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2019年4月10日
2019年04月10日(水)
平成31年度 4月行事予定表
4月行事予定表を掲載します。
2019年04月10日(水)
入学式
4月9日(火),入学式が行われました。今年は満開の桜とともに新入生を迎えることができました。
新入生入場。
入学許可。担任が一人一人の名前を呼び,新入生は大きな声で返事をしてその場に起立します。
新入生代表宣誓。
校長式辞。
「 1 志を立て,目標を明確にする,2 出会いを大切にする,3 何事にもチャレンジする,この三つのことを胸に刻んで3年間で成長することを願っています。 」
PTA会長祝辞。
学級担任紹介。
校歌紹介。音楽部のメンバー4人が校歌を紹介しました。
もちろん伴奏も音楽部。指揮は新任(新規採用)の堀脇先生です。
新入生退場。
その後教室に移動して,最初のLHR。保護者の皆さんも一緒に参加しました。
あまりに桜がきれいなので,桜の下で写真を撮るクラスもありました。いい記念になりますね。
こちらのクラスは保護者の皆さんも一緒に。
LHR終了後,正門前では記念写真を撮るために長い行列ができていました。本当に入学おめでとうございます。
学校の桜は,例年ならすでに散って葉桜になっていることが多いのですが,今年は最高のタイミングで咲いてくれました。お陰で素晴らしい入学式になりました。
新入生の皆さん,今日から3年間の高校生活が始まります。勉強,部活,課題研究,生徒会,ボランティア活動,いろいろなことに挑戦して頑張ってください。
2019年4月9日
2019年04月09日(火)
今年度の国分高校安心メールについて
国分高校保護者の皆様へ
本日,昨年度同様国分高校安全メールのご案内を差し上げています。登録のご協力をお願いします。
なお,本格的な運用は4月18日(木)以降となるため,その間は,学校から安全メールを差し上げることができません。
そのため大雨等の対応については,本校HPまたはブログをご参考に行動いただきますようお願いいたします。
2019年04月09日(火)
平成31年度 1学期 始業式・新任式
4月8日(月),満開の桜のもと,平成31年度 1学期の始業式と新任式が行われました。
今回新たに7名の先生方をお迎えしました。
お一人ずつお話をしていただきました。これからよろしくお願いします。写真は山田島教頭先生。
引き続き,1学期始業式。久しぶりの学校と1年のスタートでみんな初々しい表情でした。
校長先生は式辞の中で,先日開かれた「合格者の話を聞く会」の振り返りをされました。「目標を下げることは敗北を意味する」「判定は飾り物」「もう一人の自分に教える」など先輩方のメッセージを引用され,自らを深化させていくことの重要性を話されました。
校歌斉唱。
新任の先生方です。満開の桜が歓迎してくれました。今日の爽やかな春風のような新風を吹き込んでくださると思います。
2019年3月29日
2019年03月29日(金)
離任式
3月28日(木),離任式が行われました。田嶋教頭先生をはじめとして,古川事務長,清田事務次長,甲坂事務主査,国語科の北先生,芸術科の濱田先生,保健体育科の中村先生の7名の先生方が国分高校を離れることになりました。
「化学反応には温度・濃度・触媒3つの条件が必要です。高校生活の3つの条件は,活性化エネルギーを超えるための熱,多くのライバルや仲間たち,そして触媒としての先生方!変化しようとする気持ちが大事。自分と違う物質(他人)がいるのは当たり前。お互いにリスペクトして化学反応を楽しんでください!」
「皆さんの活躍を楽しみにしています。頑張ってください。」
「可能性を生かすためには,当たり前と思うことの中にある課題に気付く感性,いろいろな意見に耳を傾ける(受け入れる)謙虚さ,そして最後に行動力・実行力が必要です。皆さんの可能性を可能性で終わらせないように,しっかりと生かしてください。国分高校生として胸を張れるような高校生活を送るために,『国分高校生,一歩前へ!』」
