました。
     発表はポスター形式で行われましたが、これまでの研究の集大成として3人とも元気に分かり易い素晴らしい発表をしました。明日行われる決勝の6チームには選出されませんでしたが、絶え間なく聴衆を集めていたのがとても頼もしかったです。

    SSH全国大会1

    SSH全国大会2

    SSH全国大会3

     

  • 2022年08月03日(水)

    夏try! グレードアップゼミ

     高校2年生を対象に開催されるグレードアップゼミ。令和4年は新型コロナ対策のために,鹿児島中央高校の会場に行かず,各校で個別にタブレットでの参加となりました。

     本来は,他校の生徒のがんばる姿にも刺激をもらえる機会でしたが,本校の意識の高い生徒たちが切磋琢磨し合って,能力を磨く機会になって欲しいと願います。

     勉強をがんばることは恥ずかしいことではありません。16歳から18歳にかけての勉強が,新たな道を切り開いてくれます。せっかくならば,自分の願った道を叶えようではありませんか!

    会場全体図

     本校会場となった視聴覚室。感染対策はバッチリです。

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     始まる前から予習でしょうか。気合いが入っています。

    個人取り組み2

     静寂の中に,秘めた想いが感じられます。今日一日を大切にしましょう!

  • 2022年07月29日(金)

    校内大学説明会(九州工業大学)

    令和4年7月29日(金)午後,九州工業大学の先生にお越しいただき,希望者に向けた大学説明会を実施しました。

    パンフレットや,プレゼンテーション資料を使って,分かりやすい説明をしていただきました。

    九州工業大学では,大学の学部4年間で就職する学生よりも,大学院へ進学する学生のほうが多いという実態があるとのことでした。

    多くの生徒が,研究を進めていくことに希望を持ち,しっかりとメモを取りながら自分の進路について思いを馳せていました。

    今日の説明を聞いて,より一層希望が強まったことと思います。暑い夏,努力を重ねましょう。

    担当の先生方,ありがとうございました。

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