「『今のこの人生をそっくりそのまま繰り返してもいいと思えるような人生を!』とニーチェが言っています。大学の掲示板にあった言葉で,待ち受けにしました。その言葉を意識してから全てに全力で取り組めるようになり,気付きも増え,成長できました。皆さんも自分の人生を楽しんでください!」
「イチロー選手は『特別なことをするためには,普段の当たり前のことを積み上げていくしかない。』と言っています。毎日を大切にして,自分の目標を叶えてください。」
「日々の挨拶や掃除がとても気持ちよかったです。国分高校が大好きです。これからも頑張ってください。」
「私の人生は後悔だらけです。でも後悔も大事!その後の人生をよりよくするために役立ちます。最後に皆さんに『飲水思源』と言う言葉を贈ります。井戸の水を飲む際には,井戸を掘った人の苦労を思え,という意味です。親や周囲への感謝の気持ちを忘れず,日々を過ごしてください。」
生徒代表お礼の言葉。
花束贈呈。
校歌斉唱。
卒業生もたくさん来てくれました。
花道を通って退場。
午後,玄関前での出発式。
7名の先生方,ありがとうございました。新天地でもお体に気をつけて頑張ってください。
2019年3月27日
2019年03月27日(水)
平成30年度 終業式
3月25日(月),平成30年度の終業式と表彰式がありました。
まずは表彰式。
実用英語技能検定 2級合格(写真左)36名!(代表生徒が受賞)
書道部 ひな祭り書道展 遊墨賞。
百人一首部 全国競技かるた鹿児島大会 E級準優勝! 同E級3位。
美術部 吉井淳二記念展 優秀賞(写真左)
地域が育む「あいらっ子」あいさつ運動標語 入選(写真右)
3学期クラスマッチ。
バスケットボール 男子 優勝1年7組,女子優勝1年1組!
バレーボール 男子 優勝2年3組,女子優勝2年6組A!
男子サッカー 優勝2年7組! 女子ドッジボール 優勝2年7組!
男女総合優勝 2年7組!
生徒会・家庭クラブ 霧島市同義高揚・豊かな心推進運動 善行表彰(写真右)
鹿児島県知事表彰(写真右)サイエンス部の3年生の活動が評価されて三反園知事から表彰状をいただきました。
受賞した個人,団体,クラスの皆さんおめでとうございます。
終業式,校長式辞。国分高校の卒業生として,高校時代を振り返りながら,国分高校生に熱いメッセージをくださいました。
校歌斉唱。
平成30年度はSSHがスタートし,国分高校にとって大きな変革の年になりました。充実した素晴らしい一年になったと思います。来年度も生徒・職員一丸となってよりよい一年になるよう頑張りましょう!
2019年3月22日
2019年03月22日(金)
安田先生 最終講義!
3月22日(金),今年度で定年を迎えられる保健体育科の安田先生の最終講義が行われました。クラスは2年5組と8組。テーマは長縄を使ったダブルダッチ。
授業の最後に,生徒から感謝の言葉とともに花束が贈られました。
みんなで記念撮影。同じく今年で国分高校を離れることになった中村先生も一緒に。
最後は胴上げで高々と舞いました。
安田先生,36年間お疲れ様でした!
2019年3月20日
2019年03月20日(水)
合格体験談を聴く会
3月19日(火),卒業した3年生の合格体験談を聞く会が開かれました。
鹿児島大学にAO入試で合格。「この強化は誰にも負けない!という教科をまず作ってください。そこで自信をつけて全体に広げていきましょう!」
和歌山大学にAO入試で合格。「AO入試は自己推薦入試です。高校自体の様々な活動を通して自分のアピールできるポイントをたくさん集めてください。これでもかというほど情報を集めることも大事です。」
鹿児島大学に推薦入試で合格。「本をたくさん読んでいたことが,小論文にとても役立ちました。夢・目標を絶対に諦めないという強い心を持って頑張ってください!」
鹿児島大学にセンターあり推薦で合格。「国分高校は夢を見つける場所。先生方はどんな夢でもサポートしてくれます。自分の夢を探してください!」
一般試験(前期)で佐賀大学に合格。「勉強を楽しいと思えるようになりましょう。1日も無駄にせず,受験・進路実現に生かしてください!」
一般試験(前期)で大分大学に合格。「まず一刻も早く苦手教科をなくしましょう。結局合否を決めるのは勉強量です。センター試験でE判定でも,最後まで諦めずに頑張ることが大事です!」
一般試験(前期)で広島大学に合格。「頭の中でもう一人の自分に教えるという感覚で深く理解することが大事。今の自分の生活を振り返って,まずは勉強時間を増やすことから始めましょう!」
1・2年生は授業よりも真剣に?しっかり聴いていました。
生徒代表お礼の言葉。
卒業生の皆さん,ありがとうございました。これからそれぞれの道で頑張ってください。
2019年3月8日
2019年03月08日(金)
平成30年度 3月行事予定表
3月行事予定表を掲載します。
なお,本行事予定表は,1・2年生へ配付しました行事予定表の一部を変更しました。お知りおきください。
【変更点】 朝読書の欄において,以下のように変更しました。
1 見出しを 「朝テスト・朝読書」から「朝読書」に変更
2 3月20日 ○を×に変更
3 3月22日 ×を○に変更
2019年3月1日
2019年03月01日(金)
県教育委員会賞等 授賞式
2月28日(木),同窓会入会式終了後,1・2年生も着席して授賞式が行われました。全校生徒がそろう最後の場です。
「いきいき教育活動表彰」SSHの全国大会での文部科学大臣表彰等が評価され,サイエンス部生物班が鹿児島県から表彰されました。代表の生徒が受賞。
「高文連芸術文化賞」全国総文祭への連続出場等が評価され,美術部の生徒が高文連から表彰されました。
「県教育委員会賞」8名。代表の生徒1名が賞状を受け取りました。
「3カ年皆勤賞」 44名。代表の生徒1名が賞状を受け取りました。
各賞の受賞者の皆さん,おめでとうございます。
2019年03月01日(金)
同窓会入会式
2月28日(木),卒業に先立って同窓会入会式が行われました。
同窓会長歓迎の言葉。
同窓会規約の説明。
生徒代表挨拶。
卒業記念品贈呈。記念の判子が贈られました。入学等の手続きで早速使えますね。
創立105周年を迎える国分高校は,19821名(30年度卒業生を含む) の卒業生を送り出してきました。その歴史と伝統を受け継ぎ,立派な社会人になってください。
2019年2月22日
2019年02月22日(金)
SSH成果発表会
2月21日(木),霧島市シビックセンターにてSSHの成果発表会が行われました。国分高校のSSHは多くの方々のご指導をいただき,1年目を終えようとしています。今日はそのお礼と報告の会です。
校長挨拶。
SSH主任の先生から,GS(グローカルサイエンス)やサイエンス研修,舞鶴最先端研修,課題研究等1年間の活動内容や成果が報告されました
続いて1年生のGSで行った課題研究の発表。
「霧島の観光について」
「霧島の水について」
その後は多目的ホール前や1階のホールでポスター発表。
多目的ホール前では,普通科1年生の課題研究班が発表しました。
「童話を他の国と比べたときの違い」
「子供の権利条約について」
「集団心理~ゴミ問題~」
「生徒問題について」
1階のホ-ルでは,理数科の1・2・3年生が発表しました。
1年生物班「ヤクシマオニクワガタの研究」
1年化学班「酢を作ろう」
2年物理班「グリーンフラッシュの謎に迫る」
「もみ殻を最大限活用したバイオエタノールの生成」
3年生物班「7300年たっても立ち直れない?~大隅諸島のエンマコガネと幸也火砕流の関係」
昼食は交代でとりました。
午後は再びステージでの発表。
理数科2年生物班「ヤクシマエゾゼミはなぜそこにいるのか?」
会場の1年生からは多くの質問が出されました。GSの講演会でもよく挙手をして質問をしています。このこと自体もSSHの成果かもしれませんね。
理数科2年地学班「蒲生川河川敷で見られる貝化石層の堆積環境を探る」
こちらも質問が相次ぎました。
最後に,元JAXA職員の柳川孝二先生による特別講演「宇宙の扉を開こう~見て,考えて,そして~」。宇宙や未来への夢を語ってくださいました。
成果発表会終了後には,国分高校SSH運営委員会が開かれました。発表会に関しては,生徒からの質問の多さや熱心な取り組みが評価されました。
別室では柳川先生を囲んでの座談会も行われました。役15名の生徒・職員が参加しました。
ご来場くださった皆様,ありがとうございました。今後とも国分高校をよろしくお願いします。
2019年2月4日
2019年02月04日(月)
サイエンス部 九州大会 初制覇!
2月2日(土)~3日(日),佐賀県の佐賀大学に於いて,九州高等学校生徒理科研究発表大会が行われました。今回は国分高校理数科史上初めて,理数科課題研究の全班=理数科2年生が全員が出場しました。
朝,バスで国分高校を出発し,昼前に佐賀大学に着きました。
午後は各部門に分かれて研究発表です。
物理班の発表(グリーンフラッシュの研究)。
化学班の発表(バイオエタノールの研究)。
生物班の発表(ヤクシマエゾゼミの研究)。
地学班の発表(別府川の貝化石層の研究)。
リラックススしていい発表ができたでしょうか。
2日目の朝,会場前にて理数科2年生全員で記念写真。
2時間ほどポスター発表を見学したあと,部門ごとに生徒交流会。グループに分かれて自己紹介で仲良くなり,マシュマロチャレンジで交流しました。アイデアを出し合い,協力して優勝を目指します。
表彰式では地学班が「最優秀賞」を受賞し,国分高校理数科史上初めて,九州制覇を果たしました!
最優秀賞の大きなトロフィーとともに,地学班の記念写真。
他の班は残念ながら入賞は叶いませんでしたが,大会を通して色々な課題も見えてきたようです。それをもとに研究をブラッシュアップして,夏の全国総文祭や理数科大会で活躍して欲しいと思います。九州制覇を果たすまでには時間がかかりましたが,これからはそれが当たり前になっていって欲しいものです。さあ次は全国制覇です!
2019年1月22日
2019年01月22日(火)
平成30年度 2月行事予定表
2月行事予定表を掲載します。
2019年1月21日
2019年01月21日(月)
大学入試センター試験
1月19日(土)~20日(日),いよいよ大学入試センター試験です。本番です。会場は第一工業大学。
毎年,学食を国分高校の控え室として使わせていただいています。
最後の確認をする姿があちこちで見られます。
体調管理のためにマスクをしている生徒が多いですね。
先生方も質問に備えて待機しています。
先生方の激励と見送りを受けて,いざ出発!
受験票はもちましたね?
控え室を出て,各試験会場へ。
試験の合間を縫って昼食。腹が減っては戦はできません。この時ばかりはリラックス。
両日とも最後の科目が終わる頃には外は暗くなっていました。
3年生にとっては長い長い2日間でした。お疲れ様でした。
2019年1月18日
2019年01月18日(金)
3年生頑張れ!センター試験激励会
1月18日(金),5限目に明日から始まる大学入試センター試験に向けて,激励会が武道館で行われました。
校長先生から激励の言葉。
学年主任の先生から。「周囲を気にせず平常心で臨んでください。」
各教科の先生方から,直前アドバイス。教科ごとの注意点や受験の際の心構え等が話されました。写真は地歴公民科と数学科の先生。
先生方の話をまとめると,「体調管理に気をつけ,平常心で,できる問題から,1分1秒も無駄にせず,最後まで解ききる!」ということになりそうです。
最後に進路主任の先生から日程や携行品等についての全般的な説明がありました。
その後は試験会場である第一工業大学に行き,控え室や試験場の場所を確認しました。
3年生の皆さん,これまでの努力を信じて,精一杯頑張ってください!
2019年1月8日
2019年01月08日(火)
平成30年度 3学期行事予定表
3学期行事予定表を掲載します。
なお,3学期行事予定表は1月8日(火)現在の予定です。
最新の行事予定は月ごとの行事予定表をご確認ください。
2018年12月25日
2018年12月25日(火)
九大アカデミックフェスタ2018で最優秀賞!
12月22日(土),九州大学が主催する「九大アカデミックフェスタ 2018」に,理数科サイエンス部の4班が出場しました。この大会は本来7月末に計画されていましたが,台風の影響で12月に延期されたものです。当日は鹿児島県のプレゼン講習会も計画されていたため,各班から3名ずつ(物理班は2人)の計11名が参加。発表は全てポスター発表でした。
物理班の発表。
化学班の発表。
生物班の発表。
地学班の発表。
ポスター発表の後は,講演会もありました。
結果発表を前に。手応えがあったのでしょうか。表情は明るいですね。
審査の結果,九州を中心に有力校が多数参加する中,なんと…,
生物班が最優秀賞!本人達もびっくりしたようです。
そしてさらに,化学班が3位入賞!しかもこれらは部門ごとの成績ではなく,全体での順位です。
終了後出場者全員で記念撮影。これだけの出場者の中で,並み居る強豪を抑えての1位と3位!素晴らしい成績です。
国分高校から参加した11名で記念撮影。国分高校理数科サイエンス部の歴史にまた1つ大きな成果が加わりました。
参加した皆さん,お疲れ様でした。
2018年12月20日
2018年12月20日(木)
SSH国分高校理数科課題研究発表会
12月19日(水),理数科の課題研究発表会が行われました。今年は4班中3班が全国大会出場権を獲得,全ての班が九州大会の出場権を獲得していますので,この校内発表会で1位をとるのは県大会優勝よりもずっと難しいのです。しかしこの発表会の結果が,来年のSSH全国大会や理数科大会ステージ部門の出場チーム選考の参考にされるため,各班とも本気です。さらに今年から近隣の学校で科学系部活動の指導をされている先生方を審査員としてお迎えし,審査も本格的です。
まずは校長挨拶。
生物班の発表(ヤクシマエゾゼミの研究)。
物理班の発表(グリーンフラッシュの研究)。
会場の視聴覚室は満席で,後方では立ち見が出るほどでした。審査員の先生方の厳しい視線が怖いくらいですね。発表した生徒たちはさぞ緊張したことでしょう。
地学班の発表(蒲生川の貝化石の研究)。
化学班の発表(バイオエタノールの研究)。
審査もしていただいた霧島ジオパークの石川先生に講評をしていただきました。また審査員の先生方からも一言ずつコメントをいただきました。
質疑応答も活発で,大いに勉強になったのではないでしょうか。審査員の先生方,見学にきていただいた皆様,ありがとうございました。
2018年12月18日
2018年12月18日(火)
GS女性科学技術者講演会
12月17日(月),GS(グローカルサイエンス)の時間に,1年生全員を対象として,「女性科学技術者講演会」が行われました。講師は種子島にある国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所 薬用植物資源研究センターの安食菜穂子先生。講演のタイトルは「薬用植物~自然からの贈り物」。
種子島から国分高校1年生のためにわざわざお越しくださいました。
実は身近な場所にもある薬用植物について,わかりやすく説明してくださいました。
「世界の誰も知らないことを私は知ってる!という喜びが,研究の醍醐味です。皆さんも課題研究でそんなわくわくする研究活動を楽しんでください。」
男性に比べて女性の研究者は少ないようですが,最近は「リケジョ」という言葉も広まり,女性の研究者も増えつつあるのではないでしょうか。国分高校生の皆さん,世界で誰も知らないことを研究してみませんか?
安食先生,お忙しい中,国分高校のために貴重なご講演をありがとうございました。
2018年12月17日
2018年12月17日(月)
サイエンスキャッスル2018 ベスト3入賞!
12月16日(日),水俣市で行われたサイエンスキャッスル2018に理数科サイエンス部2年生の生物班が出場しました。書類審査の結果,上位12研究に選ばれ,口頭発表を行いました。
会場は審査員の先生方や出場する高校生,引率の先生方で満員の状態で,ステージに上がってからかなり緊張したようです。
発表時間が7分と短いのがこの大会の特徴です。なんとか時間内に終えることができました。質疑応答では的を射た鋭い質問に対してちょっと答えに窮する場面もありましたが,なんとか乗り切りました。
昼食の後はポスター発表です。口頭発表への参加チームはポスター部門の審査対象外ではありますが,ポスター発表を行って他校の生徒と交流することができました。
ポスター前にはエゾゼミ類の標本やPCを準備し,アニメーションを使ってより詳しく仮説の説明等を行いました。
熱心に質問してくれています。
審査結果の発表です。
昨年は現3年生がエンマコガネの研究で同じく口頭発表に出場したものの,入賞はできませんでした。
さあ今年の結果は…,「水俣環境アカデミア賞(3席,ベスト4)!」
参加した6名全員がステージに上がり,賞状をいただきました。
表彰式後,ポスター前で記念写真。
なかなか1位をとるのは難しいですね。しかし九州大会や全国大会の常連校の中でのベスト4入賞は立派です。お疲れ様でした。
2018年12月17日(月)
舞鶴最先端サイエンス研修
12月12日(水)~14日(金)の4日間,東京・筑波で舞鶴最先端サイエンス研修を実施しました。参加者は1年生の生徒12名(男子3名,女子9名),引率教員2名です。
12日(水) 7:30~ 鹿児島から羽田までは飛行機で移動。羽田空港からは地下鉄等を利用して東京大学まで移動です。生徒達はこれから始まるサイエンス研修にわくわくです!
11:00〜 東京大学に到着。最寄りの駅から東京大学までは総長室総括プロジェクト機構「プラチナ社会」総括寄付講座の五十嵐悠先生が案内してくださいました。
東京大学工学部内にある「プラチナ社会」総括寄付講座の会議室で昼食をとらせていただきました。隣の部屋はJAXAの会議室でした。
12:30〜 東京大学で行われたJST主催の「低炭素社会戦略センターLCS シンポジウム」に参加しました。サステナビリティの視点から地球の低炭素社会の実現を目指すためのシンポジウムです。日本のトップレベルの研究者が集い,講演や発表が行われました。高校生の参加は国分高校のみでした。
最初はポスター発表を見学しました。本校生は積極的に疑問点や興味を持った点を質問しました。先生方はやさしく,わかりやすく説明してくださいました。
ポスター発表の後は東京大学総長室顧問および国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)低炭素社会戦略センター(LCS)副センター長の山田興一先生のご講演を聴くことができました。「明るく豊かな低炭素社会」に向かう2050年の姿をわかりやすく学ぶことができました。写真は講演前の生徒と引率の先生の様子です。
15:00~ 次は東京大学でのワークショップです。会場までの移動中に,赤門で記念撮影を行いました。
ワークショックでは東京大学 国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構「プラチナ社会」総括寄付講座の代表である菊池康紀先生にご指導をいただきました。
まずは本校生(3班)が課題研究のテーマ発表。
霧島の観光班の発表。
数学班の発表。
次に持続可能な社会を考えるために,本校生が調べてきた「霧島市の水について」を発表しました。
次に菊池先生によるサステナビリティについての講義,ワークショップがありました。持続可能な社会を創造するために,自分達が「すべきこと」,「したいこと」,「できること」を考えるワークショップでした。
菊池先生,五十嵐先生から貴重なご指導・ご助言をいただきました。今後の課題研究に生かしていきます。
19:00~ 東京大学の研修の最後は,学食で菊池先生,五十嵐先生,鹿児島出身の東京大学の学生と食事をとりながら交流を深めました。東京大学ではサステナビリティについて多くのことを学ぶことができました。
2日目 13日(木)
9:00~ 筑波のJAXAで施設見学やロケット事業についての説明を聞き,宇宙工学について多くのことを学びました。
13:30~ 理化学研究所では,理化学研究所の役割や施設・設備見学,万能細胞についての講義を受講し,科学技術者・研究者の心構えや研究の魅力・やりがいを学びました。
16:20~ 筑波大学での研修では,農学部,理学部の研究室を見学したり,留学生と交流をしたりしました。英語でのコミュニケーション能力も重要!研究室では大学・大学院生の研究内容を紹介していただき,大学での研究の様子を知ることができました。
筑波大学の研修の後半は,鹿児島出身の藏滿司夢先生に,「わたしがSSHで学んだこと」という講義名で授業をしていただきました。研究の魅力や,SSHの柱である課題研究を通してコミュニケーション能力や科学的思考力,協調性,リーダーシップ等,現代社会で求められている様々な資質・能力を育成することができるということを学びました。
3日目 14日(金)
9:00~ 国立科学博物館を見学しました。動物や植物,化石,岩石,機械等,様々なものが展示されており,大いに刺激を受けました。
3日間の研修を通して,科学技術に対する理解が深まり,科学的リテラシーを養うことができました。また,東京大学でのサステナビリティについての講義や課題研究の発表・質疑応答を通して,サステナビリティについての理解も深まり,最新の研究手法や分析方法について学ぶことができ,とても有意義な研修となりました。関係者の皆様,ありがとうございました。
2018年12月14日
2018年12月14日(金)
理数科朝礼(12月)
12月13日(木),12月の理数科朝礼が行われました。理数科3学年そろっての朝礼は今回が最後になります。
3年生のスピーチ。自分の経験を元に,進路が決定しても気を抜かないように!と語ってくれました。
2年生のスピーチ。
1年生のスピーチ。
理数科主任の若松先生のお話。「ビタミンを最初に発見したのは日本人の鈴木梅太郎なのですが,世界的にはそうは思われていません。それは発表された論文が日本語で書かれていたからです。科学の世界でも英語は大事なのです!」
3年生にとっては最後の理数科朝礼でした。これまで課題研究等で多くの成果を上げ,その経験を元に多くのことを後輩達に伝えてくれました。
後輩達は先輩方の後ろ姿を追いかけ,成長しています。そして颯爽と追い抜いていくのでしょう。
そうやって国分高校理数科の今の活躍があります。
2018年12月13日
2018年12月13日(木)
理数科の課題研究に「情報班」誕生!
理数科の1年生の課題研究は,班分けが終わり,これまでの物理・化学・生物・地学に加えて,数学班と情報班が新たに立ち上げられました。現在は「GS(グローカルサイエンス)」の時間を中心に,研究テーマの決定に向けて活動しています。ちなみに情報班はプログラミングについて学び,アプリの開発等に挑戦するそうです!
12月11日(火),情報班の生徒5名が,お隣の第一工業大学を訪れ,プログラミングによってどんなことが可能なのか等についてご指導いただきました。
集積回路等も見せていただきました。みんな興味津々ですね。
さあどんな研究になるのでしょうか。情報班の皆さん,頑張ってください!
2018年12月5日
2018年12月05日(水)
マレーシアセントフランシス学院の生徒と交流
12月4日(火),2学期末考査最終日,マレーシアのセントフランシス学院の高校生8名が来校し,主に生徒会の生徒たちと交流しました。
まずは書道室で,日本の文化である書道を体験してもらいました。お手本のレベルが高いですね。
色々な文字を書いたようですが,なぜに「唐揚げ」?
被服室ではあやとりで交流しました。これも日本の文化ですね。丁寧に説明しています。もちろん英語ですよね。
最初は何ができるかわからなかったと思いますが…,
「ほうき」ができて,ちょっと嬉しそうです。
こちらは「橋」でしょうか。
お互い満面の笑みで,楽しく交流ができたようですね。
言葉が通じなくても心は通じ合える!でも言葉が通じると,さらに一歩深く通じ合える。2つのことを感じることのできた交流会でした。
2018年11月22日
2018年11月22日(木)
平成30年度 12月行事予定表
12月行事予定表を掲載します。
2018年11月19日
2018年11月19日(月)
バイオ甲子園 優秀賞(2位)受賞!
11月17日(土),熊本市の国際交流センターで行われたバイオ甲子園2018の最終審査に,理数科サイエンス部の生物班が出場しました。最終審査には書類審査を勝ち抜いた9研究が出場。
昨年はエンマコガネの研究をした現3年生が最終審査に残れず悔しい思いをしました。今回はそのリベンジを果たすべく,国分高校として3年ぶりの最優秀賞を目指して大会に臨みました。
テーマはヤクシマエゾゼミの研究。
発表もわかりやすく,質疑応答もほぼ完璧でした。
審査結果を待つ間に,ポスターを使ってお互いに発表しあい,主に九州各県から参加した他校の生徒と交流を深めることもできました。
さあいよいよ表彰式です。
結果は優秀賞(2位タイ)! 最優秀賞を逃したのは残念ですが,強豪ひしめく大会での優秀賞は胸を張れる結果です。ちなみに最優秀賞は同じ鹿児島県から出場した市来農芸高校。ベスト3に鹿児島県勢が2校入るという結果になりました。
閉会式後の記念撮影。いい顔をしています。
バイオ甲子園2015では,ノコギリクワガタの研究をした先輩方が最優秀賞を受賞しています。また来年,それに続けるよう挑戦して欲しいと思います。
※写真は,バイオ甲子園事務局から提供していただきました。ありがとうございます。(バイオ甲子園HPもぜひご覧ください。http://www.biotech.gr.jp/kousien/2018/20181117report.pdf)
2018年11月17日
2018年11月17日(土)
1年生 サイエンス研修④ Eコース(スポーツ科学・工学)
11月14日(金)のサイエンス研修Eコース(スポーツ科学・工学)の報告です。Eコースには77人の生徒(バス2台)が参加し,午前中は鹿屋体育大学で研修を行いました。
外から見ると4~5階建ての建物ですが,中に入ると全面吹き抜けの天井がとても高い屋内練習場でした。効率よく,かつ安全に競技力を向上させるための「スポーツ科学」について教えていただきました。
走るフォームや…,
サッカーのキックのフォームを撮影し…,
その場で解析!
バッティングのフォームも撮影し…,
その場で解析! SSHの課題研究でも「スポーツ科学」をテーマにしてもいいのでは?
屋内プールも見せていただきました。
大学の概要やスポーツ科学の意義についても学ぶことができ,大変勉強になりました。
鹿屋体育大学の関係者の皆様,ありがとうございました。
午後は京セラ総合研究所で研修を行いました。京セラ総合研究所の皆様ありがとうございました。
1年生全員を対象にしたサイエンス研修は,SSH事業の一環として今年から始まりました。5つのコースそれぞれにとても有意義な研修を行うことができたようです。今後はさらに内容を充実させ,発展させていく予定です。今回ご指導,サポートしていただいた皆様,本当にありがとうございました。
2018年11月17日(土)
1年生 サイエンス研修③ C・Dコース(社会科学・工学)
11月14日(金)のサイエンス研修C・Dコース(社会科学・工学)の報告です。Cコースには20人の生徒が参加し,午前中に(株)トヨタ車体さんで研修。Dコースには21人の生徒が参加し,午前中に鹿児島県工業技術センターと(株)マイクロカットさんで研修を行いました。
Cコース,(株)トヨタ車体さんの玄関前で。
Dコース,県工業技術センターでの研修。研究者・技術者の心構えとして,「失敗はない。うまくいかない方法がわかったという学びがあるだけ。」という言葉がとても印象的でした。SSHの課題研究にも通じる考え方だと思います。
シラスバルーン等の製造工程や鹿児島県の重要な工業製品の展示も見せていただきました。
Dコース,(株)マイクロカットでの研修。技術者の心構えやものづくりの重要性を教えていただきました。
様々な作業,機械も見せていただきました。
午後はC・D2つのコースが合流して一緒に鹿児島県立埋蔵文化財センターで研修を行いました。
開講式の様子。
遺跡等からの出土品の説明。写真は古銭のようですね。
出土品のクリーニングの様子も見学させていただきました。身を乗り出して熱心に説明を聞いていますね。
保管庫を見学中。
こちらは出土品の撮影を行う部屋です。デジタルカメラが主流になってきた現在でも,こういった撮影には映像を加工しにくいフィルムのカメラが使われているそうです。
内容も豊富で有意義な研修ができました。(株)トヨタ車体,(株)マイクロカット,県工業技術センター,埋蔵文化財センターの関係者の皆様,ありがとうございました。
2018年11月17日(土)
1年生 サイエンス研修② Bコース(自然科学)
11月14日(水)のサイエンス研修Bコース(自然科学)の報告です。81人の生徒が参加しました(バス2台)。
まずは岩戸公民館の裏の林道を歩きながら阿多火砕流や岩戸火砕流の堆積物を見学しました。講師は鹿児島大学名誉教授の大木先生と霧島ジオパークの石川先生です。
新川渓谷では,加久藤火砕流の堆積物や溶結凝灰岩上に形成された甌穴群,水中に生育するカワゴケソウなどを観察しました。
横川の大出水(おおでみず)では美しい湧水を生み出す地質についての学習,水文地形の観察,水生生物の観察を行いました。
国分方面に戻る途中のドライブインからは,霧島連山を観察することもできました。
最後は鹿児島神宮の裏で、第4期地質の観察,大昔の貝塚の観察を行いました。
講師として同行していただいた石川先生,ありがとうございました。